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2013年12月 アーカイブ

2013年12月01日

メンテナンスの難しさ

ステンレスタンクの製作ですが、もっとも近いところにある鉄工所で作ってもらえるかも知れないってことで、見積りを取りにいきました。
そこで指摘を受けたのが、「排水タンクの掃除をどうする?」です。
私は、点検口からのホースに拠る洗浄でなんとかなるかなと考えていたんですが、鉄工所の親父曰く、「排水タンクの掃除は、油やらその他のゴミやらが蓄積するので、数ヶ月に一度の割合でもきちんと掃除をしないと汚れが落ちないし、最悪詰まる」です。
う〜ん、鋭い指摘。(汗)
揺れ止めのバッフルもあるし、腕が入る程度の点検口では、きちんとした掃除は出来ません。
ネットで調べたあるキッチンカーは、上蓋付きのタンクになってましたが、それくらいじゃないとダメみたい。
だけど、現状の設計では、タンクは固定式だし、蓋を脱着する構造は無理です。
そこで、猛烈に頭を捻って考えたのが、カウンターの客席側に引き出せる構造です。
カウンターの出入り口なので、このままでは強度は得られないのは明らかですが、パネルと箱状にして応力を得る事で、ブリッジ部分を持たせるアイデアです。
タンクを収めた状態ならなんとか強度を保てるのではないかと。
鉄工所の親父も納得してくれました。
後は、詳細設計をして見積りを出してもらいます。
あ、その前に、保健所にお伺いを立てないと。
大枚はたいてタンクを作った後にNGではシャレにならないです。

2013年12月02日

流用

いつもの様にヤフオクを覗いていたら、こんなもの見つけました。
航空機に使われていた、エンジンカバーの一部とか。
車で言えば、「パワーバルジ」ってとこですかね。
未使用品ってことで、たぶん試作の段階で出来たものかな。
恐らくはアルミ合金製の鈍い光り方で、実際に軽いです。
ボディーの裏側からはめ込んで、リブで固定するんでしょう。
その方式なら脱落はないかな。

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2013年12月03日

ミートローフは食肉加工か?



「カフェバスと仕込み所は、果たして保健所が認めてくれるのか?」

この不安を払拭する為にも、本日、管轄の保健所、龍野健康福祉事務所内の食品薬務衛生課に行ってきました。
用意したのは、カフェバスと仕込み所厨房の見取り図。それに進行中の写真の一部。
別に写真は不要なんだけど、より正確な判断をしてもらった方が間違いが無いかな、ってところですね。
事前にネットで調べたところでは、仕込み所での懸念箇所がいくつかありました。
まず大きなところでは、床がフローリングである点です。ネットで見る限り、床のフローリングはアウトです。厨房の床は、コンクリートベースの耐水性のある仕上げで、水洗いが可能なもの、とあります。しかも、排水口を備えなくてはなりません。これはかなりハードルが高いと言うか、無理。かなり大掛かりな改造になるので、だったら他の物件を探した方がいい、ってことになります。
もうひとつ、かなりダメっぽいのが、トイレ専用の手洗いが無くて、タンクの上のやつのみってとこですね。これも調べた限りでは、完全にアウト。他にも、厨房専用の手洗いが無いのも大いに不安な点でした。
これらの点をすべて改善するように指摘されると、資金繰りが圧迫されるだけじゃなくて、開店の目処が遠のくのは間違い無し。(汗)
さて、そんな不安てんこ盛りの状態で、相談に行ったわけです。

