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2014年09月23日

氷ノ山ハイブリッドツアー(バイク編)

某K氏からのお誘いを受けて、氷ノ山までツーリングに出かけて来ました。
一泊二日。
初日はバイクで林道三昧、翌日は氷ノ山に登山というハイブリッドなツアーです。
参加者は、私と某K氏と、そのお友達のH氏の加齢臭トリオ。
ちょっと前の天気予報では、降水確率が50%だったのに、とてつもなく良い行楽日和となりました。
これもひとえに私の日頃の善行のおかげでしょうか。

コースはこんな感じ。
宿泊地が養父市八鹿にある「但馬長寿の郷」だったので、朝6:30頃に立つと到着は9:30頃でした。
距離は100kmに満たないので、真っ当な道を走ればもっと短時間で着いた事でしょう。
K氏が見つけてくれたこの宿泊施設は、サイトの説明では「但馬長寿の郷は、宿泊・研修・交流など、地域福祉力向上のための総合県立施設」って事らしいですが、いかにも公共の建物らしく、広大な施設に、予算の心配なく建てた立派な施設になっています。
と言っても、一般のホテルのような快適性はないですが、必要にして十分な感じでしょうか。
とにかく、宿泊料金も異常に安いので、コスパはなかなかです。

K氏とH氏は、トランポの軽トラにバイクを積んでやってきました。
タイヤも両車とも「フツーではない」のでこういうスタイルの方が合理的ですね。
もちろん私のBAJAは、「フツーの」トレールタイヤです。
実は宿に着く前に大変な事が発覚しました。
どうも走行中にお尻がずれる気がすると思って確認すると、なんとシートを固定する2本のボルトがありません。
ひょっとしてつけ忘れた?
まぁ、すぐには外れはしないものの、まさかの失態です。
あまり無茶は出来んな…。
さて、バイクも降ろして早々に出発です。
メインの林道が氷ノ山の林道なので、妙見山のほうの林道を走って、北側から侵入することにしました。
蘇武岳のあたりの展望所で記念撮影。
天気も気分も最高で、写真のようにテンションも上がります。

しばらく走って思い出しました。
この道は、昨年の同じ頃に城崎まで走った道の一つ、「妙見蘇武林道」でした。
路肩の「応援看板」が目印です。
この林道は、見晴らしこそ最高ですが、ダートは皆無なんです。

しばらくして、K氏が見つけたダートはふもとに通じていました。
K氏の土の臭いを嗅ぎ分ける嗅覚はミュータント並みです。
2台はセルスターターだけど、キックのBAJAは高度のせいもあって始動に手間取ります。
トレールタイヤもまぁグリップしないこと。
ま、ダートは得意のカメ走行に徹します。

蘇武岳を下ったあと、今度は氷ノ山の林道に入ったあたり。
これまた、K氏が良いショートカットをしてくれました。
短いけど楽しいダートです。

昼食でも摂ろうと休憩に入ったところで、事件です。
さて、背中のリュックを降ろしてコンビニで買ったおにぎりを出そうと思ったら、なんとおにぎりはおろか、リュックが無い!
正確に言うと、「忘れて来た」って事です。
う〜ん、アホですね。
どこで忘れたかと言うと、すぐに思い出しました。
その前の蘇武岳の展望所です。
結構な距離です。
地図で言うと、EからDまで戻らねばなりません。
あきれるK氏とH氏を残し、間抜けな私は、転ばぬだけにBAJAをかっ飛ばしました。

焦りに焦って、蘇武岳の展望所に着くと、誰もいなくなった展望所の記念碑の石の上に、ポツンと置かれたリュックを発見。
とりあえず、無事に見つけた事をK氏に報告して、ハチ北高原あたりで合流することにしました。

最初のムービーを精査すると、ミラーに放置されたリュックが写っていました。
それにしてもとんだ失態です。
はずかしー!

さて、実はこの後も私の失態は続きます。
一度氷ノ山に来た時の記憶を辿って、「スキー場のゲレンデから林道に続いているはず」との思い込みで、nuviで探した「ハチ北高原」に向かいました。
ところが、昔見た風景が見当たらない。
当然、林道に続く道も見当たらない。
二人が向かったのは「ハチ高原」。
こっちが正解。
当然、話が合わない。
まぁ、そんなてんやわんやで、迷惑のかけ通し。
結局、予定のコースには進めずに、宿に向かう事になりました。

杉ケ沢、加保坂あたりの尾根道は、私の好きな道です。
小排気量のオフロードバイクにピッタリのスケールのコーナーが続いて、尾根道故のアップダウンと見晴らしがあります。
凄くスピードが乗るわけではないけれど、コーナーの切り返しや加減速で、軽量バイク+低速トルクの特徴が活きるので、低速でもで楽しい運転が出来ます。 
こうして、(私のせいで)一騒動も二騒動もあった初日。
お風呂に入って、宿のレストランで夕食を摂って少しビールをやっただけで、すぐに落ちました。

「山編」に続く・・・


投稿者 aw@bitlog : 2014年09月23日 17:00

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コメント

てんやわんやの西遊記?のようでしたが、充分オフも楽しまれてますね♪
氷ノ山林道といえば最高速が出る直線ダートのイメージですが、そこは・・・?
「ガレ場トラの穴」的な動画も期待していたのですが。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2014年09月24日 14:18

エンデューロタイヤがいかに自然に優しくないかを如実に語る動画ですね。

投稿者 1京都 : 2014年09月24日 15:24

>路渡カッパさん

あの直線は怖いですね。
今回は、忘れ物を取りに戻った関係で走れませんでした。
転んでも大丈夫な装備も体も無いので、過度な期待は持たないでください(汗)。

>1京都さん

たしかに、優しくはなさそうですね。

投稿者 aw : 2014年09月25日 04:17

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