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2013年08月 アーカイブ

2013年08月01日

エアーシリンダーボックス完成

自動ドアのエアーシリンダーを覆う箱が出来ました。
板材は、そこらへんに転がっていた11mmのラワン合板。
強度は必要ないので木工ボンドによる接着です。
床に凹凸があったり、助手席のフレームが食い込んでいたり、
採寸はちょっと面倒だけど、小物だし、水平垂直も関係ないので気楽に出来ました。

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奥田ダミーオ

内容とはあまり関係ないけど、
ちょっと嬉しいロドムービー。
広島出身なんすね。

2013年08月02日

ゴムの弛みは・・・

バス関係の買い物ついでに、「バイク用リアトランク」の為のゴムバンドを物色しました。
最初に行ったのはムサシ。
地域最大の敷地面積を誇るムサシですが、期待が落胆に変わるのに時間はかかりませんでした。
普通にゴムひもを探したものの、無いんだこれが。
正確に言えば、期待したゴムひもが無かった。
細いし、弾力が弱いし、私が仕入れなら、即座にNGを出すようなゴムひも、ゴムバンドばかり。
以前から薄々感じていた事だけど、ここは玄人向けの製品のラインナップには抜かりが無さそうだけど、コンシュマー向けの商品は、目が行き届いていないというか、本気じゃないですね。
そういうわけで、あきらめ半分で佐用のコメリに行くと、これがありました。
伸縮、張力とも文句無し。
コメリは、ホムセンのコンビニを謳うだけあって、コンシュマー向け製品のチョイスは抜かりがないでうすね。バイヤーがしっかりと注文をつけている感じがします。
それに「バンジーコード」って名前がいいじゃないですか。
あのビヨーンと伸びる伸縮性と、バンジーで使われるゴムのような丈夫さの両方を即座にイメージします。


2013年08月05日

隔壁の塗装と固定始まる

切りっぱなしの木材ってーのは、いい感じで乾燥が進むので、そのままにしておくのはなかなかマズいです。
そういうことなので、とりあず、隔壁の塗装を済ませて、可能な限り固定することにしました。
内装の中に収まる骨格部品はワトコオイルでのオイル引きで、外に露出する部品は、基本ウレタン塗装をします。
ワトコオイルの塗布は簡単なので使いましたが、高温の車内では乾燥が進むので、可能ならウレタン塗装にした方が良かったかもしれません。

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2013年08月07日

ピザデビュー!

姪っ子の誕生日だったので、
ここはひとつ伯父さんが料理の腕を振るおうと、
姪っ子の好物のピザとケーキを作る事にしました。
ケーキはクランブルケーキに生クリームとデコレーションをしたもの。
こちらは、何度か作っているし、失敗は少ないので安心だけど、ピザは初挑戦です。
なので、ネットであれこれ情報を仕入れました。
生地は、強力粉と薄力粉で。
前もって一時発酵を済ませ、成形後、オリーブオイルを塗って具を載せ焼き上げるだけなので、簡単といえば簡単です。
写真は生地をこねて一時発酵する前の状態。
室温(25度)で2時間置くと・・・

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2013年08月09日

隔壁固定完了!

今週の暑さは結構なものです。
さすがに最も暑い時間帯は避けてますが、夕方の4時頃でも軽く40度以上あります。
天井の断熱材を剥がしているので、もう熱いのなんのって。
中で作業を始めると、3分程で汗が吹き出て来ます。
でも、続けていると慣れて来るから不思議。
だいぶ暑さへの耐性が出て来たみたいです。
隔壁も固定作業のみになって、気が楽になったのも効いてますね。

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2013年08月12日

助手席の取り付け位置変更

固定リブのレイアウトミスから助手席の位置変更を余儀なくされたので、シートレールの穴開けをしました。
ボール盤で金属に穴をあける場合、使用するドリルの径が大きい程回転速度を低くするのがセオリーだそうで、ベルトを張り替えて、もっとも低い700回/分にしました。
ドリルの径は11mmのハイス鋼です。
オイルを差しながらグリグリやっていると、なんとチャックが抜けて焦りました。