とりあえず、担当として相手をしていただいたのは、女性職員の方でした。
電話での事前連絡で「移動販売」と伝えていたせいか、私の説明と見取り図をみるなり、
「本格的ですねぇ…」
「こんなの初めてや」
そのうち、他の職員の肩や、上の役職らしき人まで、4、5人くらいに囲まれました。
これは、完全アウェーってやつ。
それでも、説明を始めるとなかなか興味を持ってもらえたようで、しかも、フローリングの床も大丈夫だし、トイレの手洗いも、前例があるとかいけそうな雰囲気。
このあたりは、都市部とは違って、地方ならではの判断があるみたい。
設備に関しては、見取り図を見る限り、このまま進めて大丈夫そうで、私としては肩の荷が降りました。
でも、メニューの話になってひとつ問題が・・・。
「ミートローフとか・・・」って言ったところで、
「それは、食肉加工になるかな・・・」って男性職員の方が切り出されました。
私:「えっ!」
職員:「肉の比率が50%以上だとハムなどと同じ扱いになって、食肉加工になるかも」
ちなみに、私が望んでいるのは飲食店の許可ですが、食肉加工業になると途端に扱いが難しくなります。
私:「(んな、アホな…)」
別に他の小売店とかに販売するわけでもないんだけど、兎に角、肉料理は比率が判断基準のひとつになるそうです。なので、ハンバーグなんかもそう。
へんなのは、鶏のつくねは「総菜」なのでオッケーだとか。
「じゃぁ、ミートローフを串に刺せばオッケー?」
っていう言葉を飲み込んで、そこは慎重にメニューを決めるってことにしました。
仕込み所が、「総菜製造」になるか「飲食店」になるかは、検討しますという返事だけど、将来的なことを言えば、飲食店のほうがいいかな。
兎に角、仕込み所もバスも、現状のままの仕様で工事を進める事が出来そうで、かなりホッとしています。

2013年12月04日

飲食店か、食肉製品製造業か

さて、飲食店営業か、食肉製品製造業か、はたまた惣菜製造業かが問われる事になったわけですが、
そもそも「食品に関する営業許可」ってどんなもんじゃーですね。
大きな分類としては、下記の4つに分かれます。

・調理業(飲食店営業、喫茶店営業)
・製造業(菓子製造業、食肉製品製造業、魚介類加工業、惣菜製造業など)
・処理業(乳処理業、食肉処理業、集乳業など)
・販売業(乳類販売業、食肉販売業、魚介類販売業、食料品等販売業など)

この分類は、おそらくは扱うものではなくて、営業形態で分けられている感じですね。
カフェバスは間違いなく「調理業」の中の「飲食店営業」になるわけですが、仕込み所は、「飲食店営業」か「惣菜製造業」かが問われています。
昨日相談に行った龍野健康福祉事務所内の食品薬務衛生課では、惣菜製造業かも?と決定を保留されましたが、そもそもこの分類の元である、「調理業」と「製造業」の定義って何でしょうか。
このあたりをきちんと説明している文書というのも少ないんですが、南部総合県民局保健福祉環境部のサイトの記載には下記のようにあります。

=============================================
提供食品,営業形態等によって許可業種を決定します。(営業形態・取扱品目例)
≪注意事項≫
◎同一食品でも営業形態の違いによって許可業種が異なる場合があります。
   (例) 菓子を製造し  客席を設けて喫食させる ⇒飲食店営業
              持ち帰り(テイクアウト)   ⇒菓子製造業
  そうざいを製造し 製造所の店頭で販売     ⇒飲食店営業
 製造所以外での販売(卸売) ⇒そうざい製造業
      飲食店でめん類を製造し 客席を設けて喫食させる  ⇒飲食店営業
                  持ち帰り(テイクアウト)  ⇒めん類製造業
=============================================

この例を見る限りは、製造した場所で食べるかどうかがひとつの判断基準になっているようです。
では、仕込み所の場合はどうでしょうか?
「製造所以外〜」というところまでは、「惣菜製造業」になりそうですが、カフェバスで最終調理を行って喫食させるので、「販売」ではないし、当然「卸売」でもありません。
じゃぁ、どっちなのよ!ってことですね。
逆に考えると、「惣菜製造業」の許可を得れば、テクアウトの業務形態を取れるってことになります。
若干許可費用が高いんだけど。
でも、惣菜製造業だと飲食の提供が出来ないかぁ・・・。
でもでも、飲食店営業の許可を得ているカフェバスがその場所にあれば、テイクアウトも、飲食もオッケーじゃね?
両方個別に飲食店営業をすることは叶わないけど、当面それは無理だしなぁ。
もっとも、そもそも、車を使った飲食店営業の条件に、
=============================================
生ものは提供しないこと。
営業車内での調理加工は、小分け、盛り付け、加熱処理等の簡単なものに限ること。
=============================================
とあって、仕込み所での調理を条件としているわけだし、給排水の施設など、移動営業ならではの設備もあって、仕込み所と営業車それぞれ単独では成り立たない営業形態なので、仕込み所と車は一体として扱う方が、一番自然な気がします。

