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温泉 アーカイブ

2012年01月29日

鷺温泉

岡山は美作(みまさか)は湯郷(ゆのごう)、鷺温泉に、親を連れて行ってきました。
ま、一言で言えば、親孝行?
・・・なはずもなく、なかなか直らない自分の五十肩の癒しです。(笑+泣)
実家からは、西方向に向かって1時間ほど。
田舎の常で、信号機は稀なので、50km強の距離をこの時間で行けます。
あまり期待していなかったものの、日曜の午前中にもかかわらず、そこそこ人出があって賑わっています。
お湯は透明ながら、僅かに硫黄の臭いがあって、お湯の出口には湯ノ花らしきものが固着しています。
なかなか悪くない泉質に思えました。
出るときに、お湯の解説をみると、ラジウム泉のようです。
管理上、恐らくは塩素殺菌されている感じですが、また来てもいいなと思えます。
正直なことを言えば、泉質はそれほどに重要ではないです。
一番は、お客さんへの気遣いですね。
意外なことに、エントランスに、腰掛けがない施設があります。
年配の客が多いこういった施設で、靴を履く折に、腰掛けの配慮は基本的なことだと思いますが、それがないところがあります。
そういった配慮のあるなしは、泉質よりも大事にしたいです。
ここは、入ってすぐにいくつかの腰掛けがあったので、「ああ大丈夫だな」と思いました。
案の定、湯船への段差にも気配りがあって、ちゃんとした滑り止めがありました。
(後付けっぽいので、クレームに対応かも知れないですけどね)
脱衣場にも、濡れたままの体を拭いてから、更衣エリアに向かうような動線を考慮しています。
ここが、特別に配慮があるとは思わないですけど、適度なスケールで、一通り来客のことを考えているように見えます。
レストランが無いのは、ひょっとすると、建設の段階で、回りの商店との取り決めがあったのかも知れないですが、キャパシティーに合った設備だと思います。
結果として、回転もいいし、酔った入浴者に、不愉快な思いをさせられることもないです。
湯郷自体、長期低落傾向の温泉地らしいですけど、身近な温泉場として、上手くやっていって欲しいなと思います。

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