メイン

音楽&映像の話 アーカイブ

2005年04月04日

ジレンマ

B0002V02QE.09.jpg
最近聴くのは、コンピものです。
音楽は詳しくないので、センスがいい人が選曲してくれるので助かります。
問題は、iPod Shuffleだと、曲の間が切れてしまうこと。
アルバムを読み込む時に、全体を1曲にまとめることで解決できますが、
そうすると、当然、スキップやシャッフルが出来なくなります。
ジレンマです。

World Standard.03-A Tatsuo Sunaga Live Mix
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001FAEV4/qid=1112574319/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-4150505-7381812

Sound Concierge #401 Do Not Disturb
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000E6YU4/qid=1112574425/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/250-4150505-7381812

2005年04月15日

『名も無きアフリカの地で』

B000197HG0.09.MZZZZZZZ.jpg

舞台は、戦時下に祖国ドイツからケニアに逃れてきたユダヤ人家族の生活ですが、
主義主張に固まっていなくて、戦争にこだわらず、男女のあり方、文明のあり方など、
見る人の立場や経験によって、いろんな感じ方が出来る秀作です。
台詞の一つ一つに重みがあって、心に響きます。
銀座シネスイッチでロングランというのもうなずけます。
久々に、「ええもん見させてもらいました」ってかんじ。

2005年04月26日

キングダム・オブ・ヘブン

kingOfHeaven.jpg
試写会に行ってきました。
ストーリーは、「グラディエーター」に見られたような、騎士道精神+愛・平和、なのかな。
ビジュアルは、さすが、リドリー・スコットといえるもの。申し分ありません。
「お金がかかってる」というだけじゃなくて、絵がとってもきれいで、迫力があります。
魅力的な「仲間」が早々に戦死するのは、少々残念。
もう少し、「主人公以外」を出してほしかった。
とはいえ、満足度高いです。
元々、時代物は得意でないですが、この監督が撮ると、モダンに見えるから不思議。
2時間20分の長さを感じさせない映画です。
DVDが出たら、ゆっくりと大画面で堪能するつもり・・・。

2005年04月29日

アラーキー+安田芙充央(Yasuda Fumio)

blue1.jpg
http://www.fumioyasuda.com/japanese/blue.html

初めて、「アラーキー」の名前を知ったのは、まだ、学生の頃か。
『写真時代』には、強烈なインパクトがありました(いろんな意味で・・・・)。
安田芙充央>アラーキーと一緒に音と映像のコラボレーションを仕掛けているピアニストだそうな。(知りませんでした)
アラーキーの写真に合わせての即興演奏・・・すばらし過ぎです。
つい最近の東京の風景が、モノクロームで安田氏のピアノと絡む様は、ひどく昔の風景を見ているような錯覚に陥ります。
脳の中で眠っていた感覚が目覚めるような音楽です。
写真のアルバム『Heavenly Blue(天の青)』買いました。

2005年05月19日

国籍

jacket_m.jpg

クリスタル・ケイって、いいっすね。
父親が、アフリカ系アメリカ人。母親が、韓国人。
本人は、横浜生まれのアメリカ国籍。
活躍の場は日本で、立ち振る舞いは日本人そのもの。
彼女を見ていると、国籍や人種の曖昧さとともに、「ハイブリッド」の良さが際だってます。

2005年07月16日

Ray

ray.jpg

良い映画です。
レイ・チャールズ成功の影には、厳しくも優しい母親と良くできた奥さんあり、と言うお話しです。
野球で言えば、「落合」?(微妙に違うかも)
才能+意志+共感、たぶんこのどれかが欠けても彼の成功は無かった事でしょう。

2005年07月22日

木村カエラ

coca-15748.jpg

最近気になっています。
ステージは見たこと無いですが、
J-waveの彼女の番組聞いていると、ずいぶんと繊細で古風な女の子の印象です。
奥田ファミリーの中で、スクスク育ってる感じ。
存在がイイですね。

ブログ:http://kaela.jugem.jp/#

2005年07月28日

Cool movie!

梅雨が終わったと思ったとたん、強烈に暑い日が続きます。
油断大敵です。
夜もおそらく熱帯夜です。
そんな夜に、感動ものの映画はちょっと暑苦しい。
クールに自分の感覚を研ぎ澄ませるartな映像がちょうどいいかも。
私はこんなDVDを液晶プロジェクターで壁いっぱいに大きく映し出して涼をとっています。
アート系DVDは、中古が意外に安いので、ねらい目です。
でも、内容に依っては、はずしたりするのでリスクもあります。
思いがけずヒットがあるので、ダメもとでゲットしてみましょう。(^_^;
普通のお店にはあまり置いてなくて、東京都写真美術館や世田谷美術館などの売店にあります。
通販などでも買えるので、捜してみてください。

*観られない人が多数だったようで、作り直しました。
 QuickTimeが入っていれば観られるはず。(たぶん・・・)

pg.jpg
GAS DVD 「Power Graphixx」

続きを読む "Cool movie!" »

2005年09月05日

ムットーニ

main.jpg

この名前を初めて聞いたとき、イタリア人かと思っていました。
しかし、「武藤雅彦」という名の、れっきとした日本人です。
随分前に、ラフォーレミュージアムでみた彼の個展は衝撃的でした。
彼の作品は、ブリキのおもちゃのようでもあり、宗教絵画のようでもあり、
懐かしくもあり、未来的でもあります。
時間や国籍を超越した世界観があります。
暖かく、不思議な夢のような世界です。
今、渋谷パルコミュージアムで、「MUTTONI MUSEUM」(〜9/12)やっています。
時間がない人も、なんとか行きましょう。

PARCO ART.com

ムットーニ オフィシャルサイト

2005年12月07日

中島美嘉ベスト

mika_best.jpg

J-waveを聴いていたら、本日発売ということで。
下北のレコファン覗いたらあったので、早速買ってきました。
ベストと言うだけに、殆ど耳覚えのある曲ばかり。
1曲を覗いて、CFソング、番組テーマソング、主題歌というものすごい。
彼女の声質や歌い方は、強く自分を主張しないけれど、
ずーっと心に残る表現力がありますね。
ウォーキング中に聴こうと思って、Shuffleに入れたけど、
しみじみしてしまいました。
ウォーキングには合わないっすね。(^_^;

2006年01月08日

Million Dollar Baby

mdb.jpg

こんな大人になれたら・・・・。
いくつになっても、クリント・イーストウッドは、憧れる大人の一人です。
少々迷いが生じた時、この映画を見ると吹っ切れるかも。
何度か観たくなりました。

2006年02月24日

冬のアスリート達

fire_runert.png

『炎のランナー』
大好きな映画です。
オリンピックを見るたびに、この映画を思い出します。

類い希なる肉体を、
あるのは、国家に、
あるのものは、民族に、
あるのもは、神に、
そしてあるものは愛する人のためには燃焼します。

共通しているのは、我が信じるものに捧げること。

久しぶりに、この映画を見ています。

2006年05月08日

ピアノマン@大垣

Pianoman.jpg

音楽家でプログラマーで3Dモデラーで株ディラーで発明家のお友達から、良いビデオを頂きました。
アドレスは、こちら。

http://www.youtube.com/watch?v=oHcw-oP8TXU

自称『努力の天才」である彼は、肩書きの通り色んな分野に能力を発揮するマルチな人です。
ピアノだってこの通り。
すでに、音楽や株の世界では、ネットで名前が渡っている模様。
目下ピアノのライブ演奏がマイブームだそうで、しばらく株のディーリングにパソコンのキーボードを打っていた手の感触を、ピアノの鍵盤に戻すべくリハビリ中とか。
コンプリート版ビデオに期待集中。
良く、上手いスポーツ選手のプレーを見ると自分でもやりたくなりますが、
浅はかにも鍵盤が欲しくなっています。(^_^;

