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2013年07月13日

隔壁の難所

隔壁には、色んな難しい条件がありますが、
後から発覚したのが、この部分。
自動開閉ドアのエアーシリンダー周りの処理です。
元々薄い板金のケースで覆われていたので、隔壁はそのケースに密着させる設計でした。
が、です。
よく見ると、そのケースはただ機械部分をカバーしているだけで、隔壁の一部には成り得ず、「穴」同然であることに気が付きました。
ってか、もっと早く気づけよ>自分、です。
この箇所が実に面倒な構造と位置関係で、ドアの開閉動作に従ってシリンダーが振れ、カバーには助手席の取り付けフレームが割り込んでいます。形だってあちこち凸凹・・・。
とにかく、現状の板金ケースではどうしようもないので、合板+吸音材で対応することにしました。
例によってスチレンボードを両面テープで貼り合わせ、大まかに型取り。
このやり方は最も手軽で、かつ正確な型が取れますね。
スチレンボードは安くはないですが、使い回しが効くので、デメリットが殆どないです。

トーシンテック株式会社」は、名古屋は小牧インター近くにある、車用の自動ドアやステップなどの補助機構を主に製造している部品メーカーのようです。
外国人が驚いたと言われるタクシーの自動ドアなどもやっているようです。
ちなみに、タクシーの自動ドアは、東京オリンピックを機に広まったのだとか。
「おもてなしの精神」と「メカトロニクス」という日本の特徴が良く現れたアイテムの一つじゃないでしょうか。

投稿者 aw@bitlog : 2013年07月13日 09:54

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