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2014年09月24日

氷ノ山ハイブリッドツアー(山登り編)


<8:53>

一夜明けて翌日。
オッサン3人で仲良く氷ノ山の尾根道ルート「ぶん回し」を歩く予定・・・でしたが、どうやらバイク派のお二人は、バイクで林道を堪能したいってことで、私一人でいく事になりました。
まぁ、想定内の変更です。
「ブン回しコース」は、氷ノ山鉢伏観光協会のサイトで確認してください。
ハチ高原を囲んだ氷ノ山の山々を見事に「ブン回って」います。
「13.3km、約6時間」ってあるけど、スタートとゴールを完全に繋ぐとさらにもっとある感じ。
それにこの日の気温も結構高め。
楽なトレッキンングでは無いですね。
バイクをハチ高原の駐車場(G)に停めて山支度。
そこから、民宿が連ねる辺りまで舗装路を下ります。

登山ルートは、地図中のオレンジのライン。

お茶を飲みながら、意気揚々とふもとまでのアスファルトを下って行きます。
ブン回しコースの登山口は、逆水キャンプ場の近くにあるので、そこを目指します。

下って谷を渡る辺り。
古ぼけた橋を渡ります。

あぜ道やら草地を歩くので、毒蛇のハメ(マムシ)が気になります。

そう思っていたら早速遭遇。
マムシじゃないみたいだけど、後から調べてみると、「ヤマカガシ」ってーのに似ています。
「ヤマカガシは、猛毒で恐れられるハブやマムシを抑えて、堂々の第一位。ヤマカガシの毒性はマムシの3倍、ハブの約10倍の強さです。まさに日本一の猛毒の持ち主と言えるでしょう。」
草地は歩きたくないなぁ。

ってナーバスになっていたら、GPSはゲレンデの真ん中を突っ切れと言います。
って思いっきり草地じゃん(汗)。
もう、噛まれたら運が悪かったってことだなと、吹っ切れて、GPSの引いたルートを頼りにボウボウの草原を登りました。
日陰が無いので、暑いです。


<10:44>

氷ノ山の林道に出てしばらく歩くと、いよいよ本当の登山口に到着です。
登山者のものと思われる複数の車が停まっていました。
目指す山頂までは、3.9km。
もっともここまで数キロは歩いているはず。

しばらくはこんな階段が続きます。


<11:14>

登山口から30分程で尾根道に到着。

近くに、「東尾根休憩小屋」もあります。

尾根道は、広々していて歩きやすいところが多いです。


<11:23>


<11:27>


<11:43>


<11:57>

モアイ?


<12:29>
スリップ防止なんでしょうけど、雪など無いと歩きにくいっすね。

山頂が見えて来ました。


<12:47>

氷ノ山山頂到着。
体がなまっていたので疲れました。
山頂は1510mですが、東尾根の登山口(800m)から登るなら、それほど大した登りではないですね。
子連れのファミリーや、60~70代と思しき年配のグループも見かけたくらいで、この時期の氷ノ山はハイキング感覚で登れそうです。

眼下彼方に、目指すハチ高原が見えます。
左側の尾根伝いにいくわけですね。
粗末な昼食を摂った後、山頂を後にました。


<13:26>
ブナの原生林が素敵。


<13:42>

振り返ると、山頂に小さな三角屋根が!
あんな遠くから歩いて来たのねとシミジミ。

なんでしょ、これ?
鳥の巣かとも思ったんだけど、草は生きてるし。


<14:28>
こんな道、TLRでトレック出来たら最高なんだけどなー。


<14:29>
絵に描いたような立派な枝振り。


<14:38>
ハチ高原のゲレンデに到着。

靴擦れで痛む足に、芝の絨毯がうれしい!
涼しい風も吹いているし、言う事無しのエンディング。

フカフカだぜ〜♪

ゲレンデの小径を、BAJA目指して歩きます。
4時前に駐車場に戻りました。
地図では16.4キロとあるけど、電源を切っていたところがあるので、恐らくは17km以上歩いているはず。
昇降はそれほどでもないけど、距離があったので疲れました。
ゲレンデから、ぐるりと山を望みながら、「ああ、本当にブン回しだな」って実感(笑)。
見所も多いので、時間をかけてじっくりと歩くのもいいんじゃないかなぁ。
夏の氷ノ山はなかなか結構でした。
次は、鳥取側から登りたいです。

