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2014年03月11日

オーニング取り付けシミュレーション

来月から消費税が上がるってことで。
カフェバスの製作も、いよいよ佳境にさしかかっている(たぶん)わけですが、
仕込み所も含めて、年度内に決算せねばならない案件があります。
一番の高額品が、サイドオーニングです。
いわゆる、ロール式の日除けなわけですが、カフェバスの場合、乗降口までカバーするので、長さは5mを越えます。重さも50kg以上。
取り付けは普通業者が行いますが、当然ながらDIYです。
で、まずは、取付位置になるルーフの検証です。
ドリップモールの上あたりに付くはずですが、この面が出来るだけ水平鉛直である事が望ましいです。
後端に吸盤を貼付けてタコ糸でチェックしたところ、最近のスタイリッシュな車にありがちな前後の絞り込みも無く、紛う事無く真っ直ぐです。
問題は、ルーフの絞り込みですね。
下から見ていると大きくは感じなかったルーフの絞り込みだけど、鉛直に対する実際の角度を測る必要があります。
僅かに傾いた状態のバスで、どうやって・・・

考えたのが「傾き計測ツール」(汗)。
フレキシブル定規でアバウトに取り付け位置のルーフの断面を作って、横にタコ糸を付けて重りとしてレンチを垂らします。
これで、左右の同じ場所で鉛直を測ります。
バスの左右が対称って事が条件ですが、左右の2つの鉛直の中間が、このバスの垂直軸になるはずですね。

出来た型紙をスキャンして、イラストレータでトレースしました。
後は、サイトで見つけたサイドオーニングの断面図を原寸化してアウトラインを取り合成です。
デジタルになると色々検証し易いですね。
実際のルーフ側面は、見た目以上に傾斜しています。
角度にして、約15度くらい。
直に取り付けると、オーニングを引き出した時に下に下げ難くなるので、雨や雪の時に強度を保てなくなりそうです。
そこで、スペーサーが必要になります。
別売ののスペーサーもあるにはあるんですが、専用ではないし美しく無いので自作を考えています。
以前、ドリルのビットを折り、指まで怪我したあのオイルに浸されたラワンは、何トンもある鉄板を支えても平気なので、防腐処理さえしっかりすれば、スペーサーとして最適じゃないでしょうか。
切ったり穴を開けたりするのは大変だけど、小物なのでなんとかなるでしょう。

投稿者 aw@bitlog : 2014年03月11日 21:05

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