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2013年08月26日

秘密基地と秘密の林道

目下週末も内装工事に当ててるんですが、
雨上がりの午後、さすがに辛抱溜まらなくなって、播磨科学公園都市近くのぶどうセンター方面に向かいました。
その途中、r28からわずかに入った林の中で見つけたんです。
赤錆でまとった金属の多角形に丸窓。
これって、不時着して錆びた宇宙船に間違いありません。
大規模放射光のあるSPring8に関心を示したか、もしくは宇宙船の修理の為に不時着したという見方をしています。

横に入り口らしきものがあったので、警戒を怠らないように入ってみました。
受付のところで、見た目地球人の、やや栄養過多の女性が出てきました。
日本語で「入場無料」とあったので、それを確認すると、まずは10分間程の映画を見る様に指示されました。
ここで指示に従わないのは危険と判断して、大人しくシアターのドアを押しました。

50人くらいは入れそうな立派なシアターホールです。
始まったのは、いかに地球が、人類の横暴の為に危機的な状況にあるかを訴える内容の映画です。
アンパンマンなど出てきません。真面目に地球の危機を訴えます。
これって、宇宙人の洗脳であることは間違い無さそう。
あんたら地球人はダメなんだから、我々の支配を受け入れなさい、みたいな?

さて洗脳映画が終わるといよいよ展示室に向かいます。
看板にある「兵庫環境体験館」の名前に反して、展示は至って地味。
災害や環境破壊のパネルがならんで、小学生の低学年レベルの私にはポカーンな内容です。
「手回し発電機による点灯実験」など実際に手で触れる展示もあるけど、明らかに豆電球が切れているし、発電機をつけた自転車は故障中でした。
公が運営する「無料」は「故障中」とセットになっているのは周知しているので驚かないですが、大抵の場合、箱ものをすこぶる立派なので、そのギャプが残念な気持ちを助長します。
二組程の親子が興じていましたが、夏休みのこの時期にちょっと寂しい風情です。
シアターなど立派なものなので、あそこでライブとダメなのかなぁ。
でも、「環境に関係するもの」じゃないとダメって感じですね。

とにかく、施設はすばらしいです。
デザインは遠藤秀平っていうかなり著名な建築家とか。
鋼板を使ったトラスト構造のデザインは、奇抜ながらも時間の経過に耐える感じで好みです。
外板は赤錆に覆われているぽいけど、「耐候性鋼板」て特殊な鋼板で、「錆びで新たな腐食を防ぐ」的なものらしいです。
この建築家は、金属の外板を使うのが好きみたいで、同様の「錆びシリーズ」は他にもあるみたい。
ちなみに、この耐候性鋼板、築後3年程で黒く変質して新たな錆びを防ぐようになるとか。
ひょうご環境体験館のオープンは、平成20年3月だそうですが、まだ赤いっすね。

この丸窓も、氏が多用するものの一つのようで。
うちのカフェバスにも付けたいなぁ。
なんか、丸って良くないっすか。宇宙船っぽくって。
さて、、すっかり「環境人間」に洗脳されて、TLRで久々のトレッキングに向かいました。

投稿者 aw@bitlog : 2013年08月26日 01:09

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コメント

暑さで?妄想癖が激しくなりましたね・・・(^_^ゞ
本当に秘密基地かも知れませんよ、国民には知らせられないような。
それにしても見るからに暑そうな建物ですが、中は冷房ガンガン?夏休みだと言うのに客も少ない。
環境にとっても無駄の塊のような・・・

投稿者 路渡カッパ : 2013年08月26日 19:14

イベントスペース的ですね。
施設のみ立派で人が居ないのは、播磨科学公園都市全般に言える事です。
お金が掛かりまくっているのに、もったいなーい!
ダートランドなんか作ってくれないかなぁ…。

投稿者 aw : 2013年08月27日 18:41

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