さて、次に取扱品目です。
飲食店ではメニューに載せるものになりますが、たつの市保健所の見解は、「ミートローフやハンバーグは、肉の割合が50%を越えると食肉製品になって、食肉製品製造業の許可が必要になる可能性がある」でした。
詳しく尋ねたところ、「飲食店で、その場で調理して出すハンバーグであれば問題ないが、仕込み所で完成したハンバーグをを営業車に積んで販売する点が、飲食店営業の範疇を越える」とか。
ただ、もしこれを言われると、上記の通り、移動での飲食店営業では、ある程度の仕込みをしておくことが条件なので、肉の割合が50%を越える手作り料理は出せないことになります。
生ものがダメ、というのはある程度納得出来るんですが、この「不整合」は納得できないですね。
ミートローフ、自家製ハム、タンドリーチキン、鹿肉のロースト、鹿肉のしぐれ煮、すべてアウト。
あ、タンドリーチキンは、バスのオーブンで焼くからセーフかな。
さてさて、どうしたものでしょう。
この調子で行けば、手作りのかまぼこやチーズやアイスを出そうとすれば、それぞれ、魚肉ねり製品製造業と乳製品製造業とアイスクリーム類製造業の許可が必要ってことになります。
こうなると笑うしかないです。
手作り危うし、ですね(笑)。

続く・・・

【追記】
大阪市の場合を調べてみました。
大阪市自動車による食品営業取扱要綱によると、仕込み所は「一次加工所」ということで、車両と一体で許可を得ることも出来るようです。
こちらは、より現実に即した運用のようです。
(【訂正】大阪市の場合も、一次加工で調理が必要な場合は、やはり別途許可を得る必要があるとのことでした。)
ちなみに、車内ので一次加工(原材料の選別、解凍、洗浄等の下処理)を行う場合は、200Lの給水タンクの容量が必要で、この点は東京との施行事例と同様です。
私が、200L超の給排水タンクに拘ったのは、この制限をクリアする為でもあります。とりあえず、100L程の容量で望む営業は出来そうでしたが、より自由度のある営業と、調理容量を確保しておくためです。


2013年12月05日

カフェバスで、ミートローフを出す方法

たこ焼きやお好み焼きなど、車に拠る飲食店営業の事例が多い、大阪市の保健所に問い合わせてみました。

1.一次加工所は、車両とは別に飲食店営業等の許可を取る必要があるのか?

2.手作りハムやローストビーフは、車の飲食店営業で出せるか?

3.持ち帰り販売と飲食の区切りは?包装は?

1.は、先の修正の通り、調理加工が必要な場合は、適切な許可を取る必要があります。
車の営業許可のみで済むのは、調理加工をする必要がなく、保管のみというようなケースだとか。
通常は、すでに固定店舗を構えている人が、そこを加工所とすることが多いんですね。

2.は、やはり、たつの市の保健所と同じ見解でした。
つまり、肉の加工品で、ハムやソーセージの類いは、調理した場所から出て、別の場所で料理として提供することは、加工製品を販売するのと同じ扱いになって、食肉製品製造業の許可を必要とするということです。もう少し厳格に言えば、「許可を受けた施設外に完成品を持ち出した時点で製造業の扱いになる」って事かな。
この場合のハムやソーセージは、原材料の50%以上の肉が使われているものです。
家庭で作るミートローフなら、ゆで卵や野菜たっぷりなので、クリア出来るかもしれないけど、カフェバスでは、かなり厳しいです。
仕込み所で作る限りは、手作りハムでもローストビーフでもオッケーです。
そりゃそうですね、じゃないと外食は成り立ちません。
でも、移動販売じゃダメ…。
うぬぅ〜、どうしたもんじゃ・・・。
考えるな、感じろ!


