« トリム | メイン | 排気ダクトカバーの開閉バーロック完成 »

2014年08月23日

マイノリティーの戦い

恐らくは、「違法」なんだろうけど、ここのところYOUTUBEに上がっている昔のアニメ映像を見ています。
最近嵌っているのが、「サイボーグ009」
言うまでもなく、石ノ森章太郎氏の代表作です。
映画の『X-Men』を観てすぐに思ったのが、「これって、009のパクリでは?」です。
兎に角、世界観が全く同じ。
反社会勢力が開発した超能力者とサイボーグが、正義に目覚めるって流れ。
しかも、登場するヒーローは、誰もマイノリティーで喪失感を抱えると言う点でも同じ。
「なぜ戦わなくては?」
「戦いたくないけど、戦うしかない」
サイボーグ009ナインは、特にその傾向が強くて、一切の戦闘シーンが無い回があるくらい。
アメコミの『X-Men』と『サイボーグ009』は、発表時期が1963年と1964年。
であれば、影響を受けたのはサイボーグ009の方ですが、ほぼ同時期ゆえ、どれ程の影響があったかは定かではないです。
どちらのアニメも、1960に始まったベトナム戦争や世界大戦が大きいのは間違いないでしょう。
「Episode 22 Attack of the Gods」なんて、もはや子供向けアニメじゃないっすね。

009と言えば、『加速装置』でしょうか。
小学生の頃、友達とかけっこをしながら、「加速装置!」と叫んで、足を「倍速」にしながら走ったのが懐かしいです。
もう疲れてヘトヘトなのに、「加速装置!」って叫ぶだけで、足が動いた気がします。
思えば、この『加速装置』に代表されるポップなスピード感を打ち出した日本アニメとしては、このアニメが最初じゃないでしょうか。

ああ、加速装置が欲しい。
カフェバスの製作をしながら、子供の頃よりもずっと強く思う今日この頃です。

投稿者 aw@bitlog : 2014年08月23日 22:45

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3979

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)