【追記】
こんな音楽も・・・
http://www.bit-motors.com/~artworks/photo/snd/sbtg.mp3

2006年06月11日

コンプレックス

IMGP3363.jpg

久しぶりに、『AI』を見ました。
観た人なら分かると思うけど、そう何度も観たいと思える映画ではありません。
なんか、“暗い”んですよね。
お腹を抱えて笑えるシーンなんてゼロ。
スピルバーグ作品なのに。
キューブリック脚本だから?
派手に宣伝した割には、興行成績が伸びなかったのはそのせいでしょう。
じゃ、嫌いかっていうとそうでもなくて、
DVDを買うほどに手元に置いておきたい作品です。

続きを読む "コンプレックス" »

2006年08月05日

真夏の夜の海の底

atlantis.jpg

「やっぱり、夏は暑くなくっちゃ!」とは言うけれど、
ちょっと馴染めない暑さです。
都心の夏は、アスファルトとこのコンクリートの照り返しに加え、
冷房の排熱が加わって、田舎育ちの私には、生物にはキビシイ環境に思えます。
そんな灼熱の夜に自宅を海の底にする映像を一つ。

続きを読む "真夏の夜の海の底" »

2006年08月24日

ロケンロールなSF映画

Lost in Space(ロスト・イン・スペース)
1998年公開のSF映画です。
小学生の頃は、図書室のSF本を殆ど読み漁り、
今も仕事柄、この手の映像を揃えるに熱心な私ですが、
この映画は特にお気に入りです。
SF映画と言えば、派手なアクションや、精緻なCGがお決まりですが、
こと、GUI(Graphic User Interface)に限ってみると、凝っている作品は結構限られてきます。

続きを読む "ロケンロールなSF映画" »

2006年08月28日

久々の「ジャケ買い」

IMGP4375.jpg

巡回コースの青山スパイラルにて、
久しぶりの“ジャケ買い”をしました。
アルバムは、『SUMMER JAZZ』(Universal Music GmbH)
理由は単純・・・。

続きを読む "久々の「ジャケ買い」" »

2006年09月27日

秋の夜長に聴くオペラ

NHKの「トップランナー」をよく見ます。
先日出ていたのが、森 麻季さん。
私は、初めて知ったんですが、有名なオペラ歌手とか。
オペラ歌手って、ちょっと“体格のいい人”が普通なのに、
森さんは、今風の女性らしくスマートな体型。
にもかかわらず、番組の中で歌われた声量がすごい!
全然体型と合わない・・・。
きっと、骨格がいいんでしょうね。
イタリアでのオペラ留学ので苦労話や、
彼女の音楽に対する真摯な態度に心打たれたというのもあってか、
気が付いたら、Amazonでポチリしてました。(^_^;
オフィスのオーディオで聴いたんだけど、
人間の声とか、アナログ楽器ってーのは、サブウーファーで低音を出すようなシステムじゃイカンですね。
JBLとかのでっかいスピーカーがほしいです。
それにしても、これが人の声か!という感じ。
力強いけど、透明感のある優しい響きなのは、彼女自身を表しているかのようです。
大音量で、目をつぶって聴いてると、
彼女の声に包まれて、
虚空の空間を漂っている気持ちになります。
一切の外界の音が入らない、最高のオーディオシステムを搭載した車があったら、
ドライブしながら聴くのも一興でしょう。
こう言うのは、三河の車がいいなぁ。(^_^;

2006年11月22日

クルマ好きの子供が増える?

セブンイレブンで『Cars』買いました。
ストーリーは、子供向けもあって、超シンプル。
しかしながら、作り超マニアック。
クルマ映画ならではのコダワリが随所にあります。
古いクルマ好きなら、モデルになったクルマを当てるのも良し。
レース好きなら、路面に飛び散るタイヤのカスや、クルマの挙動に注意するも良し。
特に、タイヤやホイールの描き方や動き、土の飛び散り方などは、なかなか。
3Dマニアは、スピード感の出し方が参考になるでしょう。
音楽も良いです。
古いアメ車ほしー!
V8サイコー!
ルート66、走りてー!
ってなります。(^_^;

続きを読む "クルマ好きの子供が増える?" »

2006年12月11日

たぶん、初めてのSF映画

『海底2万マイル』
『八十日間世界一周』とともに、おそらく、初めて観たSF映画です。
SF大好物な小学生だった頃、このジュール・ベルヌH.G.ウェルズアーサー.C.クラークなどを読みふけったものですが、映像は、強烈にインパクトが残りました。

続きを読む "たぶん、初めてのSF映画" »

2007年01月31日

謎の遅延新年会

R0010878.jpg

遅ればせながら、某謎のグループの新年会を開催することに。
場所は、今なおコアな中央線沿線文化の起点、中野の某所。

続きを読む "謎の遅延新年会" »

2007年02月15日

もっとも元気が出る1枚

IMGP5620.jpg

『The Blue Hearts』(ザ・ブルーハーツ/スーパーベスト)

ブルーハーツは、恐らく知らない人がいないくらいに有名なバンドですが、
仮にその名を知らない人でも、どこかで聴いたことがあるくらい、
映画やCMの中で楽曲が使われることが多かったバンドでもあります。
「ムーブメント」呼べるほどに、非常に多くの人に影響を与えたバンドでもあり、
漫画や映画、ファッションなどに、今でもその影響を見ることが出来ます。
「メッセージ色の強いバンドは成功しない」なんてことが言われてましたが、
このバンドは、そんな仮説を吹っ飛ばした感があります。
政治にしろ、経済にしろ、教育にしろ、
何かと矛盾がてんこ盛りなこの時代。
心地よいものばかりじゃなくて、
こんなストレートな主張を訴えつづけるメッセンジャーが出てきて欲しいもの。

とにかく、元気が出る楽曲ばかり。
仕事でへろへろになった帰りの車中で、
少々遮音性が弱いカッパ1号の音漏れを気にしつつも、
いつもより、ボリュームを5割り増しにして、
若干歌ったりもします。(^_^;

「・・・聞こえてほしい あなたにも ガンバレ!」

【SUPER BEST】
1.リンダ リンダ
2.人にやさしく
3.シャララ
4.ロクデナシ
5.ラブレター
6.平成のブルース
7.キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー)
8.ハンマー
9.チェインギャング
10.TRAIN-TRAIN
11.ラインを越えて
12.僕はここに立っているよ
13.英雄にあこがれて
14.青空
15.終わらない歌
16.ブルーハーツより愛をこめて
17.1985

河本ヒロト ドキュメント】「リンダリンダ」歌ってるヒロトって、岡本太郎に似てる・・・。

人にやさしく

Ongen】若干、試聴できます。

2007年05月02日

連休お仕事乗り切りソング

imgp6086.jpg

休日前後、もしくは休日中の仕事にはなかなか気合いが入りません。
おまけに、天気が良いとなるとなおさら。
「とりあえず、FMがかかっていればオッケー」ってレベルの、「堕落した」音楽生活者なんですが、
久々に、下北のレコファンに立ち寄りました。
上記の如く、「堕落した〜」なので、贔屓のArtistもなく、
Usedの、めっけものDVDなどを漁ろうかとうろついていたとところ、
店内でかかっている曲が、やたら元気がいい。
「これって、気合いはいるかも!」
ってわけで、お買い上げしたのが、これ。

『Avril Lavigne/The Best Damn Thing』(アヴリル・ラヴィーンベスト・ダム・シング

超メジャーな彼女ですが、くどいけど「堕落した〜」なので、詳しくは知りません。
とにかく、シンプルで元気なノリが気に入りました。
何となく、奥田民生ファミリーのような、「力が抜けた」自然な感じがええですね。
バイクや車で、ちょいとかっ飛ぶにもいい感じなアップテンポなノリも小気味よしです。
ロドでちょいと音量上げて、連休の空いた都内を走ろうかしら。
因みに、彼女のメイクのポイントは、とにかく「マツカラ」だそうです。
他の化粧はしなくとも、マツカラだけは忘れないというコダワリやさんです。
かわいいっすね、そーゆーの。