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2013年12月06日

キャリィ、エアークリーナーエレメント交換

ネットでポチしたキャリィのエアークリーナーエレメントが届いたので交換しました。
なんとなくフケがイマイチと思っていたら、こんなに汚れてました。
10万キロメンテなんて言いながら、基本のエアークリーナーエレメントの状態を見ていなかったなんて、素人整備の真骨頂ですね。(汗)
交換後は、吹け上がりが良くなった・・・気がします。

スズキ・GD-DB52T(キャリイ)用エアフィルター 962円
送料 525円
ポイント利用分 -211円
合計 1276円

安いっすね。

2013年12月07日

悩みの外装パネル

厨房あたりの窓の外装パネルは、乳白の中空ポリカーボにしちゃうよ!
って言ってましたが、優柔不断な性格ゆえ、心が揺れています。
端面をテープで密封したツインカーボを、ずっとバスの窓枠に貼付けて耐久テストをやっているわけなんですが、やはり水分の侵入が気になっています。
いったん水分が入ったところは、ずっと水分が入ったままなんですよね。
きちんと密封すれば、まず入らないとは思うんだけど、じゃぁ入ったらどーすんのよ?って事ですね。
「絶対に事故は起きません」なんて、某電力会社みたいなことは言えないし、入った水分を排出する術がないのはイカンと思うので、もう一度仕切り直して考えました。
それが、これ。
中空じゃない普通のポリカーボネート板です。
こいつは、「ポリッシュ、ホワイト」って製品。
厚みは3ミリ。
やはり、無垢板のほうが品質感はいいですが、重さはかなり増えます。
比重は1.2なので、2ミリだと、1平方メートルあたり2.4kgとか。
熱膨張は大きめなので、普通は穴に遊びを持たせたビス止めだそうだけど、両面テープでびったりくっつけてしまうと、果たして反りが出るかどうか?
ちなみに、乳白ほどではないけど、完全な遮蔽ではなくて、光は少し透過します。
透過光の有無でも悩みどころです。

2013年12月11日

給排水タンク仕様決定

給排水タンクの見積りを取る為に、近所の鉄工所で話を聞いてもらいましたが、
案の定、色々と見直すべき点があったので、再度設計をし直しました。

・メンテの為に引き出し可能な取り付け方法とする。
・メンテナンスは、フタ方式ではなくて、点検口を複数設けて対応する。

基本はこんなとこです。
フタ方式はメンテナンス性に優れますが、前後に長い形状では気密性を確保するのが難しそうでした。
引き出し方式は、カウンターの腰板を外すわけで、かなり強度が落ちそうです。それでも、板の張り方を工夫して、強度を持たせる方向です。
タンクを横にずらすわけですが、普通に考えるとキャスターをつけようって話になります。
だけど、そうすれば、キャスターの高さの分だけデッドスペースが出来てしまいます。
そこで、キャスターではなくて、戸すべりテープで滑らせる事を思いつきました。

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年代物のパトカー

超久しぶりの「お尻チェック!」です。
GA-VY30型グロリアだそうで。
パトカーなんて普通にリプレースされていくもんだと思っていたんだけど、
こんなのも今だに走ってるんですね。
ま、古そうに見えても、1999年までは販売していたらしいけど。
それでも、やりたい放題なスタイリングの車が溢れている中でみると、この昭和な佇まいは逆に目立ちますね。
四角いボディーは、見切りが良くて運転し易そう。
窓が四隅までしっかりあって、中もスカスカに見えます。
内装なんかも、ホックが多い今の車と違って、ビスで何カ所も留まっているのかな。
装備なんかも気になります。

