bitlog

より大きな地図で 20140720阿波 を表示

大雑把に言えば、佐用から北西に斜めに上がり、再び斜めに戻って来るコース。
美作市大原から津山市阿波までは、いくつかの峠越えになります。
路面はすべて舗装路で、車での通行にも問題無し。
風景も穏やかな瀬戸内のそれで、刺激は少ないものの、まったりと走れます。

目的地の近く、「阿波（あば）」ってところで、ちょっとウェルカムな感じの案内板を見かけたので、お昼を摂ることにしました。
大抵の田舎は、「人口の減少に歯止めがかからない」とか、「高齢化の波」とかってニュースの言葉を実感することが多いけど、まれに、そんな状況をなんとかしようって気概を感じるところがあります。
阿波もそんな頑張ってる地域のようでした。

囲炉裏焼きの「あなみ」の麦とろ定食「あじさい」。
豆腐、味噌、アマゴの南蛮漬けなど、すべてが地のもので、手作りとか。
素朴を絵に描いたような料理ばかりだけど、これが旨かったー♪
なんというか、「味噌や豆腐って本当はこんな味がするんだ」って実感する味ですね。
ちょっと食べ物に対する考えが改まるくらい。
見た目の豪華さなんかこれっぽっちもないけど、すっごく満足感あります。
カフェバスの料理にも参考になりました。

「あば村宣言」や、「あなみ」のサイトを見ると、マジメに村興しをやっているのが良くわかります。

さて、お腹も心も満たされて、さらに北西を目指します。
どうやら、スキー場のゲレンデらしきところを通る道を走っていると、まわりの風景に見とれてしまいました。

風景に見とれて、ガードレールにぶつかりそうになったり、電柱に擦ったりなんてーのはあるんですが、道から外れたのは初めて。
幸い、段差も大きくなくて事なきを得ました。
よそ見注意です。
地図を見ると、阿波の近辺には林道と思しき道がたくさん見えます。
重点パトロール区域じゃないでしょうか。

この後、さらに北西に向かって、R428に出たところでUターン。
途中に見つけた林道に入って、少しだけダート走行を堪能しました。

谷間を走るフラットで締まった土の路面は走り易いけど、舗装路用の空気圧のTLRでは、スピードは上がりません。

帰りは、津山方面に出ました。
勝田、津山あたりは、ゆるい起伏に富んだ地形が多く、路面も綺麗で、ロードバイクや車で走ると気分が良さそうです。
溜め池が点在する地域なんですが、その為に道路が真っ直ぐに作れないってことでしょうか。
久しぶりにカッパ２号を引っ張り出したい気分になりました。