« 犯人は誰だ? | メイン | 洗浄用シャワー »

2014年10月03日

諸々検証中

照明その他の検証中です。
まずは、照明。
料理をカウンターに並べて、実際に照明をあててみました。

較べた電球はこの2つ。
東芝の「キレイ色」電球色40W型相当とメーカー不詳のスポットライト型電球色LEDライトです。
共に高演色を謳う製品ですが、前者はRa90、後者はRa80という具合で、東芝の製品の方が演色性で勝ります。


こちらはキレイ色。
前方向照射型で輝度はやや落ちますが、赤味の再現性がよくて、白熱電球に近い色合いを再現してくれます。
乳白色の傘を通した天井への照射も柔らかくていい感じです。


こちらはスポットライトの方。
明るくて、光の広がり方は期待通りですが、赤身が足りず黄色味が強過ぎで、ソーセージのピンク色も上手く再現出来ていません。
スポットライトなので、当然天井への照射はありません。
何人かに感想を聞いたところ、明るめのスポットを好む人が多いです。
キレイ色並みの演色性のスポットライトと、キレイ色の乳白色シェード越しの間接光の組み合わせが理想に思えました。
傘に関しては、大きな傘は圧迫感を感じるそうで、傘無しのスポットライトの方が良い印象です。
狭いバスの車内なので、傘を付ける場合は、出来るだけ小さいものの方が良いようです。

シンクは改良が必要そうです。
洗い物をしていると、カウンター越しの人との位置関係が近すぎるので、シンクを手前に移動しようかと思います。
まな板は、左側シンクの上が都合良いです。
蛇口の位置関係は、それ前提に変える必要がありそうです。
包丁の収納場所は、左シンクの手前に作り、右シンクの手前には、タオルハンガーが良さそうです。
フライパンを洗う時、三角コーナーが邪魔になりそうだけど、たぶん小型のものでは使いづらい気がします。また、大きめのフライパンは洗いにくいので、大きさも要検討です。
洗剤容器は、1営業分のみ足りればいいので、出来るだけ小型が好ましいです。
冷蔵庫上のカウンター下スペースは高さがないので、背の低い食器やお箸、スプーン、フォークなどを収めるトレイを置く事になるかな。
引き出し式の冷蔵庫の使い勝手は好ましいです。
一番上の引き出しには、トッピング系の食材やソースが収まることになるでしょう。

煮込みものは真空調理鍋を使う予定ですが、コンロの距離近過ぎて、奥手のコンロでの大きな鍋の使用は不可能な事がわかりました。
使えるのは小手鍋くらいだけど、それでも大きなフラパンの同時使用は難しそうです。
鍋のセレクトは要注意ですね。
また、左手に背の高い鍋を置くと、左手のカウンター下スペースが使いにくくなります。
さて、どういう使い方をしましょうか。
オーブンも使ってみましたが、厨房で使っている業務用と較べて、すこし時間がかかる印象です。
手羽の照り焼きやタンドリーチキンなどは良い塩梅だけど、冷蔵庫から出した直後の肉を室温に戻すレンジ機能が欲しくなります。
電力の収支さえあえば、小型の電子レンジを導入したいです。
すでに火が入ったもので、焦げを入れたいってものは、コンロのグリルのほうが、早さ仕上げとも良好です。
しかも、対話形式のダイヤル操作がまどろっこしい!
これは、慣れるしか無いですね。

アイスボックス代わりの冷凍庫は、一晩冷凍運転した後、冷凍した保冷剤2個を入れて庫内温度を測りました。
6時間経過後の庫内温度は11度。
飲み物を冷やしておくには十分だし、野菜類の保管にも使えそうです。

最後尾の「VIPシート」も検討中です。
高さは、クッション込みで400mm。
収納を兼ねたスツールも収まる予定。
テーブルは、後部右側ドアに跳ね上げ式を設置予定。

問題の一つが、「虫」です。
涼しくなった今でも、田舎じゃ虫がいっぱいです。
たぶん、ドアの開け閉めの時だと思うけど、意外な程の数の虫が車内に侵入します。
虫を入れない工夫と、入った虫の処理を考えねばなりません。
・入り口から少し離れたところに、虫を集める照明を設置する。
・入った虫は、コンパクトな掃除機で吸い取る。
とりあえず思いつくのはこれくらい。
あと、通気口の設置場所も要検討です。
虫やら冷風を避ける為に考えたのが、床面からの通気です。
今のところ考えているのは、冷蔵庫と冷凍庫の下と左側最後部の床面。
冷蔵庫は熱源なので、その冷却を兼ねます。
冷凍庫は営業中は稼働させないけど、夏場に一晩車内で稼働させる事を考慮します。
寒冷時に石油ファンヒーターを左側後部で使う予定ですが、背後の通気口から出る冷たい外気を温めてくれる事を期待します。
この3カ所の床面の通気口を使い分ける事で、フードファンから吐き出される風量とつり合わせようという計画ですが、解決すべき問題もあります。
走行中など、雨風を巻き込まなためのシャッターと、強風での風の侵入を押さえる為の構造が必要になります。
なかなか一筋縄ではいかないです。

投稿者 aw@bitlog : 2014年10月03日 08:25

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/4004

コメント

光源の色合いを好みに整えるのって難しいですよね。
ランプに色を載せるってのはどうだろう。
例えば簡易ステンドグラス用のクリア塗料を調合してみるとか?
失敗して場末感漂うスナックみたいな状態になっても、、

投稿者 tamami : 2014年10月07日 12:52

難しいですね。
色を加えるのは、すべての波長に影響するでしょうし、
手間が掛かる事は避けたいです。
とは言え、傘の製作は検討中です。

投稿者 aw : 2014年10月07日 20:22

虫対策、元屋外ラジコンサーキット経営の経験から、割と有効だったアドバイスを一つ。

奴らの共通点は「飛んでくる」という事。
で、それに着目し、「扇風機を回す」事で対処出来ました。

カフェバスの場合、出入り口を風の壁で遮断する良い方法を思いつく事が出来れば、進入を阻止する事は可能だと思われます。


同じ理屈で、玉葱の涙対策も扇風機を回すだけで解決するよん♪

投稿者 ブレタン : 2014年10月13日 13:22

扇風機!
おお、それは有効そうですね。
ドア開閉と連動するスイッチを付けて、開けるとともに中から吹く出すような仕掛けにすれば、乏しい電力事情でもなんとかなるでしょうか。
常に負圧がかかる車内だけど、虫が飛んできそうなルートに絞ればいけそうですね。

投稿者 aw : 2014年10月13日 18:16

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)