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オーブンとコンロの固定方法

さて、次なるハードルは、コンロ&レンジフード周りです。
ここは隔壁と同じくらいかそれ以上に難しそう。
最初に考えるべき事は、オーブンとコンロの固定方法です。
当初は、自立ユニットを組んでオーブンを床に固定すればいい、ってくらいに考えていたんですが、どうもそう簡単には行きそうにありません。
オーブンは40kg、コンロは7kgほどあるでしょうか。重心の位置も高いこれらの慣性重量を支えるには、床の固定だけに頼るのは厳しい感じです。
さらに、オーブンやコンロは、室内への取り付けに耐えるだけの強度しか確保されていないので、想像以上に造りが華奢です。自立ユニットは薄い鉄板の貼り合わせのようなものなので、別に支える構造体が必要そうです。
早い話が、オーブンとコンロがすっぽりと収まる箱かフレームを作って、それをしっかりと車体に固定する方法を検討中です。

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2013年08月16日

お盆のお食事会

お盆は、大忙しでした。
伯母に、お盆の親戚の集まりでの食事会の料理を作ってくれと頼まれていたので、1週間前から仕込みにはいりました。
メニューはいつものバルメニューなんだけど、なんせ人数が20人を越えるほどだったので、食材の調達、調理、保存などすべてにおいていつもと違いました。
20人前の料理になると食材の量もふえるので、大小2台の冷蔵庫が一杯になって入りきりません。
調理では、何回かに分けて作らなければ行けなかったり、一つのフライパンで収まらず2つ使ったりやっかいです。
仕込みでは、伯母や従姉、姪っ子軍団にも手伝ってもらいましたが、前日は徹夜になってしまい、うかり横になったら軽く寝入ってしまって、焦がしてしまうミスもあったけど、なんとか完遂。
温かい料理は温かく、冷たい料理は出来るだけ冷たいまま食べてもらいたいので、料理を出す順番も工夫しました。

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2013年08月17日

お盆メンテ

お盆と言えば、長距離の移動や旅行も多いので、車やバイクの掃除やらメンテナンスをする人も多いと思いますが、イベントも一段落したので、トリッカーとBAJAのチェーンのクリーニングをしました。
BAJAは、それなりにオフも走ったのでそこそこ汚れていたけど、オンロード中心のトリッカーの汚れは軽微です。
ついでに、ブレーキディスクやドリブンギア回りの掃除も少々。
いつもの「チェーつけたまま洗浄マシーン」と松居一代ばりの歯ブラシ作戦で、チェーンはかなり奇麗になりました。
トリとBAJAのチェーンを掃除していていつも思うのが、ホイールを回した時の重さの違いです。
BAJAは、カラカラと軽く回るのに対して、トリッカーのそれは少々重いです。
ブレーキの引きずりが無い事は確認済みだし、ホールアクスルの抵抗でも無いところを見ると、チェーンか、ドリブンギアの抵抗ってことになります。
シールチェーンのスムーズさが欠ける点は確かだけど、1速からニュートラルしたあと、リアホイールの回転が止まらないところを見ると、クラッチ板のオイルの抵抗が大きいってことかな。
一度、トリッカーのオイルの粘度を下げてみようかと思います。
チェーンが奇麗になると走りに行きたい気分が盛り上がるけど、この暑さなので日が陰る頃を見計らって、2号で温泉にでも行ってお盆の疲れを癒す予定。

BAJA:16243km
Tricker:19974km

【追記】
完成の域に達していた「つけたまま洗浄マシーン」に、更なる改良が加わりました!
チェーンを回転させると、浸した灯油が下に落ちて、その汚れが気になっていたので、余分な灯油を拭き取るクロスを追加しました。
名付けて、「落ちま洗油」。
このオプションを追加すれば、地面や床がこぼれた灯油で汚れる心配はありません。
このオプションが付属したモデルは「つけたまま洗浄マシン2」ですが、「つけたまま洗浄マシン」にもオプションとして追加可能です。