2013年12月13日

給水タンク回りの構造設計

カフェバスの設計は、想像以上に考えるべき案件が多いです。
隔壁、レンジフード回り、となんとか思い通りの設計で仕上がってきましたが、給排水タンクまわりの設計も、何かと考えるポイントが多くて、私のやれたCPUでは追いつきません。
そこで活躍するのが本物のCPU。
これまたすっかり型落ちになったものの、同じく型落ちになったアプリケーション、MAXON CINEMA 4D 9.6は、不満のない速度で動いてくれます。
ってか、こんなザックリしたレイアウティング作業は、このソフトの性能の1%程しか使っていないんだけどねー。(汗)

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内股な冷蔵庫

冷蔵庫は、AQUAブランドのAQF-12RAってモデルです。
AQUAは、2011年にハイアールに買収されたサンヨーの冷蔵庫ブランドです。
その冷蔵庫をカフェバスの車内でレイアウトしていて、どうも水平が出ない事が気になっていました。
バスの床自体のせいかとも思っていたんですが、原因はこれ。
片側のキャスターが「内股」になっていました。
道理で水平が出ないわけです。
日曜日に、購入店の上新電気のネットショプサポートに修理の依頼をすると、月曜日の今日、メーカーの修理部門がやってきました。
ハイアールのサポートって事になりますが、元々はサンヨーのサービス部門で、かつてはハイアールの修理を委託されていたそうなので、仕事の内容は同じみたいですね。
で、しばし歪んだキャスターを写真の撮ったりして本部に連絡をしていましたが、結局、交換ってことになりました。
見たところ、フレームから歪んでいるようなので、修理不可ってことみたい。

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2013年12月14日

骨太スタイリッシュ

太子のユニクロに靴下を買いに行ったら、
なんと当日限りのセールとかで、うっかりヒートテックのタートルと、色違いのウルトラライトダウンジャケット2着を買ってしまいました。今着ているのが傷み始めたので、ストックしておきます。
これは、重ね着出来るダウンって感じなのでいいですね。
で、折角太子まで来たんだからと、神戸マツダ太子店で、アクセラの試乗と洒落込みました。
もちろん、前回アテンザの試乗で好印象だったお姉さんも目的だったのは当然です。(きっぱり)

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2013年12月16日

目指せ、液化石油ガス設備士!

電気や水道と同じく、ガス機器をガス管に接続するには資格が必要です。
資格自体も工事の箇所によって色々あるみたいですが、室内に引き込まれているガス管とガス器具の間をつなぐ「可とう管」と呼ばれる柔軟性がある蛇腹のような管は、都市ガスの場合、「ガス可とう管接続工事監督者」という民間資格が要ります。
LPGの場合、「液化石油ガス設備士」という国家資格になります。
ガス会社に見積りを出した物の、さて1ヶ月近くになっても音沙汰無しなので、いっそ自分で資格をとろうかと思ったほどですが、どう考えても方向性が違ってそうなので、こっそり自分でやることにしました。

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忘年会 on the Bus

ご近所の仲間で忘年会をしました。
夏は外でやってたけど、さすがに寒いのでバスの車内です。
バスカフェのプレプレプレオープンかな(笑)。
メニューは、もはや定番となった、鹿肉のロースト、タンドリーチキンなどに加え、季節のものとして、熟した柿の生ハムのせ、それにスーパーで見つけるたびに作る小エビの唐揚げ、白菜の中華風サラダと、メインディッシュのチゲ鍋です。
バスの車内は気密性が高いので、小さな石油ストーブだけでそこそこ温かいです。
夜が更けるとじんわり寒さを感じましたが、断熱材が入れば、石油ファンヒータのひとつで十分に暖は取れそうな感じです。
窓の結露は激しそうなので、夏は網戸にした枠を、冬場はポリカーボの二重窓にするのが賢明じゃないでしょうか。
柿の生ハムのせは、なかなかイケました。崩れる程にしっかりと熟した冬柿の食感は、なかなかマッチします。種を取りたいところだけど、種の回りの柔らかいところがいいので、仕方ないですね。
熟し過ぎた柿は、なかなか美味しく食べる方法を思いつかなかったですが、これは悪く無かったので、リピートします。