さらに因みに、今日のレコファンの店員は、下北には珍しく、若い頃の「梶芽依子」を彷彿させる、70年代系の美人ではないかと。

2007年05月10日

生ゴミの臭いがする未来

映画『ブレードランナー』が公開25周年になるとか。
『2001年宇宙の旅』と合わせて、最も影響のあったSF映画といえるこの映画が公開されたのは、1982年。
あれから、すでに4半世紀というのも驚きですが、25年前に描かれた近未来の風景に、温暖化や、エネルギー問題を抱える現代が、オーバーラップしてしまうのは、まさに『近未来SF』をリアルに感じてしまいます。
「チリ一つ無い、清潔な世界」が一般的なイメージだった当時のSFにおいて、リドリー・スコットの表現する未来は、クルマが空を飛ぶテクノロジーがありつつも、薄汚れていて、「生ゴミの臭い」が臭ってきそうな世界でした。
デザインを担当したデザイナーのシド・ミードも、この映画で広く知られるようになり、日本でディスコなんかもデザインしたり、ゲーム機器のデザインをやったりと、かなり「手広く」ビジネス展開したみたいですね。
彼が描くスケッチは、なかなか魅力に溢れていて、当時、多くの工業デザイナーのスケッチが、シド・ミード風になりました。
駆け出しの工業デザイナーだった私も、当然の如く彼の画集を買って、それ風のスケッチに励みましたした。
シド・ミードは、多くの肩書きでは、「Visual Futurist」とありますが、実は彼は、工業デザイナーというよりは、今の科学技術をベースに、未来の暮らしや社会を想像し視覚かする、というのが得意分野だったようで、彼のデザインなる現実に作られた工業製品は、イマイチパッとしないものが多かったようです。
まぁ、最新テクノロジーを感じさせるものではあったけれど、美しくはなかった、って感じでしょうか。
この辺りは、キューブリックが見せた『2001年宇宙の旅』の黄金比率のような造形美とは、少々異にするところでしょう。
もっとも、そういったミードの「生活臭」のあるテクノロジーデザインは、リアル主義のリドリー・スコットには、ジャストフィットだったようで、この映画のビジュアルを支えた功績は大きいでしょう。
そういえば、リドリースコットのもう一つのSFの代表作である『エイリアン』では、奇才H.R.ギーガーは、内臓や性器から発想した宇宙船や宇宙人を描く作家としてメジャーになしました。
リドリースコットは、リアリティーに拘る監督として有名だそうですが、彼の表現に合うクリエーターを見つけてくるのが上手いです。
ディテールに拘る監督の映画というのは、ストーリーと離れて見ても、なかなか楽しめるものですが、
この映画も、見る度に発見のようなものがあって楽しめます。

そういえば、前エントリーのアシモ映像。
アシモがそつなく歩くのが、バラ色の未来とすれば、
ブレード・ランナーに描かれる未来は、アシモが転んで、砕け散った現実の未来のようにも見えます。
次は、転んでも起き上がって演技を続けてほしいなぁ。

「ダダダダ、ダイジョーブデス。ププププ、プログラムヲゾッコウシマス」
ってね。(^_^;

2007年10月31日

ドライビングミュージック2点

告白しますと、レゲエは、結構好きです。
高校生くらいのころ、冷房がなかった自分の部屋を閉め切って、
汗を掻き掻き、遠いジャマイカの夏を想像しながら、
ボブ・マーリーなんかを聴いていました。
って、時々、EL&Pなんかも聴いていたので、我ながら節操がありませんが。(^_^;)
でも、あの、スッチャカ、スッチャカって能天気なノリが心地よかったんですよね。
昼間っからビール、全然オッケー。
仕事なんて程々に、お気楽にいこうよ。
みたいな。

もひとつ、「カバー」が好きなんです。
楽曲拝借して歌うヤツね。
あれって、自分の曲じゃないので、さほど歌の世界に「力が入っていない」んですよね。
どっちかってーと、自分の雰囲気全面押し出し。
俺だったら、こんな風に歌うぜ、チョチョイのチョイ、みたいな。
そういう「頑張りが入っていない」のは、聴いてて楽なんす。

左の「Lovers Pop」って、見るからに力入っていないタイトルのアルバムは、
J-POPのレゲエアレンジカバー。
もう、ドンピシャ。(^_^;)
のんびりとしたハッピーな気分100%なんで、マターリドライブにもぴったり。
先日の東北ツアーでも、田舎道を巡航モードの時にかけてました。
青春映画やドラマのエンディングにも似合いそう。
のんびり、ハッピー好きにお勧め。
リンクから視聴出来ます。

もう一つは、「アンダー・ワールド」の新譜「Oblivion With Bells」。
どこかでたまたま視聴したら良かったんで、近所のレコファンで買いました。
音楽プアーなんで、良く知らないんですが、売れてるんですかね?
行くたびに「入荷待ち」。
国内版のDVD付きだったんですが、先日ようやく、1枚見つけました。
こっちは、ちょっとコンテンポラリーなところもあって、夜の東京を「傍観」するのに良いかも。

せっかくiPod touchを買ったので、カッパ1号のカーオーディオをiPod対応にしたいものです。

#そういえば、とってもストリートラバーな、自由な方々のことを「レゲエのおじさん」って言いますが、
あの呼び方は嫌いじゃないっすね。
なんか通じるところありそうじゃないっすか。ない?
なんか、ちょっとだけ「愛」を感じるんですが。

2007年12月05日

ブルース・ウィリス、ワンマンショー

「ダイ・ハード4」です。
久しぶりに、DVDを借りました。
一言で言えば、「ブルース・ウィリスワンマンショー」でしょうか。
すべてが予想の範囲で、意外な展開はありませんし、
考えさせられるような問題提起もありません。
そんな作品ではないと思いつつも、もう少し深みがあっても良いかとおもいます。
悪役のアンちゃんも、イマイチオタク的キモさに欠けるし、ちょっとバカっぽい。
一味の中には、親ほどの歳のおっさんも混じっていて、オタク集団っぽさを弱めています。
チョイワルオヤジやら、「ヤマカシ」やら、カンフー使いの姉ちゃんなどとと関係も弱い。
体育会系とオタク系って、そもそもあんまり交わらんだろうって思うんだけど。
いろんなジャンルのオタクと、やんちゃなアナログオヤジとの対決シーンを盛り込みたかったんでしょう。
でも、どうせやるなら、徹底的にオタクして、等身大の二足歩行ロボットと戦わせたら?

第1作では、「なんで、おれがこんな目に遭うんだぁ」って憤っていたブルース・ウィリスも、4作目にもなると迷いはありません。
もう、すべての「あり得ない展開」に対応していきます。
地球最後の日が来ても、おそらく彼なら何とかして生き残る、そんな気になります。
もう少し、湿っぽいところや、複雑な人間関係がほしい、って思うのは私だけ?
最後に、初めて銃で敵を殺したオタク青年に「男になったな」ってセリフには、唯一考えさせられました。
イラクに派兵されている兵士に見せてあげたい。

2008年01月12日

やたらとワインが飲みたくなる映画

『プロヴァンスの贈り物』です。
イマイチ映画に気持ちがイカナイ今日この頃。
リドリースコットとラッセルクロウという、『グラディエーター』のコンビの名前を見つけて借りました。
お話は、仕事に明け暮れた男が故郷に帰って人間的な生活に目覚めるという、新しくはないテーマですが、
リドリースコットは、小気味よいテンポとウィットで、現代風の夢物語に仕立てたようです。
美しい南プロバンスの風景と、
シャトーとワイン、Smartと胸の谷間が頻繁に出てきます。
ちょいといいワインが飲みたくなって、少しだけ、フランス語が好きになります。
そんな映画です。

『グラディエーター』では、あの世でしか最愛の人に会えなかったラッセルクローが、
この世で、ハッピーエンドを迎えます。
リドリースコットらしいというのか、
ウィットやら引喩に塗れていて、
それらの意味を解釈するためと、
口説き文句のお勉強のためだけとしても、
なかなか悪くない選択です。
次は、買い込んだワインを飲みながら観ようとと思います。
つか、今、そうしてます。(^_^;)

続きを読む "やたらとワインが飲みたくなる映画" »