2013年08月19日

固定と可動の両立

積載する重量物のなかで、固定方法に悩むのが、可動するものです。
ガスボンベは、充填の折りには引き出して積み替えねばならないので、少しでも負担を減らす様に、キャスターをつけて引き出し式にする予定です。
コンロが載ったオーブンのユニットも、設置のためのキャスターが付いているし、メンテナンス時には引き出すことになるでしょう。
この場合の問題点は2つ。
ひとつは、キャスターがある為に固定がしづらい点です。
もうひとつは、仮にガッチリと固定出来たとしても、振動や衝撃をもろに受けるキャスターの車軸にはそれほどの強度を期待出来ないという点です。
これらの事から、キャスターを生かしたまま固定する事は得策ではありません。
論理的は、可動の時だけキャスターが出るのがベストです。
実際にそういった機構を持ったものもあるけれど、そういうのを手作りするのは少々困難だし、出来ればシンプルに行きたいところ。
こういうアイデアを考えるのは、机の前よりも現物を弄りながら考えるの一番です。
そんなわけで、山崎のナンバまで1号を飛ばしました。
さて、キャスターが並ぶ棚の前で、キャスターを弄りながら考えていると・・・閃きました!
それがこれ。
キャスターの固定位置に溝を作り、そこに嵌り込むと同時に、別途つけた防振ラバーで受けるようにします。
この構造なら、完全に固定と可動が両立できるのでは?
と、やや浮かれています。
早速、明日から実験開始です。

2013年08月20日

シブい改造

たびたび私のの製作現場を訪ねる近所のオッチャンのカブです。
前かごは、地元の特産『揖保の糸』の木箱。
カバーは、肥料の袋を、カジュアルにクリップで留めてみました。
シブい!
先日、チェーンが伸び過ぎてガタガタいっていたので、張り直して注油してあげたので、随分静かになりました。
出来ればオイルも換えてあげたいところだけど、それは出過ぎた真似ですね。

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2013年08月21日

発電機レイアウトの検討

コンロとオーブンやら、ガスボンベやら、換気扇やら、
重要案件の設計で知恵を絞っている最中ですが、
気分転換に、発電機の設置シミュレーションを進めてみました。
これまでのところ、運転席と助手席の間に設置して、排気管はエンジンルームから外に排出しようってところまでザックリと考えたのみです。隔壁で発電機の騒音をシャットアウト出来るのか、実際の100%の確信を持っていたわけでもないです。隔壁が出来つつある今、軽く実験してみました。

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2013年08月22日

やっぱシロッコか

vfr-36photo1.jpg

ずっと厨房の換気扇は「プロペラタイプで窓に付ける」ってつもりでしたが、
ここにきて、天井に付ける「シロッコタイプ」に傾いています。
比較すると・・・

【プロペラタイプ】
○設置面積がコンパクト
○排出能力が高い
○窓側に設置なのでレンジフードの高さを確保出来る
○価格が安い
×グリスフィルターを付けられない
×音が大きい
×天井設置は未知数
×レンジフードが必要
×外の風が吹き込むと排出能力が落ちる

【シロッコタイプ】
○レンジフードを兼ねる
○音が静か
○排出口は最小限の面積で済む
×排出能力はやや劣る
×価格が高い
×設置面積が大きい

こんな感じか。
主には、設置の制限でプロペラタイプを考えていましたが、比較的薄型のものがギリギリ収まりそうである事がわかりました。
この東芝の製品(VFR-36VP)は、排出口の向きを選べて、しかも予定する設置場所では、うまくフレームを避ける位置にあるので非常に好都合です。
取り付け位置は、高さの関係で若干左側にオフセットしそうですが、今のところ支障になる問題はなさそう。
ほぼ決定かな。

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2013年08月23日

車内配線を考える

さて、厨房・カウンター回りの製作に入る前に、そろそろ電気関係の配線を考えねばなりません。
カフェバスの営業時の電力は全量を発電機で賄われるので、キャンピングカーのようにバッテリーは絡まないので、比較的シンプルです。というか普通の家と変わらないかな。
とはいえ、電気の事はさっぱりなので、ちょっと勉強せねばなりません。
最も簡単に考えるなら、発電機に繋いだコンセントに、ずらずらと必要な機器を繋げるだけですかね。
でも、オーバーロードで発電機を停止させない為には、分電盤が要るかな。
となると、配線はもう少し複雑になりそうです。