排水管レイアウト検討

清水タンクと排水タンクには、当然排水弁があって、タンクに残っている水を毎日排水して洗浄します。
その排水の為の配管のレイアウトを検討する為に、寒さもいとわずバスの下に潜りました。
完全に荷室が車輪の上にくるトラックと異なり、バスの地上高と言うのは思ったよりも低いです。
寝台に乗るとちょっと潜るのが厳しくなるほどなので、ダンボールを使います。
それでも、ガソリンタンクやサスペンションメンバー、エアコンラジエータの下などは入れません。
ドライブシャフトを始め、フレーム、ブレーキのパイプやエアコンの配管など、結構色んな臓物があるので、排水パイプはそれらを避けて設計することになります。
パイプは、とりあえず掃除機のパイプで代用してます。
排水タンクの排水口のあたりは、上手い具合にスペースがありました。
左後輪の前側には排水ホースを収められる手頃なスペースがあるので、ここへスムーズにパイプをレイアウトを考えました。
でも前後に走るメインの梯子フレームを迂回させないと・・・って思っていたら、そのフレームに開く穴を発見。なんつーか、計ったようにおあつらえ向きの穴です。
穴の径は約39mm。

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2013年12月17日

水回りのホースとパイプ

給排水タンクの詳細設計のために、必要なホースやらパイプやらの情報を集めています。
まずは、給水タンクから。
・ウォーターフィラー
・注水口
・ポンプまでのホース+ステンレスパイプ
・水量用センサー
・プレッシャーポンプ
・蛇口までのホース(内径12mm)
・外部給水との分岐バルブ
・蛇口(×2)
・点検口
・エアーベント
・排水用タンク取り付け金具
・排水用蛇腹ホース
・床下排水用塩ビパイプ一式
・排水止水バルブ
・排水用ホース(止水バルブ〜排水管)
現在思いつくだけで、これだけの部品が必要になります。
排水タンクの場合は、「点検口」以降は共通です。
給水タンクの最後の排水用ホースは、汚水ではないので、貯水タンクに移し替えることになるかな。

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2013年12月18日

売約済!

キャリーが売れました。
ま、次点候補の人にってことですが。
実は、オークションに出すべく準備を進めてましたが、
一時断念していた近所の人から、再オファーがありました。
値段は・・・自分的にはオークションの最低落札価格としていたものより、少し安め。
オークションでの手数料を考えれば、まぁまぁかな。
本当は、オクでどんな値段がつくか楽しみだったんだけど、顔見知りの人なのでしゃーないですね。
父が乗り捨てたものなので多少の儲けはあるけど、修理の内容から考えれば、相当にお得じゃないかな。
検無し現状相場+車検費用+交換部品代くらいの価格だから、すんごくお得だと思うんだけど(笑)。
ミッションさえ壊れなければ、5、6年は油脂類の交換だけで済むでしょう。
修理などせずに素で売った方がだいぶ得なんだけどね。
おかげで、軽トラの経験値が上がりました。
あんまり役に立たないけどさ(汗)。

2013年12月19日

水回り部品選び

水回りの部品を選ぶ為に、連日ホムセン回りです。
排水タンクからの取り回しは、床上を蛇腹ホースで、床下以降を耐圧ホース(内径:25mm)ででいく方向です。
仕込み所の排水口に伸ばすホースと車体側のホースの間には、こんな具合に止水バルブが付きます。
この部分は、問題無しですね。この仕様で行きます。
蛇腹ホースは、台所排水用の蛇腹ホースとホースナットの組み合わせになるので、「フィッティング」と呼ばれるタンクとの接続部品は、そのホースナットがそのまま使えるものが好ましいことになります。
で、その候補がいくつか上がっています。