2008年02月13日

クルマと音楽

クルマと音楽は、切っても切れない関係かと思います。
欧州車では、少ないようだけど、
米国車では、映画やテレビで「カーラジオから音楽」ってシーンが多く見られます。
彼女が助手席に乗ると、ラジオをチューニングして、ご機嫌なナンバーがかかるというシーンは、お決りだし、
映画『バニシング・ポイント』では、ラジオを通してドライバーを応援するDJが、おあつらえ向きな曲をかけます。
中央高速に乗ると、ユーミンの「中央フリーウェイ」一節を反すうする人は少なからずいるでしょうし、
カラオケで、RCサクセションの「雨上がりの夜空に」を聞かせるオジサンもいるはず。
つか、私ですけどね。(笑)

今回のお買い上げは、『Hits of the 60's』。
60年代の、たぶんアメリカンポップス。
下北のレコファンで、10セ枚組を1680円で売っていたので、福袋でも買う気分です。
ちょっこと聴いてみると、どこかで聴いたものもあれば、初めて聞くものも多いです。
でも、旧き良き時代の雰囲気たっぷり。
乗っているクルマが、旧いアメ車だったら、もうぴったりだったでしょう。
クルマ好きなら、愛車の発売時期に流行っていた音楽をストックしておくのは悪くないアイデアかと思います。
「Route Sixteen」を通って、福生でも流しながら、アメ車気分で聴きますか。

↓「雨上がりの夜空に」

続きを読む "クルマと音楽" »

2008年03月06日

独創的で美しいカルトSF映画

『God Diva』(ゴッド・ディーヴァ)

2004年に公開されたフランス映画です。
監督は、Enki Bilal(エンキ・ビラル)
あまり知られていない人のようですが、サイトの説明によると、
「ブレード・ランナー」や「アキラ」に影響を与えているとか。
ほとんどがCGで作られ、生身の人間は3人のみ。
ストーリーは、フランスらしくよく分からないし、
CGの実写的完成度は低いけれど、
映像表現やデザインはすばらしいです。
映画としてみると、評価は難しいでしょうけど、
映像の刺激を受けたい人にはうってつけ。
たぶんね。(^_^;)

続きを読む "独創的で美しいカルトSF映画" »

2008年03月19日

SFの巨星、スターチャイルドになる

star_chield.jpg

アーサー・C・クラークが、亡くなりました。
子供の頃は、SF大好き少年だった私にとって、
図書館にある彼の著書はバイブルでした。
といっても、すでに内容は忘却の彼方ですが、
科学的な説得力ある描写に感心したことは、印象に残っています。
彼の作品に影響を受けて、科学者や宇宙飛行士を目指した人も少なくないでしょうね。
少なくとも、私が、工業デザイナーを目指した大きなきっかけの一つであった事は確かです。
改めて、彼の作品を読みたいですね。

心から、ご冥福をお祈りします。

続きを読む "SFの巨星、スターチャイルドになる" »

2008年05月14日

人生は、泡の如き?

sony_form.jpg

毎回、ソニーのイメージビデオは愉しめます。
音楽は、もっと印象的でもよかったかも。
こうなると、次回、何になるか気になります。

2008年08月04日

1000マイルの燃焼

『DUST TO GLORY』
BAJA1000のドキュメンタリームービーです。
2年前の映画ですが、
・・・すごい映画です。
オフロードレースの迫力が伝わる、美しくダイナミックな映像もすごいし、
レース映像だけでなく、そこレースにかかわるすべての人の熱い想いを余す事なく表現しています。
レーサー親子、関係スタッフ、観客すべてがこのレースを愛しているという感覚がビシビシ伝わります。
それにして、無茶苦茶なレースです。
コースには、観客や一般のクルマが飛び出てくるし、
もう死人が何人でても不思議じゃないって感じ。
なにが起きるかわからない、超ハードな人生を、
1000マイルに凝縮したようなレースです。
ゴール出来るのは、
知恵とタフさと幸運を合わせ持った人のみ。
日が落ちた暗闇の荒れ地を、
ヘッドライトの明かりだけで疾走する神経は常人ではわからないです。
つか、往っちゃってます、完全に。
この映画を観て、
「ああ、オレもこのレースに出たい」って言う人と、
「オレには絶対無理、このレースに出たくない」
って意見が分かれるそうですが、
私は、絶対に後者。
でも、憑かれる人の気持はわかります。

このDVDは、買いです。
乗り物好き、レース好きじゃなくても、
何か生きる刺激が欲しい人にもうってつけ。
生きる本質が見れます。

それにしても、このレースにちなんで付けられた名前のバイクを持っていることが誇らしいです。(笑)

2008年09月09日

青春ソング

先日、NHKの『SONGS』という番組を、たまたま夜中に見たら、
薬師丸ひろ子の特集をやってました。
ちょっと太めになってたけど、彼女の声は、若い頃と変わらない透明感に溢れ、聞き入ってしまいました。
彼女はデビューから30周年とか。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するなど、女優業もすばらしい彼女ですが、
歌に関しても、松本隆をはじめ、当時の最高の布陣で固められた中、映画主題歌をヒットさせました。
特に美形という訳でもなくて、色も黒かったりして、
うちの母などは、「こんな黒くて”ちんくしゃ”な子が売れるンやねぇ」って言ってましたが、
(あんたが言うな、って思いましたけど)
とにかく、当時は売れに売れました。
青春真っただ中だった私なども、どっちかといえば、その辺にいるごく普通の女の子くらいにしか思っていなくて、
どっちかといえば、はすに構えて見てたほうですが、
改めて、彼女の声を聞いて、その素晴らしさに感動した次第。
現在も活躍している彼女と同世代のアイドルには、松田聖子が最右翼でしょうか。
松田は、太陽のような明るさと、前へ前へ出る強さを感じますが、
薬師丸は、どっちかといえば、引っ込み思案で、ついはずみで芸能界に入ってしまった普通の女の子のイメージを引きずっています。
芸能界に入るなら大学を卒業してから、という母親の約束を守って、玉川大学に入ったのもアイドルとしては異例でしたし、
普通の家庭で堅実に生活を送ってきたお嬢さんという印象です。
実は、実家は港区青山だとか。
地方から出てきて、なんとか芸能界で成功したいなんてハングリー精神とは、無縁そうにみえるのも、
福岡から出てきた松田聖子とは好対照にみえます。

続きを読む "青春ソング" »

2008年10月01日

お宝CDになるか

Amazonでお買い上げです。
薬師丸ひろ子『Goloden Best』。
滅多に昔のアルバムなんて買わないんだけど、
今回は、再発見って事で。
癒されます・・・。

収録曲は:
1. セーラー服と機関銃
2. 探偵物語
3. すこしだけ やさしく
4. メイン・テーマ
5. “Wの悲劇”~Woman
6. あなたを・もっと・知りたくて
7. 「野蛮人のように」~ステキな恋の忘れ方
8. 紳士同盟
9. 時代
10. 元気を出して
11. 語りつぐ愛に
12. 天に星.地に花.
13. ささやきのステップ
14. 2×2 Two by two
15. Windy Boy
16. 100粒の涙
17. 瞳で話して
18. 手をつないでいて
19. A LOVER’S CONCERTO

2008年11月19日

貴重な映像になるか?

earth_f01.jpg

ようやく、『earth』のDVDを借りて観ました。
こりゃすごい!
まずは映像がすごいし。
普通なら絶対に観る事ができない、
場所や動物達の映像をとびきりに美しく見せてくれます
どうやって撮ったの?って感じ。
俯瞰は、気球で撮ってるみたいだけど、
動物のシーンなんて狙って撮れるわけではないだろうし、
何週間も待つんだとか。
作品になった何倍もの映像があるんでしょうね。
音楽もいいです。
雄大で、かつ映像の邪魔にならずに高めてくれます。

続きを読む "貴重な映像になるか?" »

2008年12月11日

3番目の“彼女”

『僕の彼女はサイボーグ』っていうDVDを見ました。
ストーリーは、こちら
どこかで、見た感じだと思ったら、『猟奇的な彼女』の監督、クァク・ジェヨンの“彼女”シリーズの3作目でした。
日本が舞台だけど、外国人の監督と言う映画です。
「ラストサムライ」などそうだったけど、
やっぱり「そりゃないだろー」ってところがあります。
まぁ、時代考証や展開などは、かなり大雑把。
えっ?、いきなり大地震?みたいな。
でも、同様に良い面もあります。
細かいところにこだわらない分、勢いで素直に愉しめるところがあります。
日本の監督だと、心理描写や人間関係が複雑になりすぎて疲れてしまうことがありますが、そういう心配はありません。
というか、あまり細かいところにこだわる映画でもないでしょう。
ラストサムライでは、渡辺謙が光りましたけど、
この映画では、間違いなく、主演の綾瀬はるかです。
彼女をキャスティングしたところで、90%は出来上がりですね。
グラビア系かと思っていたんですが、結構色んなドラマや映画にも出てるんですね。
勉強不足でした。
ちょいと、ソフィー・マルソーなんかにも似ているし、
良い女優さんになって欲しいです。

2009年02月06日

H・G・ウェルズが泣いた!