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ロンリウム

厨房内の床は「ロンリウム」って名前の床材にします。
耳慣れない言葉ですが、学校や病院などの公共施設の床材として広く使われている素材だそうです。
「リノリウム」ってーのはずっと聞き慣れた名前ですが、リノリウムが天然素材を多く含むものに対して、ロンリウムはビニール素材らしいです。
リノリウムって、ちょっと旧い病院や学校の床に貼られていて、ちょっと剥がれかかったやつを思い出します。
ロンリウムは、用途もイメージも似ているけど、実物はずっとソフトな感じですね。
リノリウムの床って、長い距離を歩くと、少々硬さがあって脚が疲れたのを思い出しますが、ロンリウムは負担が少なそうです。
カフェバスの床は、同じような素材のビニールの床材が貼られていますが、滑り止めの凹凸があるので掃除がやりにくいので、表面がフラットで掃除がしやすそうなこの製品を貼ることにしました。
実際の施工方法はこれから検討です。
ちなみに、ヤフオクゲットです。
正規に買えば意外と値が張るものだけど、内装材などは半端物が出るせいか、けっこうリーズナブルに揃えることが出来ます。

2013年08月24日

O2センサー逝ったか?

ったくクソ暑い日が続きますが、
それでも、真夏のかんかん照りの日にバイクを走らせるのは、近場に限り嫌いじゃないです。
なんつーか、「夏ー!ヒーハー!」みたいなノリで、
気持ちだけカリフォルニア、みたいな。
でも、やっぱ日本の夏は蒸すので、疲れているときは、クローズドの1号で冷房効かせるとホッとする自分がいます。
そのHR−V1号ですが、すこぶる快調ではあるものの、
ここ数週間、燃費が思った様に伸びません。
水温は問題ないし、サーモススタットだって換えたばかり。
快調と言うか、無闇に快調なんですよね。
なんつーか、燃調が「濃い」感じ。
で、案の定燃費がダウンです。
たぶん、2割近く。
ガレージの暑さに慣れたので、エアコンはあまり使っていないのにです。
こうなると、まず疑うのが「O2センサー」って事になりますね。
壊れると警告灯が点くそうなので、ありがちな「汚れ』でしょうか。
掃除すれば直る可能性も無くはないけど、今年は車検の歳だし、
念のためにポチしました。
濃いめの燃調で楽しむ余裕はあまりないので、届き次第に交換します。

2013年08月25日

センター出しだし

週末の雨は久しぶりなだけでなく、
ずーっと続いた猛暑を解消してくれました。
だから、製作作業もすこぶる快調・・・ってわけにもいかないんだなこれが。
前から詰めていて、少しでも客室を広く確保したいとか、
レンジフードの設置に自由度を持たせたいとか、
まぁ、ギリギリの事情がからんで、目下のところ発注部品の到着待ち状態。
待っている部品の一つは当然フードレンジファンだけど、
もう一つは、これ。

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2013年08月26日

秘密基地と秘密の林道

目下週末も内装工事に当ててるんですが、
雨上がりの午後、さすがに辛抱溜まらなくなって、播磨科学公園都市近くのぶどうセンター方面に向かいました。
その途中、r28からわずかに入った林の中で見つけたんです。
赤錆でまとった金属の多角形に丸窓。
これって、不時着して錆びた宇宙船に間違いありません。
大規模放射光のあるSPring8に関心を示したか、もしくは宇宙船の修理の為に不時着したという見方をしています。

