« 年代物のパトカー | メイン | 内股な冷蔵庫 »

2013年12月13日

給水タンク回りの構造設計

カフェバスの設計は、想像以上に考えるべき案件が多いです。
隔壁、レンジフード回り、となんとか思い通りの設計で仕上がってきましたが、給排水タンクまわりの設計も、何かと考えるポイントが多くて、私のやれたCPUでは追いつきません。
そこで活躍するのが本物のCPU。
これまたすっかり型落ちになったものの、同じく型落ちになったアプリケーション、MAXON CINEMA 4D 9.6は、不満のない速度で動いてくれます。
ってか、こんなザックリしたレイアウティング作業は、このソフトの性能の1%程しか使っていないんだけどねー。(汗)

給水タンクの大まかなサイズは、高さ×幅×奥行き:740×300×1200。
前後に長くて高さもあります。
カウンターの隅に設置するのは、この場所は使い難くてデッドスペースになりがちだから。
後輪の真上、車軸のほぼ中央に位置するので、もっとも重量バランスで問題が少ないはずです。
メンテナンスは、排気タンクと同様に横方向に引き出して、上部の2つの点検口により行います。
引き出しは、排水タンクとは逆に、厨房側になります。
清水タンクは、排水タンク程には汚れないはずなので、日常は放水による洗い流しのみです。
タンクの高さがあるので、横方向の揺れ止めが必要そうです。
タンクの回りは箱形状になって、隙間には断熱のための発砲樹脂がぴったり嵌ります。
その箱を冷凍庫の前を横切る板で支えて、揺れを防ぐ予定です。
カウンター自体は、後部のカウンターの梁で横方向の揺れを押さえます。
冷凍庫の背面を覆う腰板は、冷凍庫のメンテと取り出しのために開放出来る構造です。
冷却の為に通気の良い構造を模索中。

蛇口への給水は、プレッシャーポンプで行いますが、ポンプの騒音が懸念されるので、ポンプはタンクを収めた箱の中に設置します。
DC駆動のポンプを動かすのに必要なAC-DCコンバーターは、カウンター下の棚に収まります。

冷凍庫のフタが、どのくらい開けられるかの検証。
ぐるぐる回して、あっちこっちから見ると、足りない箇所や改善箇所もわかります。
こんなのなら30分で描けちゃうしね。
3Dソフトて素敵♪
実際に一升瓶とワインボトルを入れて検証中ですが、出し入れに支障はありません。

徐々に、細かな寸法が確定しつつあるので、製作に入れる日も近い…はず。

投稿者 aw@bitlog : 2013年12月13日 06:47

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3818

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)