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2013年12月20日

満水時の対策

pm95_pac.jpg

給水タンクは、200L超の予定なんですが、
さて、200Lのタンクを満タンにするには、それなりに時間がかかります。
給水口は車内のカウンターの下なので、万一溢れ出もしたらそれはもう大変。
なので、満タンになったら止水して欲しいんですけどね。
ガソリンスタンドのノズルは、「オートストップノズル」って言って、ノズルに油面が来ると自動的に停止する機構があるんだけど、あれが使えればいいわけなんだけど、あれって高いんですよね。
そもそも、水に使うには少々オーバークオリティー。
じゃぁどうしましょうて、かなり頑張ってネットで探していると見つけました。
SANEIの「風呂み〜る」
「定量止水」、指定した量になったら止まるんだそうです。
これは、好都合です。
清水タンクは、営業が終わったら空にしますから、量で計算出来ます。
水栓に繋いで蛇口を捻るだけ・・・すばらしい!
で、ここで気が付きました。

「車内に給水口を付けるのはマズいのでは?ってか外でいいんじゃね?」

給水タンクの位置が高いのでこういう設計にしたんですが、そもそも水道の水圧は高いので、ホースを連結すれば、何も車内に給水口を付ける必要などないはずですね。
ただし、水圧をかけて給水するのは満水になった時にしっかりと停止しないとこれまた惨事になる可能性があります。
そのひとつの手だてが、「自動止水」であったり「定量止水」なわけですが、それでも「万一溢れたら」て事は考えておくのが危機管理ってもんですね。
タンクには「エアーベント」なるものを付けるのは常識ですが、こいつをオーバーフローホースの機能を持たせれば、溢れた水はそこから排出されないかな。
エアーベント以外が密閉されていれば、エアーベントからチューって出るはずですね。
十分にいけそう。
じゃぁ、今の給水口はいらない?
もう部品を発注しちまったよぉ・・・(汗)。
ん、でも、それなりの水圧をかけないと給水出来ないってーのは、それだけでは怖い気もするかも。
タンクが外壁に隣接していれば、両方を兼ねる給水口でいけそうだけど、真ん中にあるのでそれは無理。
やっぱ、ホース直結の給水口を別途付けるのが賢明な気がします。

2013年12月21日

給水関連部品第一弾

発注していた給水関連の部品が届きました。
注文を入れて2日目です。
選定に時間はかかったけど、調達は早いですね。

・プレッシャーモーター
・ストレーナー
・AC-DCコンバーター
・耐圧ホース
・スカッパー(点検口)
・給水ドア
・スルハルホースコネクション
・ホースコネクション
などです。

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2013年12月23日

ネジの規格

目下、パイプの排水口部品でお悩み中です。
当たり前と言われればそれまでだけど、
パイプ物ののネジの規格というのは一様ではないんですね。
素材や用途がかわれば、そはは当たり前の事なんですけど、
異なる分野の部品を組み合わせるのは、なかなか難し事がわかってきました。
なわけで、排水タンクの排水口は、塩ビパイプでまとめようかと。
この継手の先にタケノコが付いて、それに塩ビの蛇腹パイプを繋ぎます。
排水タンクはFRPで作る予定なので、若干厚みが気になるけど、いざとなれば、タンクに接着かな。
FRPに穴あきのステンレス板を埋め込む手もあり?
全体に長くなるので、少しずつ部材をカットして寸詰めしたいですね。
止水弁は、車体の外のホースエンドに付ける予定だけど、水圧がホースに掛かるので、若干危険な臭いもしますね(笑)。
排水には、洗剤やらトマトソースやら、金属には厄介な液体が混じるけど、樹脂なので大丈夫でしょう。
高温の温水もたまには捨てるだろうけど、全体としては高く無いでしょうしね。
さて、問題は給水タンクの排水弁です。
飲料水に適するようにとステンレスタンクにしたので、弁関係も当然ステンレス、…と行きたいところだけど、ステンレスの部材はアホみたいに高いので今のところ塩ビパイプです。
排水タンクと違って、酸やアルカリはないけど、給水タンクには温水を入れておくという「巨大ポット計画」なんてーのもあるので、温度も気になります。(最低限、より高温に耐性のある塩ビを使わないとね。)
なので、止水弁もホースエンドじゃなくて、タンクに直付けくらいな感じじゃないと、衛生的にもちょっとあれです。
本当は、止水弁までの部材を金属にしたいところなので、色々探していますがなかなか・・・。

