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2014年02月17日

鹿すね肉料理

冷凍庫に鹿すね肉のストックがあったので、しぐれ煮とワイン煮込みを作る事にしました。
すね肉は腱の部分が多い部位ななので、一般的には人気がないそうです。
なので、猟師さんなどでも捨ててしまう人がある程とか。
でも、好きな人に言わせるとこの部位が最も美味しいそうで、私もそんなすね肉好きの一人です。
脂身が少ない赤身の鹿肉は、火が通り過ぎると硬くなって、鉄分の臭みが出るけど、すね肉は牛筋などと同様に、煮込む程に柔らかくなっていい旨味が出るのが特徴です。内蔵から遠い部位なので、鹿独特の肉の臭いも僅かです。

断面も、腿や背身とは大違い。
鳥腿肉でも腱に近い部分は似ています。

ショウガの擦りおろしと日本酒で煮ます。
たっぷりアクも出るので、最初にしっかり取った後、弱火で煮詰めていきます。

煮汁が減って肉が柔らかくなれば、砂糖、醤油と加えていって甘辛味を付けます。
作り方は至って簡単なんですが、作るたびに味が違います。
簡単な料理ほど、ちょっとした事で味が変わってしまうんですね。
今回は、最初に作ったものほど美味しく出来ませんでした。
やや肉が堅めで、味が濃いめでした。
おそらく、肉が十分に柔らかくなる前に、多めの砂糖と醤油を入れてしまったために、味が濃くて硬い肉になってしまたんだと想像します。
一旦、砂糖で甘みを付けて柔らかく煮た後に、砂糖と醤油で肉の外周に甘辛味を付けると、最初にパンチのある味を感じつつも、噛むほどに肉の旨味を感じられる仕上がりになるでしょうか。
次の試作は、その辺りに気をつけましょう。

こちらは、赤ワイン煮込み用。
赤ワインで一晩漬け込んだ後、煮込みに入りました。
塩コショウした肉の表面をフライパン焼いて、香味野菜、赤ワイン、ホールトマト、香辛料で煮込むだけです。
「お酒で煮る」ってところは、しぐれ煮と同じですね。
肉の柔らかさのコントロールも同じ感じかな。
調味料を入れるタイミングで変わるようです。
薄味の出しで、弱火で長時間煮ると、形は崩れないけど柔らかい仕上がりになりますね。

投稿者 aw@bitlog : 2014年02月17日 00:07

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コメント

これはこれでご飯のおかずになりますね。丼にしてもイイかも。
ところで、鹿肉はミンチにはしませんか?
以前食べた鹿肉カレーには、つくね状の鹿肉が入っていたけど・・・ちなみに、あまり旨くは無かった。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2014年02月17日 23:25

一度、カレーにしたことはあるんですが・・・イマイチでした(汗)。
鹿肉じゃなくてもいいかなみたいな。
香辛料系であれば、カバブはやってみたいですね。

投稿者 aw : 2014年02月18日 09:54

当たり前ですが、筋肉って形だ。
煮るって難しいですよね。
少量の砂糖である程度煮てから、さらに砂糖と醤油を加えるってわかっているけど、これがなかなかうまくいかないです。

投稿者 ネエサン : 2014年02月19日 11:48

鹿肉は脂肪が少ないので、筋肉がキレイに見えますね。
野菜もそうなんですけど、煮るって単純そうにみえて難しいですね。
料理は、作るだけなら簡単だけど、美味しく作るのは本当に難しいです。

投稿者 aw : 2014年02月19日 13:06

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