一休みしていたら、足は痛むものの、思た程激し疲れも無かったので、
前日やり残した氷ノ山林道の続きを走って帰る事にしました。
氷ノ山も舗装が進んでるものの、南側ルートは路面が荒れていて、BAJAの柔らかいサスを持ってしても結構揺れます。
走っていて、何かが落ちたような気がしたものの、見たところ異常無しなので、しばらく走っていたら、リアブレーキが抜けてしまいました。
マスターシリンダーが抜けた?と思ったら、これです。

マスターシリンダーとペダルを繋ぐピンが無くなっていました。
道具も針金も一切持って来なかったので、後はエンブレ頼りで走りました。
こんなピンが飛んでしまうんですね。

R29に出てからは、羽賀までゆっくりとした下りで、ゆったりと大きなコーナーが続きます。
ロードバイクには最高のシチュエーションだけど、下りなのでパワーが無いバイクでも十分に楽しめます。
BAJAは、最近のバイクのようなスムーズな吹け上がりは無いけど、低速からトルクを活かして、十分な高速まで伸びてくれるエンジン特性なので、シングルスポーツバイクのような走りが実に気持ちがいいです。
こういう道を走ると、ロードバイクの1台も欲しくなりますね。

そんなわけで、色々とてんやわんやありましたが、
お天気最高、バイクも山も最高な良き休暇となりました。
お付き合い頂いたK氏とH氏に感謝。

バイク走行距離:370kmほど
徒歩:17km超

#翌日と翌々日、筋肉痛が続いています。
もうちょっと鍛えんとあかんなぁ・・・。
帰還後、ガレージでシートの固定ボルトを探しましたが、見つかりませんでした。
うっすらと締め込んだ記憶もあるので、たぶん2個とも緩んで外れた可能性もあります。
じゃぁ、しっかり締めていた記憶も怪しい(汗)。
走行中にボルトを落とすなんざ、ゆる過ぎですね>自分。

投稿者 aw@bitlog : 2014年09月24日 06:04

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コメント

尾根伝いのコースで、ぐるっと一周できるのはサイコーですね。
負けじと来年は、八ヶ岳でも行こうかな( ´ ▽ ` )ノ

投稿者 Nylaicanai : 2014年09月24日 10:20

ホンマに最高でした。
激し登りや下りもないので、高齢者や初心者にも楽しめます。
八ヶ岳レポート期待してますよん♪

投稿者 aw : 2014年09月24日 11:49

17km以上も・・・!私には考えられまへん。山道4kmも歩けばダウンかも。(-。-;)
ヤマカガシはお目目パッチリで可愛いでしょ?って毒は強烈ですな。
ただマムシほど攻撃的じゃないと聞いているので少し救いかな・・・でも気をつけないとね。

投稿者 路渡カッパ : 2014年09月24日 14:37

こんばんは。お疲れ様です。
予定の変更、大きな心でお許し下され!
このコースだったら◯◯◯で行けるんちゃうのん・・・

我がチームは扇の山の途中まで登って、残りの2KM程度を登山しました。
山頂からは歩いている「aw」さんがハッキリ見えましたYO。
でもね、帰ってからは「バタンQ」翌日は一日中自宅でオネンネ。
身体がバキバキで今日の仕事は座ってばかり・・・
私の身体は悲鳴を上げて「ダメよ~ん!ダメ!ダメ!」です。

ホントに「ぶんまわし」行かなくてヨカッタ!!!

投稿者 ケセラセラ : 2014年09月24日 19:47

>路渡カッパさん

そうそう、とても毒を持ってそうには見えないですね。
それに臆病です。
でも、攻撃的なマムシもいるので、草地は緊張します。

>ケセラセラさん

バイクでトレックしたくなるようなシーンも多かったですね。
ま、そこに辿り着くのは無理ですが。

予定の変更は十分に想定内です。
私の趣味ですからね(笑)。
でも、寒くなるとバイクも辛いでしょうから、
そう言う時こそ山登りはいいですよ。
山に登って、温泉に浸かる。
次は行きましょうか。
「いいじゃあ、ないのぉ〜」

投稿者 aw : 2014年09月25日 04:42

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