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2013年08月27日

お宝林道のゴミの山

ひょうご環境体験館で「洗脳」されたあと、超近場のぶどうセンター方面に向かいました。
で、ふと入った林道は、尾根ルートでなかなかいい感じです。

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2013年08月28日

レンジフードファン改良

発注していたレンジフードファン(東芝キャリア/VFR-36VP)が届きました。
早速開封して製品をチェック。
がらんどうなので、大きさの割には軽く感じるけど、絶対的な重さは11.5kgとあるので、ファールディングバイクの鶴号よりやや重いです。
これを、揺れるバスの天井に取り付けるのは、結構まじめに考えなきゃ不幸な結果になりそうです。
シートスイッチが普通の昨今、ボタンが機械式なのは、個人的に◎。
シートスイッチは、汚れにくくて防水性も確保しやすいけど、節度感がないので嫌いです。
レンジフードファンって、不思議と機械式ボタンが多い気がします。
ただ問題がありました。
どうも、ボタン回りの強度が不足気味で、ボタンを押すたびに筐体がしなります。
ボタンが付いているスイッチパネル自体もやや浮きがあります。
ま、不具合でもないし、信頼性にも関係しないとは思うんだけど、操作フィールが悪いです。
コストダウンが徹底している最近の家電って、なんか造りが簡易になって、操作フィールが悪くなっている気がするけど、気のせい?
こういうのを使い続けるのはイヤなので、買った早々に改良を加えることにしました。

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O2センサー交換

1号HR-VのO2センサーが届いたので、早速取り付けに掛かりました。

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2013年08月29日

自動切替調整器とボンベの関係

発注していた自動切替調整器が届きました。
正直なところ、「もちょっとコンパクトにならんかなぁ」て大きさだけど、
「安全」の二文字には換えられない、って製品なので仕方が無いですね。
地上で扱う製品では、たぶん最も安全に留意した製品らしい質感の良さを感じます。

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床シート張り予行演習

床シートのロンリウムが届いていたので、エンジンカバーのトップを張り替える事にしました。
なかなか剥がれないかと予想していたのに、もう簡単にペロ〜ンと剥がれます。(汗)
接着剤の耐久性の限界と暑さのせい?
ま、手間がかからなくて良かったです。

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2013年08月30日

H抜きってことで・・・

nohttp.jpg

殆どの迷惑コメントはファイルターにて排除していますが、それでも稀に書き込みがあります。
その対策として、しばらくの間「http://」をキーワードに設定します。
参考URLを書き込んだのに反映されねーじゃん!
ってムラムラしなでね♡
URLを記載される方は、お手数ですが「ttp://」などに書き換えてお願いします。

厨房回りの設計=大変

目下、コンロ回りの設計に悪戦苦闘しています。
一言で言えば、「考えるべき事が非常に多い!』です。

・ガスボンベの台車の設計とホースの取り回し。
・コンロ回りの防火設計
・レンジフードの設置と排気ダクト排気ダクトカバーの製作。
・レンジフードと排気ダクト回りの断熱処理。
・コンロとオーブンの固定方法
・電気配線のレイアウト。
などなど…。

例えば、「コンロ回りの防火設計」では、本来、トッププレートの左右に15cmと後壁まで5cm、天井まで80cmの空間が必要とされています。
だけど、そんなの無理!
カフェバスでそんなスペースが取れる分けない。
で、そういうケースでは、防熱板を設置することになっています。
防熱板は、調理の熱を遮蔽するものですが、これにも細かな規定があって、使える素材は、国交省が定めた建築基準法の中で指定されたものを使って、それぞれでの材料で指定された使い方をする事になっています。
具体的には、ステンレスの板で遮蔽する場合は、可燃性の壁との間に一定の空間が必要だけど、これが石膏ボードであれば、その空間が少なくて済みます。ただし、防熱板として使える石膏ボードも厚みや仕様が決まっています。
天井までの高さも、防熱板の使用で押さえることが出来ます。この高さは、自治体の条例や、調理器具の安全設備やカロリーによっても変わって来るので一概には言えないですが、今回使うコンロの取説を見る限り、レンジフードファンを使う場合は、「60cm以上」とあります。これは、恐らくはレンジフードファン自体に防熱板としての性能を期待してのものでしょうか。
ただ、今回使用する東芝のレンジフードファンの取説には、「ガスレンジの真上、80㎝以上けてください。」 ってあります。
う〜ん、困る。
ってか、それじゃ付けられないんで、今回はリンナイさんの言い分を支持します。
実際は、75cmほど取れるので、まぁ問題ないんじゃないかなと。
(レンジフードファンの補強にめちゃ可燃性の合板を使ったのは内緒です)