51n7dnVBS-L._SS500_.jpg

『新・宇宙戦争』(監督:C・トーマス・ハウエル)

H・G・ウェルズの名前だけで借りました。
強烈な・・・脱力です。
ここまでの脱力感は、味わった記憶がないほど。
映画制作というのは、予算の確保が大事とは聞きますが、
この映画は、予算が足りないってレベルじゃなくて、
はっきりと、「予算がない」と言い切れるレベルです。
予算がないのに、映画を作ってしまって、しかも販売しているというのは、理解し難いです。
今どき珍しい、安っぽいCGと、自主映画のようなセット。
明らかにテンションが低い役者の演技など、ツッコミどころ満載。
つか、マトモな所が一つもありません。
ここまでくると、ある意味爽やかですらあります。
駄作はコメントしないですが、
この駄作っぷりは、伝えたくなりました。
いやぁーホントにすごいなぁ。
H・G・ウェルズは、草葉の陰で大泣きですね。
予算とやる気がない映画のサンプルとしては、とびきりです。
皮肉ではなくて、このダメっぷりは、資料的価値があります。

2009年02月25日

見るべし!白州次郎ドラマ

激動の昭和史を駆け抜けた一人の「侍」がいた—白洲次郎・伝説の生涯を初ドラマ化! 放送日は2009年2月28日(土)からと決定しました。ご期待ください!」(NHKドラマ)

とか。
当ブログでも、「プリンシプルの人」田舎風景」で取り上げましたが、
最もカッコいい日本人の一人として、この人を欠かすことはできません。
何と言っても、自宅団地のすぐ脇に、彼の生涯の家「武相荘」があります。
そこで撮影していたんですね、ワクワク。
知ってる人も知らない人も、必見の番組ですよー!

今週の土曜日9時ですから、お忘れなく!

ああ、今の日本に彼がいてくれれば・・・。

2009年03月01日

映画? 白州次郎ドラマ

いやぁー、期待以上の出来でした。
なんたって、映像が映画みたいにゴージャス。
カットやアングル、色、テンポなど、最新の映画に勝るとも劣らないクオリティーでした。
配役もすごいですね。
どのキャスティングも、これ以上も以下もない感じ。
良くスケジュールが合ったものですね。
制作スタッフのブログで、「力入ってます」ってあったけど、なるほどの出来です。
ケンブリッジの時代が、以外にあっさりし過ぎって声がありますが、
確かに、もう少しあって欲しかったような。
ここまでで、残り2作ですから、この後が、相当に「濃そう」で期待が脹らんでしまいます。

このドラマで、何より嬉しかったので、クルマで始まったところです。
あの、ベントレーを駆るシーンはカッコよかった。
白州次郎のクルマ好きは、つと有名ですが、そもそもクルマすらなかった時代に、
中学生の頃から「マイカー」を持っていたことからして、恐らく、日本でも随一のクルマ好きと言っていいでしょう。
以下、Wikipediaからの抜粋です。

・ 1919年型ペイジ・グレンブルック - 中学生時代に使用。
1924年型ベントレー3リッター - イギリス留学中に所有。
  後にエンジンを4.1/2リッターに載せかえるなどされたが、その後日本に持ち込まれ、
  現在は株式会社ワク井商会が所有している(紹介ページ)。
ブガッティ・タイプ35 - イギリス留学中に所有。イギリスに現存。
ランチア・ラムダ
ハンバー・ホーク
・ランドローバー
三菱・ジープ
・1960年型メルセデス・ベンツ450
・三菱・ミラージュ - 晩年、ショーファードリブンとして使用していた[要出典]。
・トヨタ・ソアラ
・スバル・サンバー
・1968年型ポルシェ911S

彼のこと、あるいは、彼とクルマに関するブログは、多々ありますので、検索してみられると面白です。
クルマ好きといっても、いわゆる収集して愛でるタイプではなくて、
とにかく、走ることが好きだったみたいですね。
Wikiにも、「1925-1926(ヨーロッパ大陸12日間の旅)」の記載があります。
これは、GoogleMapでルートを追ってみたいと思います。
可能であれば、実際に走ってみたいですね。

2009年03月22日

カノッサの屈辱

kanossa.jpg

パトロール先のブログの記事に上がっていました。
昔、(1990年ですぜ!)フジテレビの深夜放送でやっていた『カノッサの屈辱』です。
当時の製品の開発競争などを戦国時代風におもしろく解説していますが、
非常に良く出来ていますね。
作った人(ホイチョイプロ)は、楽しい仕事だったことでしょう。

【カノッサの屈辱#17 3/3 「車三国志 領域拡大への道」】

【カノッサの屈辱#17 2/3 「車三国志 領域拡大への道」】

【カノッサの屈辱#17 3/3 「車三国志 領域拡大への道」】

削除要請がはいる恐れがあるので、観るなら今のうちです。

2009年05月03日

清志郎逝く

「忌野清志郎さん死去 58歳」(asahi.com)

なんてこった・・・残念過ぎ。

「Kiyoshiro - イマジン」

「誇り高く生きよう」

「世界中の人に自慢したいよ」


「君が僕を知ってる」

2009年05月11日

清志郎、最後で初のアルバム

土曜日の「青山ライブ」には、4万人以上のファンが集まったそうで。
私のようなエセファンは、出る幕ではないので、まぁほとぼりが冷めたら、
お墓参りにも行こうかと思っています。
友達の中にもファンは多くて、当日行った人もいますし、
ファンというよりは「信者」に近い某氏は、アジアの彼の地で涙に暮れていることでしょう。
年代的には、まさにど真ん中な私ですが、
当時は、洋楽などにうつつを抜かしていたこともあり、
かつ、清志郎の派手なパフォーマンスに、お利口気取りが邪魔押して、
すっごく気になりつつも、気にしないフリをしてきました。
「ちょっ熱すぎだよね」みたいな感じで。
でも、やっぱり気になって、
耳をそばだてたりしていたのは、事実。
夢中になっている友達も、若干羨ましかったりして。
でも、聴かないフリ。(笑)
でも、清志郎の声や歌は、ずんずんと心の奥に染み入るんですよね。
不思議です。
彼の歌の通りの人生を送ろうとすると、
たぶん、試練のほうが多そうな気もしますが、
でも、圧倒的に楽しそうです。
そうやって影響された人も多いことでしょう。
私も末席の一人かも知れません。

そんなわけで、初めて彼のアルバムを買いました。

【追記】
そういえば、
昔、何で、RCの音楽を聴いていたのかと、思い出しました。
ちょいと気になっていた女の子が、
まぁ、ひどい「RCサクセション狂」で、
その子に、もらったか、借りたかしたテープが最初だった気がします。
そうそう、そのテープだったんだ・・・。

2009年06月21日

ネタ最上の最悪の料理

昨夜、『トランスフォーマー』をテレビでやってました。
映画もDVDも見ていなかったので、少し楽しみだったけど、
こりゃひどいですね。
ストーリーは説明不足、感情移入も無きに等しく、
キャラクター設定も曖昧。
あるのは、派手なアクションだけ。
アメリカなんて、モータリゼーションの国なんだから、
ネタなんていくらでもあるだろうに。
とびきりのいい素材を、最悪の料理にしちまった感じですね。
すっかり2を観る気持ちも失せてしまいました。
う〜ん、なんでこんな映画になるんですかね。
お金も掛かっているだろうに。
すばらしい映画もあるわけだから、
すべてのアメリカ映画がだめなわけでもないでしょう。
もし、子供向けだからってこんな映画にしているなら、
そんな映画やテレビをみて、子供が育ったとしたら、
今のアメリカの凋落ぶりが納得出来てしまいます。
さて、同じように凋落をたどる我が日本はどうでしょう?
最近の日本の子供向け番組はどうなんているのか気になります。

