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2013年12月27日

ネジの話

正直なところ、今までネジの規格なんて考えた事ありませんでした。
車やバイクを弄るのには締付けるトルクを考えるだけでよかったんだけど、気体や液体が流れる配管を繋ぐネジは、「気密性」を維持することがネジに求められるって事に気が付きました。
大きな種類として、配管のネジには「平行ネジ」と「テーパーネジ」ってーのに分かれるようです。
平行ネジは、突き当てにパッキンが備わってそれで気密性を保つ仕組みです。テーパーネジは、文字通りテーパー状の形状になっていて、締付けることで気密性が確保されます。
では、平行ネジとテーパーネジの組み合わせは完全にNGかってーとそうでもないです。
テーパーの雄ねじ+平行の雌ねじの組み合わせはNGですが、平行の雄ねじ+テーパーの雌ねじ可です。
ガスの配管なのでは、白いシールテープを巻かれてねじ込まれているの見かけますが、一般的には平行ネジはパッキンが前提なので、シールテープは使いません。
配管関連のネジの規格は、テーパーネジが一般的だそうで、特に明記されていないものはテーパーネジだそうです。
ちなみに、テーパーネジの表記は「PT」、平行ネジは「PF」です。
まったく初めて知る事が多いです。

【やさしい実践機械講座】ここはネジの解説を分かり易く解説しています。

投稿者 aw@bitlog : 2013年12月27日 08:34

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