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2013年11月16日

水回りの設計

厨房の中に置く機器類のレイアウトが確定したので、給排水タンクの設計に掛かっています。
レイアウト変更により横長になった給水タンクは、アバウトですが、最低でも32*70*110cmのサイズを確保出来そうで、優に200L以上を確保出来そうです。しかもほぼ後輪の真上、左右もほぼ中央というこれ以上にない場所です。多くのキャンピングカーは、重量のバランスに悩むそうですが、車内中央を走るカウンター下に、多くの設備を並べるカフェバスの重量バランスは比較的良好です。
排水タンクはシンク下を予定していたけど、こちらは給水タンク程に容量を確保出来るスペースがありません。なので、厨房からの出入り口を横切って前に伸ばす事を検討中。こうすればなんとか200Lほどの容量を確保出来る計算です。40cm近い段差を乗り越えて出入りすることになるけど、その手間はともかく、飲食店として保健所から指摘がありそうな懸念もあります。本来なら床下に持ってきたいところだけど、後輪駆動のバスなので、床下は何かと色んな臓物があって凸凹しています。
床上設置のメリットとしては、洗浄などのメンテナンスをし易そうなところかな。走行中にチャプチャプ音がしそうな心配はあります。

両タンクとも排水には、据え付けのホースを備えようと思っています。仕込み所で毎日ホースを繋ぐのも面倒だし、このほうが出先での排水にも対応し易いと考えました。箱にでも放り込んで床下に収めるといいかな。それくらいのスペースは十分にあります。

メンテナンス性というのは大事な点です。掃除だけでなくて、機器の故障や入れ替えなども当然ある訳で、カウンター中の設備を外せないとか、運び出せないとかは避けなければなりません。人が通るだけの出入り口からの設備の出し入れは困難なので、そういう時の為に開放出来る構造を検討しています。
タンク類のエリアはほぼ固定なので、冷蔵庫と冷凍庫の背面のパネルは脱着可能にします。特に冷凍庫上の天板も外せる事が望ましいですね。強度の確保とトレードオフになる要件なので、大変です。
また、頭をひねらないと。

投稿者 aw@bitlog : 2013年11月16日 03:37

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