2010年01月04日

世界一運の悪い男が好きな音楽

61mjtk6c8hL._SL500_AA240_.jpg

「昨年」から、年を越しても気になるグループ、「C.C.R.」。
ってわけで、正月早々、いっちょアルバムでも買うたろかいと、ネットを物色していました。
そこで、昨年の中ごろに、CCRの40周年記念のボックス版が出ているとの情報をゲット。
最初は、シャラく、「グレーテストヒッツ」などで、ライトに入ろうと思っていたものの、
どうせ、後から他のマイナー系も聴きたくなるのでは?と考え直して、BOX版をポチしました。
それにしても、「40周年」なんですね。
40年目にして初めて、アルバムを買うとは。

ところで、今日やっていた日曜洋画劇場・新春特別企画「ダイ・ハード4.0」の中で、
B.ウィルス扮するマクレーンが、コンビ役のハッカーの学生と乗ったクルマの中で聴いていたのが、CCRでした。
曲は、「Fortunate Son」。

続きを読む "世界一運の悪い男が好きな音楽" »

2010年02月05日

シリーズの深みを増すX-MENの序章

『ウルヴァリンX-MEN Zero』をレンタルしました。
『X-MEN2』を持っていますが、このシリーズは、結構好きです。
いちおう、SFアクションもののジャンルに属するかとは思いますが、
むやみな殺戮シーンや戦闘シーンは無くて、
良質なヒューマンドラマとしても成立しているところが好み。
ストーリーはしっかりしているし、キャラクターも魅力的です。
今回は、主人公の生い立ちを探るというテーマという点を考慮しても、
少し、今までの作品とは趣を異にしています。
一言で言うと、よりハードボイルドタッチか。
戦闘シーンでは、アメコミ的絵作りは出てきますが、
カナダはロッキー(?)の雄大な風景や、
夕暮れのスリーマイル島での戦闘シーンも、「景観的」です。
主人公のローガンが生まれたストーリーも、上手くひねってあって、
かといって複雑に過ぎず、上手い展開だなと思いました。
ローガンの、ややひねた性格の理由も、うまく説明していますが、
個人的には、もっとヒューマンなシーンを増やしたほうが、
それを失った時の彼の落胆への共感も強まったと思います。
まぁ、「尺」の問題なんでしょうけどね。
アクションの仕上げは、今のレベルで言えば、やや雑だし新鮮みは少ないですけど、
世界観がしっかりと作られているので、さほど気になりません。

それにしても、ヒュー・ジャックマンかっこいいです。
映画のプロモーションでは、本当に人のいいあんちゃんってイメージでしたけど、
あの均整のとれたスタイルはうらやましいです。
この人は、クリント・イーストウッドと重なるのは私だけ?
姿形が似ているということもあるんだけど、
映画の中でのキャラクターが、「ちょっと捻くれたアウトロー」というところで共通性を感じます。
実際は、ヒュー・ジャックマンは、クリント・イーストウッドを意識したことがあるとか。

(「初めて登場するシーンはイーストウッドを意識したんだ」「Chinema Cafe Net))

これからも気になる役者です。

2010年02月13日

期待通りではなかった2作

出歩きづらいので、
見逃していたDVDなどを借りて観ました。

まずは、「トランスポーター3 アンリミテッド」
このシリーズのファンには、問題の無い仕上がりでしょうけど、
何となく、価値観の古さが鼻につきます。
元々、古い価値観が取り柄の作品だけど、
3作目ともなると、さすがに飽きるし、
新しい展開が欲しくなります。
「女はこうだ!」みたいなのは、監督の趣味でしょうか。
少々「アナクロ」過ぎるので、
もう少し、ファッショナブル路線でがんばってほしいものです。

続いて、「スタートレック』
スタートレックは、大好きなシリーズなので、
最新作は気になっていました。
ツタヤで借りて、いそいそとパソコンにローディングしましたものの、
5分で見るのをやめました。
なんで、スターシップの構造体に「H鋼」が使われているんしょうか?
船長が、冷蔵室の入り口にあるような、ビニールの暖簾をかき分けていくのはなぜ?
電子機器類のデザインが、現代のものよりさらに古いテイストなのは、どうして?
そんなディーテールに目がいってしまい、
すっかり気分は萎え萎えモードに。
そんなわけで、内容も何もわかってませんが、
冒頭のディテールには、落胆が大きいです。

2010年02月25日

久しぶりの弦張り替え

ガレージから「発掘」されたギター(クラシック)は、当然のごとく、弦はすっかり経年変化で硬貨していました。
そこで、久しぶりの弦の張り替えです。
そんなことを思っていたら、ポストにギターのショップのチラシが・・・。
なんつータイミングの良さ。(笑)
三宮まで行かないと駄目かなーと思っていたものの(って言っても近いですけど)、
王子公園ってことで、行ってみました。
お店の名前は、「奏でぃ庵」(うるおぼえ)。
エレキが中心でしたが、アコギの弦はありました。
そこで、「初心者」をキーワードに、お店の人に選んでもらったのがこの弦。
3セット500円。
安!
指のグラフィックで、何番の弦かを見せているのは洒落てますね。
さて、張り方もすっかり忘れているので、ネット検索です。
楽器は、病院には持っていけないっすね。

2010年02月26日

偉人伝か、ロードムービーか?

『モーターサイクル・ダイアリーズ』
若かりし頃の、チェ・ゲバラとその友達の南米旅行記を映画化したものだそうで。
そんな事とはつゆ知らず、ノートン500が映ったジャケットから、ロードムービーだと思い込んで借りました。
もちろん、ロードムービーでもあります。
内容は、恵まれた医学生だった彼が、友達と二人で、貧乏旅行をしながら南米を回り、社会の矛盾や、底辺に追いやられた人々と接しながら、成長していくというもの。
映像は、手撮りっぽいところもあって、良く言えば、ドキュメンタリータッチ、悪く言えば、素人臭いところもありますが、
良い意味で、この映画のコンセプトに合った「味」として考えられます。
南米の美しい風景を走るノートンは、バイカーにも魅力的。
バイク映画としてみていたものの、後半はゲバラのエピソードにのめり込んで行きました。
逆に言えば、ちょっとどっち付かずの感もあります。
バイカーとしては、もっと、バイクや旅の魅力を期待したいし、
ゲバラファンもしくは、青春映画見たい人は、旅の前後の彼の人様をもっと深く丁寧に見せて欲しいはず。
バイカー映画として作った意図はないでしょうけど、
たぶん、プロモーションの段階で、先入観を消したかったのかなぁ。
主演のガエル・ガルシア・ベルナルは、ゲバラと雰囲気が似てますね。
他のゲバラの映画にも主演しているようです。
なかなか良い映画だと思います。
とくに、若い方に見て欲しいです。

2010年03月25日

待望の乗り物番組

やってくれました、テレビ東京。

「のりものテレビー働く乗り物、へんな乗り物大集合 全国発掘37連発スペシャル」

来ましたね。
たまたまテレビを付けていて、ぶっ飛びました。
BBCの「Top gear」には、すっかり参っていたところですが、
日本のやんちゃなテレビ局も負けちゃいません。
ナレーターは、大竹まことと、南海キャンディーズの山ちゃん。
それぞれ、メッサーシュミットとイセッタに扮しています。
しかも、3Dアニメと実車のメッサーとイセッタが登場します。
見るからに「好きな」人が作った感じ。
メッサーとイセッタなんて、普通の人が思いつかないだろうし,
3Dはともかくとして、実車まで手配せんでしょ。(笑)
大竹は微妙だけど,天才山ちゃんはハマってました。
巨大ダンプと巨大ショベルカーの戦いでは,乗り物好きの子供は,喜び庭駆け回るです。
何より,番組を作ってる人が、楽しそうなのがいいなぁ。
制作秘話みると、やっぱり・・・って感じ(笑))
こういう番組を、日曜日のゴールデンに毎週流してくれないものでしょうか。

