bitlog

ついでに右側のブレーキも再チェクしました。
今度は、カップを裏返してシリンダーの錆びの具合を確かめます。
グリスは付いているものの、なんか赤いっすね。
シリンダーの外観が錆びているのは前回確認したとおり。

こちらの赤具合はパーフェクト。
見事に錆びとグリスが同化してます。

シリンダー内壁を指でなぞると、このとおり。
スラッジも残ってます。

そういうわけなので、シリンダーを外します。
シリンダーは、２本の固定のボルトを緩めつつ、オイルラインのボルトを緩めれば容易に外すことが出来ます。ゴムのパッキンを介して固定されているので、キツく締まっているわけでもなく、本当に軽く緩みます。
オイルラインのほうが固いですね。こちらは買っておいたフレアナットレンチが役に立ちました。

左右のシリンダーともこんな案配。
縁にはブレーキオイルが漏れたであろう跡もありました。
ホーニングしても不安が残りますね。
左側は、縁に傷もついているので、気密性にも問題が出るでしょう。
そういうわけで、カップ類の交換では間に合いそうにないので、シリンダーをアッシー交換することにしました。
発注部品は、シリンダーAssyとブレーキシュー、それに壊れた何点かの部品。
今思えば、ハブを開けた時に、簡単な掃除だけで済ませたことが悔やまれますが、いい勉強になりました。

「メンテナンスに楽は無し、サボった分だけ倍返し」