レンジフードの取り付けに際しても、この「防火」の手続きが必要で、早い話、可燃性の天井とは一定の空間が必要で、取り付けに際しても不燃材、つまり金属を使わねばなりません。
可燃性の天井に、べたっと直づけ出来ないつーことですね。
レンジフードの取り付け用にとツガ材のリブまで作っていたけど、ひょっとして徒労に終わる?(汗)
アングル材の加工をしなきゃいけないかもね。
さらに芋づる式に関係して来るのが「断熱材」ですよ、奥さん。
結露に拠る吸湿をきらって、スタイロフォーム系を手配していましたが、これは可燃性なのでたぶん却下ですね。
で、代打としては、不燃材料として認められているグラスウールやロックウールってことになります。
最近の断熱住宅で使われているのは、大体これですね。
コンロ、レンジ、それに排気ダクト回りの断熱材は、これらの不燃材料を使う事になります。
そもそも外壁を含めた構造物は、クルマ故に不燃材なので、「可燃材との間の空間」ってーのはそもそも不要かも知れないです。なので不燃材のグラスウールを詰め込んだ壁や天井を、不燃材の板金やキッチンパネルで覆えば、そこに直づけしても問題無さそうな気がします。

排気ダクトは、ドリップモールの上あたりの外板を切り抜いて付けます。
ここで留意する事は、雨風や虫の侵入を防ぐ事です。
使用するレンジフードファンには、風や虫の侵入を「さっくりと」阻止する遮蔽板が付いていますが、軒先の無いバスなので、しっかりと雨風を遮蔽する構造が要ります。
といっても、レストランなどの壁にある大きなステンレスのカバーなど付けるわけに行かないし、キャンピングカーの屋根にある ルーフベントカバーで、ぴったり合う製品など無さそうです。
使用条件を考えると、常にオープン状態じゃなくて、走行中はぴったりと閉じるものがいいです。
でもって、営業中はカバーを開くけど、酷い雨風でも中に吹き込まないものってことになります。
クルマだけじゃなくて、船や飛行機のベンチレーターも含めて物色しようと思います。

電気配線は、まずは配電盤の場所ですかね。
給電は、コンソールに積むであろう発電機からですが、仕込み所では家のコンセントに繋ぎます。
(あ、バス用のコンセントの設置を忘れてた!)
なので、今のところ、運転席近くに、発電機と外部電源の切り替えスイッチを置き、運転席側ドア周辺から、外部電源用のコードを伸ばせる様に計画しています。
配電盤の位置は検討中だけど、稼働するのは営業中なので、厨房の中で操作と確認ができることが最優先です。ただし、カウンターの外から確認出来て、かつ操作出来ることも考慮する必要があるでしょう。
詳細は、きちんとした配電図を書いて、神の声を伺うことにします(笑)。

こんなわけで、大まかな機器の収まり具合は確認出来たので、イラストレータで平面図を描いていきます。

2013年08月31日

解体近所

通称、ってか私が「軍曹」って呼んでるオッサンから電話がありました。
滅多に電話などしない人なので、要件を聞いたところ、
「今朝、鹿が穫れた。Mさんのところで解体するから、行ってみろ」
ってことでした。
私が、カフェバスで鹿肉料理を出したいって言っていたものだから、そのためには、まず解体するところから勉強しろって有り難い配慮です。(汗)
鹿を穫るのは基本軍曹なんですが、一人では捌ききれないので、「捌ける人」に獲物を託して捌いてもらいます。鹿にしろ、猪にしろ、穫るのは簡単と言えないまでも、大変なのは、その後の処理なんですね。
食べない限り、いわば巨大な生ゴミなわけで、処理が面倒な人は、穴を掘って埋めちゃったりします。
軍曹は、代々猟師なので、穫ったものを捨てる事に酷くて抵抗があるようです。
害獣の駆除だけで殺して埋めちゃうのは、「殺戮だ」って。
なので、軍曹は出来るだけ、きれいに絞めて食肉として利用しています。
そういう繋がりで、Mさんの包丁さばきを見に行く事になりました。

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