続きを読む "待望の乗り物番組" »

2010年04月19日

姫様用ご機嫌伺いツール

姪っ子の「姫」を、時折預かっています。
ちょっと前までは、ひたすら引き出しを開けて中を出したり、
ブラックホールが如く、食べ物を漁ったりして、
子供らしい元気さというか、
小動物のような行動パターンの姫でしたが、
最近は、母と離れると泣くことが多くなったとか。
想像するに、「寂しさ」の感情が芽生えたようです。
少しずつ、「人間化」している証でしょうか。
で、いったんご機嫌を崩されると、元に戻すのがなかなか厄介。
以前なら、目の前にお菓子を見せると、むしゃぶりついていたのに、
このときばかりは、手で押し返します。
「お菓子でご機嫌取ろうなって、いつまでも子供じゃないからね!」って感じ。

ローソンの書籍売り場で見つけたのがこれ、『トムとジェリー DVD名作選』。(980円)
1942〜1953年の頃の初期の作品32話が入ったDVDです。
Wikiによると、
「ハンナ=バーベラの2人による初期の作品に対しての評価がずば抜けて高い。」
そうで、ちょうどそれらの作品が入ってます。
子供の頃によく見ていましたが、改めてみると、すごく良くできています。
無声映画みたいに、絵像だけで見せるところや、
今のアニメのように、色も穏やかで、動きが激しすぎないのがいいですね。
なにより、猫とねずみが、「仲良くケンカする」様に癒されます。
パーティーなどにBGVとして流しても受けそうですが、
これなら、姫のご機嫌回復の特効薬として期待されます。

2010年05月08日

「怪物くん」始まる

まさに、直球世代でした。
ご存知、藤子不二雄の作品ですが、
「ひねた主人公」ってーのは、今でこそフツーですが、
品行方正、さわやか系が当たり前だった当時、怪物くんのひねくれっぷりは、
意地悪ばあさんと並んで、新鮮であったと記憶しています。
そんな怪物くん役として選ばれたのが、嵐の大野くん。
彼は、まさに「怪物くんキャラ」ですね。
どこかのバラエティー番組で、おじさんのコメンテーターが、
非常にネガティブなコメントをしていたけれど、
私的には、大野くんの起用は、ベスト中のベストではないかと思います。
それと同じくらいに嵌っているのが、フランケン役のチェ・ホンマン。
素でフランケン役を出来る人なんて、この人以外に、
今は亡き、アンドレ・ザ・ジャイアント(モンスター・ルシモフ)かジャイアント馬場くらいしかいないです。
(台詞が「フンガー」だけ、って役は、日本語が達者でない彼にはぴったりだけど、たまにはしゃべりたいだろーなぁ。(笑))
この二人は、実にナイスなキャスティング!ですね。
ドラキュラ役の八嶋智人は、ちょっと原作とは違うけど、まあこの方向もありかなと。
狼男の上島竜兵は、違うんじゃないかなぁ。
チョハッカイですよね、どっちかと言えば。

ドラマの内容は、なかなか良かったですね。
子供番組とは言え、その場限りの楽しさだけでなくて、
社会問題もちょこっと交えて、
今の時代の子供に対して、大人からの働きかけを感じます。
この点は、しっかり原作が理解されているのでしょう。
くだらない番組が多くて、末期症状のテレビ業界の中で、
期待したい番組ですね。

2010年07月27日

料理で見せるドラマ

tenshinowakemae.jpg

7月からやってるNHKドラマ『天使の分け前』です。
滅多にドラマは見ませんが、このドラマは楽しみにしています。
料理に関する映画やドラマは色々ありますが、
これは、今の日本の日常と料理を組み合わせた人間ドラマでしょうか。
主演は、観月ありさ
芸歴の長い彼女だけど、正直、ずっとCM女優で、トンネルズのタカさんにかわいがられているな、くらいにしか思ってませんでした。
演技を見て、「あ、いいな」と思え始めたので、「ナースのお仕事」から。
「齊藤さん」では、完全に贔屓女優になりました。
彼女は、かわいいだけではない、演技を売りにする本物の女優になっていたんですね。
しかも、今や大女優の風格すら出ている感じ。
出演するドラマがいいですね。
今回ののドラマは、手作りの料理が人と人を繋ぐ役目をします。
便利さや時間短縮のために、料理に割かれる時間も気持も、どんどん少なくなっている今、
誰かの為に料理を作ることの大切さや料理の意味を伝える作品になっています。
料理が、ただ、味覚や空腹を満たすものではないという、
当たり前だけど、見過ごされがちな現実を見直そうという意図が見えます。
「親がキチンとした料理を食べさせていれば、子供はおかしくなんてならない」
って誰かが言ってましたけど、たしかに、愛情かけた料理を食べた子供が、
人に危害を加えたり、人をいじめたりするのは想像できないです。
料理の勉強にもなります。
「齊藤さん」といい、今回のドラマといい、
今の時代を、もう一度考え直すキッカケになるような作品の主演に、彼女が選ばれるのは、
サッカーの本田風にいえば、「もってる」んでしょうね。

2010年08月09日

ジョージ・ルーカスの創造の原点はイジメ?

THX1138 white.jpg

『THX1138』
amazonによれば、「ジョージ・ルーカス監督が、学生時代に製作した「電子的迷宮」をフランシス・フォード・コッポラ監督のもとで長編リメイクしたSF映画。」だそうで。
いわゆるルーカスの原点を探る意味で、意義ある作品と言えますが、
そう言ったことを抜きにしても、類い希なる尖った才能と新鮮な感覚が、コッポラの完成度で極められた前衛アート作品と言えます。
アナログとデジタルをリミックスした表現は、今や特別に珍しくないし、真っ白な異空間は、「2010年宇宙の旅」以降、特にSFのコンセプチャルな作品には、時折見られるし、演劇的でもあります。
表現の手法自体、フレッシュというわけではないですが、音楽とグラフィックを完成度高くまとめ上げ、
コンテンポラリーアートの領域にまで高められているので、陳腐感は皆無です。
後半の脱出シーンで出てくるクルマは、ローラのレーサーだとか。
こてこて60年代のこのクルマがまたメッチャカッコイイ!
クルマ好きにも堪らないシーンです。
この件に関する考証は、こちらのサイトに詳しくあります。
内容は、暗く抑鬱的で、娯楽的な要素はほとんど感じないので、娯楽として見るのは間違いです。
映像表現が主体の作品(たぶん)ですが、ルーカスの比喩的表現の解説などもあって、反芻する楽しみも多い作品です。
「地獄の黙示録」などとともに、収集リストのひとつに加えたい一品です。
因みに、Amazonで中古をポチしました。(^_^;)

こちらで、画像入りのレポートあり。

2010年12月25日

シンプルで深い

「MOON〜月に囚われた男〜」
2009年のイギリスSF映画です。

役者は、ほぼ一人で、おそらくは、SFとしてかなりのローコストな制作費かと思いますが、
つくづく、作品の出来は、かけたお金に比例しないなと実感する作品です。
始まりの部分では、違和感や疑問を感じますが、
それが伏線になっていたことは、後で気が付きます。
このタッチは、なかなか見事。
セットの美術は、飛びすぎず、現実的過ぎず、クールで出しゃばらない丁寧な仕上がりなので、ストーリーに集中できます。
少しのユーモアもあり、さじ加減もいい具合で、全体が見えている感じです。
派手な展開があるわけでもないのに、飽きさせないのは、色々と考えさせられるテーマで、ストーリーの展開が読めないことでしょうか。
「人とは何か」という根源的な問いは、「ブレードランナー」などと重なるメインテーマかとは思いますが、
人とコンピュータの関係を、「2001年宇宙の旅」や「アイロボット」などと見比べても面白いでしょう。
また、現代社会に繋がる問題定義もあって、身につまされた人も少なくないと思います。
唯一気になったのは、最後ですかね。
意外にあっさり終わってますが、テーマを固定させないためか、
果たして、続編のためか。
もし、続編があるなら、見てみたい気がします。
深刻で憂鬱なテーマがメインながら、
新しい希望も感じさせるところは、今までに無いSFを感じさせます。
ジャンルを超えてお奨めする秀作だと思います。

