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2013年12月11日

給排水タンク仕様決定

給排水タンクの見積りを取る為に、近所の鉄工所で話を聞いてもらいましたが、
案の定、色々と見直すべき点があったので、再度設計をし直しました。

・メンテの為に引き出し可能な取り付け方法とする。
・メンテナンスは、フタ方式ではなくて、点検口を複数設けて対応する。

基本はこんなとこです。
フタ方式はメンテナンス性に優れますが、前後に長い形状では気密性を確保するのが難しそうでした。
引き出し方式は、カウンターの腰板を外すわけで、かなり強度が落ちそうです。それでも、板の張り方を工夫して、強度を持たせる方向です。
タンクを横にずらすわけですが、普通に考えるとキャスターをつけようって話になります。
だけど、そうすれば、キャスターの高さの分だけデッドスペースが出来てしまいます。
そこで、キャスターではなくて、戸すべりテープで滑らせる事を思いつきました。

戸すべりテープを貼った板に、タンクの重量に相当するブロックを載せて実験しました。
板の上ならなんとか引き出せる事を確認。
問題は、どうやってタンクを固定するかです。
断面がコの字のアングルを床に固定し、タンクの横に溶接した縁を差し込む方式を考えました。
ただ、精度を出すのが難しいし、出し入れを考えると、どうしてもガタが出ます。
最大200kgを優に越すものが、摩擦係数が低い状態で暴れるのは危険なので、ガッチリと勘合させなくてはなりません。
で、思いついたのが、「クサビ」。
タンクの縁に僅かに傾斜をつけて、ぴったりと嵌る板を、クサビとして嵌め込みます。
これなら、タンクは微動だにしない・・・はず。
排水タンクは、特に錆びの心配もあるので、最終的にはFRPでの製作も考えています。
タンクの設計に際しては、固定や排水パイプのレイアウトも考えないといけないので、バスの下に潜って配置も検討しています。
この調子だと、タンクの完成は1月末かな。
とにかく、タンクとカウンター回りの詳細設計を急がねばなりません。

投稿者 aw@bitlog : 2013年12月11日 19:38

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