柿の生ハムのせ

先日作った「柿の生ハムのせ」が想像以上に美味かったので、また作りました。
ま、熟した柿に載せるだけなんだけどね。
でも、これがと〜っても美味いざんすよ。
メロンもイチジクも、そりゃ美味しいんだけど、
熟柿は、種の回りのテロンとした部分が複雑な食感を生みます。
柿って、熟してしまうとなかなか食が進まない感じで、実家じゃそのままゴミ箱行きになっていたみたいだけど、これからは熟すのが待ち遠しくなりそう。
もう家の柿も無くなりそうなので、お正月用に買っておいて熟すのを待つことにします。

2013年12月27日

ネジの話

正直なところ、今までネジの規格なんて考えた事ありませんでした。
車やバイクを弄るのには締付けるトルクを考えるだけでよかったんだけど、気体や液体が流れる配管を繋ぐネジは、「気密性」を維持することがネジに求められるって事に気が付きました。
大きな種類として、配管のネジには「平行ネジ」と「テーパーネジ」ってーのに分かれるようです。
平行ネジは、突き当てにパッキンが備わってそれで気密性を保つ仕組みです。テーパーネジは、文字通りテーパー状の形状になっていて、締付けることで気密性が確保されます。
では、平行ネジとテーパーネジの組み合わせは完全にNGかってーとそうでもないです。
テーパーの雄ねじ+平行の雌ねじの組み合わせはNGですが、平行の雄ねじ+テーパーの雌ねじ可です。
ガスの配管なのでは、白いシールテープを巻かれてねじ込まれているの見かけますが、一般的には平行ネジはパッキンが前提なので、シールテープは使いません。
配管関連のネジの規格は、テーパーネジが一般的だそうで、特に明記されていないものはテーパーネジだそうです。
ちなみに、テーパーネジの表記は「PT」、平行ネジは「PF」です。
まったく初めて知る事が多いです。

【やさしい実践機械講座】ここはネジの解説を分かり易く解説しています。

2013年12月28日

タンク関係のホースワーク

タンクの排出関係の部品が届きました。
こちらは清水タンク関連。
左から、
・30-25mmエルボ
・丸ニップル
・ねじ込みテーパーソケット
・ホースニップル
・25mmボールバルブ
衛生面を考慮して、材質はステンレスと真鍮です。
タンクに雄ねじのニップルを溶接してもらい、内側には異径のエルボを付けます。
タンクからバルブまでの間は樹脂製のホースですが、食品衛生法に適合したお高いホースを選びました。
もしホースでの滞留が問題になりそうなら、タンクのニップルにバルブを付ける事も考慮しています。
ホース内径は25mmです。他の部品もそれを基準にしています。

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2013年12月30日

晦日トムソーヤ

親抜きで先発して来た甥っ子二人を連れて、近場の山をトレッキングしました。
男の子は、とにかくエネルギーが余っているので、ガス抜きです。
急斜面の上に葛があったので、懐かしのターザンごっこです。
だれかが切ったものみたいで、腐っている可能性も否定は出来なかったんだけど、勢いでやりました。
万一切れると、相当に痛いか、最悪怪我もありそうだったけど、やりますよね普通。
一番重い私がテスターになったのは言うまでもありません(汗)。
やっぱ男の子は好きすね、こーゆーの。
今日のところはハイキングレベルだけど、次は修験道ばりの難所に連れて行って、後悔させてやろうと思います。

2013年12月31日

新年のご挨拶

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