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2011年06月29日

加水分解の恐怖

コンテッサのアームレストのパッドです。
ウレタンが、ボロボロ崩れ始めています。
オカムラ、コンテッサに関しては「コンテッサその後」で詳しくレポートしています。
一昨年の引っ越しで、少しパッド摩耗していたんですが、そこを中心にウレタンの劣化が進行しました。
パッドの表面に傷が付くと、そこからの劣化が早まるようで、指で擦ると荒い消しゴムのようにボロボロと崩れていきます。
調べてみると、「加水分解」だそうで。
ま、簡単にいえば「劣化」ですね。
劣化の速度は、元の製品の出来にもよりますけど、環境によっても色々らしくて、
一概に、何年とは言えないらしいです。
コンテッサの場合、購入後6年が経過していますが、目に見えた劣化は5年を待たずに出てきたので、事務椅子の法定耐用年数の8年から考えると、やや早いと言えるかもしれませんん。
このウレタンパッドは、特に劣化が早いみたいで、Youtubeなどで、「加水分解」で検索すると、某有名スポーツメーカーの靴が、無惨に晒されています。
コンテッサは、恐らくパッド交換が出来るでしょうから、オカムラの修理部門に連絡してすすめるつもりです。

さて、同じく劣化と思われる症状でメーカーに問い合わせているのが、RSタイチのドライマスタージャケットです。
これは、メールでの報告後、メーカーより商品を回収したいとの旨のメールをいただき、そのとおり、発送しました。
昨日、再びメーカーより、メールをいただきました。
その内容は、「加水分解による劣化と思われる。既に販売終了商品なので、同等品と交換したい」でした。
すでに、3年は着用していたにもかかわらず、交換してくれるなんて有り難い話です。
もっとも、3年で劣化してしまった原因を知りたいところです。
保管によって違ってくるそうですが、より良い保管の仕方も知りたいところ。
最近のハイテク繊維の泣き所は、劣化だと思うんですが、購入時には、なかなか触れられないところだけに、何か指標のようなものが欲しいです。

投稿者 aw@bitlog : 2011年06月29日 08:27

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