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2014年02月19日

Fix

ぼちぼちカウンターの固定作業を始めています。
英語で言えば、「Fix」ですかね。
カウンターの脚部を配置したところで、実は問題が発生しました。
最後部のL字の部分のカウンターに陣取ると、頭がエアコンの出っ張りに触れるんですね。
試作の段階ではなんとかいけるかとギリギリのラインを出したんですが、それが徒になりました。
カウンターに正面向いていれば問題ないんだけど、少し体を離すと触れます。
これって非常に不愉快。
なんとか修正したいところだけど、すでにタンクも出来上がっているし、合わせて脚部も出来ているので、出来る事は限られています。
出来るのは、カウンター脚部全体を前方向にずらす事です。
ただし、前端は、発電機を出し入れするのにスペースが要るし、後端は冷凍庫の奥行きで既定されてしまいます。
そういうわけで、全体で35mmほど移動しました。
満足出来るスペースは得られないものの、それでもだいぶ改善した感じです。
で、漸く脚部を固定しました。
あ、まだ、固定じゃないですね。取付のためのリブを床にネジ釘で固定しました。
完全な固定は、塗装の後ですね。

タンク類にアクセスするパネルは、脱着出来るように鬼目ナットとジョイントボルトの組み合わせになります。
組み立て式の家具などにあるあれですね。
あらかじめ、下穴を開けておいて、そこにこのナットを埋め込みます。
叩き入れるものもあれば、このように六角レンチで絞め込むものもあります。
最初にパネルと合わせた状態で細いドリルを貫通させて位置決めをして、ナットとボルト用の穴を開けます。

絞め込むとこんな感じで収まります。

これがジョイントボルト。
長さや頭の大きさなどで何種類かありますが、たまたま私が選んだボルトは、ホムセンでは置いていないサイズだったらしく購入に苦労しました。
結局、ネットで購入です。

頭の出っ張りは2ミリほど。
強度はイマイチだけど、分解可能な家具を作る為の手段としてはお薦めです。

「レールボルト」で検索すると、検索結果にはこんなボルトが出てきます。
ローザの客席のシートの固定は、床に固定されているようですが、側壁側の前後に走ったレールに、このボルトが収まっていて、横方向の動きを制限しているようです。
そのせいか、ボルトは8Mでレールにはかなりの強度がります。
はじめは、ネットで同等品を探しましたが、専用部品のようで見当たりませんでした。
結局、姫路の三菱ふそうに発注しました。
価格は、270円。
純正部品は高い印象があるけど、物によってはホムセンで買うものより安いみたいです。
専用品であっても、共通部品だったり、ロットが見込めるものは、汎用品のような値付けになるんでしょうか。

キモはカウンターの水平を如何に出すかなんですが、カウンター脚部のトップに糸を張ったり、精度がありそうな長い板を宛てがって様子をみました。
水平のポイントが出たら、次に床の凸凹を計測します。
最初に、水平な台の上で一本の線を引き、次に設置する床の上をなぞって線を引きます。
この2本の線の差が床の凸凹を表す事になします。
この線を設置するカウンター脚部に書き写して干渉する箇所を削っていきます。
手間がかかる作業です。

まぁまぁの精度かな。
ホンマ気を使います。

ちなみに、「フィクサー」ってFixerなんですね。
陰で暗躍する人のことですが、Fixには「正規の手続きを取らずに、物事を決定したり、収めたりする」って意味があるそうですね。
使う場面次第では、ダークな意味も含む言葉なんですね。

投稿者 aw@bitlog : 2014年02月19日 18:03

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