続きを読む "シンプルで深い" »

2010年12月28日

交響曲「創造」

年末と言えば、『第九』ですが、
こんな創造の現場を見ると、人類の英知を感じますね。
映画『アイロボット』の導入部では、同じようなロボット製造シーンが流れますが、
機械が機械を生み出すシーンは、充分にSF的です。

2011年01月28日

限度が・・・ない

CG?
普通じゃないです。

こっちは屋外。
ヘンです。

2011年02月01日

HONDA賛歌

こういうCFを見せられると、
嗚呼、自分の所有車のどこかにホンダDNAがあるのかと、
少しだけ誇らしい気持になります。

2011年06月26日

フューチャーデザインのショーケース

鳴り物入りで登場したものの、評判は芳しくなかった『TRON Regacy』ですが、
ようやく、見ることが出来ました。
サックリ感想を言いますと、・・・良かったです。
すごい頑張ってますね。
技術的な事は、他の解説サイトでも見ていただくとして。
デザインへのこだわりが素晴らしい。
とうか、ハンパじゃない。
SFに置ける美術やデザインと言えば、
バウハウス的モダンデザインの『2001年宇宙の旅』、
リアル志向の『ブレードランナー』、
ガジェットスペースの『スターウォーズ』
有機的デザインの『エイリアン』
など、それぞれに関わったデザイナーの世界観が伝わる有名SFデザインの映画があって、
多くのSF映画が、それらの影響を受けています。
多くは、模倣の域を出ていないですが、
トロンは、影響を受けつつも、一歩新しい領域に踏み込もうとしている感じです。
線発光や面発光の技術が、デザインの基礎になっていますが、この技術は近い将来一般的になって、多くの工業製品は家具、自動車などに使われるのは間違いないです。
なので、デジタルの世界を表しつつも、結構な現実感も感じます。
極めつけなのは、そのデザインクオリティーの高さです。
乗り物や、ウェアー、スペースのデザインまで、全てが完璧に整合されて、非の打ち所がないです。
デジタルの世界と言いながらも、荒野があり、クルマは白煙を上げ、雨も降ります。
随所にアナログなモチーフを配したのもバランスが良いです。
これら全てを取りまとめる手腕とセンスには脱帽です。
効果音や音楽も抜かしないです。
この映画は、映画と言うよりも、工業デザイン、フューチャーでデザインを見せるために作ったのではないかと思えるほど。
あと、この映画は、映画館のスクリーンで見るよりも、画面が発光する液晶テレビのほうがいいでしょう。
なんと言っても、そもそも自発光しているので、その方がリアルです。

ストーリーに対して色々低い評価があるようですが、確かに、ちょっと甘いというか、絵作りほどのこだわりは感じませんん。自分のコピーという、恰好のテーマがあるのだから、もっと精神性を極めれば、ずっと盛り上がった事と思います。
その当たりが、ちょっと惜しいですね。しこたまお金をかけてそうが故。
そのあたりは、次回作に期待します。
因みに、初代TRONとともに、DVD+Bluelayをポチしました。

続きを読む "フューチャーデザインのショーケース" »

2013年01月08日

ひろいもの4作

佐用のコメリで中古DVDの安売りをしていたので、つらつらと見ていたら、うっかり買ってしまいました。
『月に囚われた男』
『アバウト・シュミット』
『RADIO ON』
『カンフーハッスル』

なかなか通好みのセレクトではないかと自画自賛。(^_^;
全部で2000円弱。
寒いガレージでの作業では、なかなか風邪が治らないので、
映画でも見ながら養生することにします。

2014年04月21日

寝込んだ日の過ごし方

インフルエンザと風邪の違いは、熱が38度を超えるかどうかがその一つの指標だそうで。
なので、たぶん風邪だと思うんだけど、二日程寝込んでました。
そんなときは、映画三昧と決め込んでいます。
ま、DVDも見飽きたので、YouTubeなんですけど。
で、観たのが・・・
『僕の彼女はサイボーグ』
『時をかける少女』
『AZUMI』
『ワイルド7』
『ぼくらの七日間戦争』
『G@me』
『タイヨウのうた』
などなど・・・。

最後に観た『タイヨウのうた』は、なかなか良かったですね。
主演のYUIは、福岡出身のアーティストだけど、劇中でも同様の役柄を演じ、自然な演技に好感が持てました。けっこうキュンと来ます。
それにしても、この時期の風邪はしつこいです。
そろそろ回復して来たので、製作に復帰せねば。

2014年08月23日

マイノリティーの戦い

恐らくは、「違法」なんだろうけど、ここのところYOUTUBEに上がっている昔のアニメ映像を見ています。
最近嵌っているのが、「サイボーグ009」
言うまでもなく、石ノ森章太郎氏の代表作です。
映画の『X-Men』を観てすぐに思ったのが、「これって、009のパクリでは?」です。
兎に角、世界観が全く同じ。
反社会勢力が開発した超能力者とサイボーグが、正義に目覚めるって流れ。
しかも、登場するヒーローは、誰もマイノリティーで喪失感を抱えると言う点でも同じ。
「なぜ戦わなくては?」
「戦いたくないけど、戦うしかない」
サイボーグ009ナインは、特にその傾向が強くて、一切の戦闘シーンが無い回があるくらい。
アメコミの『X-Men』と『サイボーグ009』は、発表時期が1963年と1964年。
であれば、影響を受けたのはサイボーグ009の方ですが、ほぼ同時期ゆえ、どれ程の影響があったかは定かではないです。
どちらのアニメも、1960に始まったベトナム戦争や世界大戦が大きいのは間違いないでしょう。
「Episode 22 Attack of the Gods」なんて、もはや子供向けアニメじゃないっすね。

009と言えば、『加速装置』でしょうか。
小学生の頃、友達とかけっこをしながら、「加速装置!」と叫んで、足を「倍速」にしながら走ったのが懐かしいです。
もう疲れてヘトヘトなのに、「加速装置!」って叫ぶだけで、足が動いた気がします。
思えば、この『加速装置』に代表されるポップなスピード感を打ち出した日本アニメとしては、このアニメが最初じゃないでしょうか。

ああ、加速装置が欲しい。
カフェバスの製作をしながら、子供の頃よりもずっと強く思う今日この頃です。

2014年09月13日

秋の夜長に聴く弦の音

すっかり秋の空気に入れ替わった今日この頃。
つい先週は、車内の作業がイヤになる暑さだったのに、
今は、朝夕は長袖必須な涼しさです。
夜も長くなって、お酒が入った後、聴いているチャンネルがこれ。
50、60年代中心ののちょっと懐かしい音楽のギターカバーです。
それにしても、上手いなぁ。
楽器を弾きこなせる人は羨望します。

2015年01月14日

深夜食堂

最近観てます。
小林薫って、最も好きな役者の一人ですが、
この食堂のマスターの役も実にハマってますね。
この食堂の在処は、新宿のゴールデン街って設定ですが、私がデザイン学校を出て努めた事務所が、割と近くでした。
大通りを挟んで向かいは、かの有名な新宿二丁目。
たぶん、日本でもっともコアなエリアだったんじゃないかなぁ(笑)。
朝の出勤時はゴールデン街や二丁目の「退社時間」と重なります。
なので、テンションの高いおカマさんや酔っ払いと出会うのはたびたび。
ゴールデン街も稀に連れて行ってもらいましたが、一人で行くには勇気が要る雰囲気でした。
そんなわけで、このドラマの出だしの新宿の風景も、ドラマに出て来る個性的な客も、懐かしさが先に立ちます。
ドラマは作り物ではあるけど、現実にこんな人たちが居ても不思議は無い所だった気がします。
ちなみに、映画化されて、今月の31日に封切りだそうで。

About 音楽&映像の話

ブログ「bitlog」のカテゴリ「音楽&映像の話」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは雑記です。

次のカテゴリは食にまつわる話です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。