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2013年06月21日

カウンター予習

スタンドバーにとってカウンターってーのは、最重点箇所なわけで、
製作にも、かなり力を入れなければいけないところです。
とは言え、車載って特殊な条件もあるので、まぁ、普通のお店のようにもいきません。
カウンターの天板として考えているのは、集成材です。
一枚板というのはそれなりに魅力はあるけど、反りや重量の点でまず無理。
そもそも、カジュアルな線を狙っているので、一枚板は逆に重厚過ぎますね。
そんなわけで、集成材にするのは決定なんだけど、問題は木の種類です。
カジュアルさで言えば、ファミレスなんかでも使われているパイン系が安くていいですが、ちょっと所帯染みた雰囲気もあるので、もう少し頑張りたい気持ちもあります。
タモ、ナラ、ゴムといった木がその辺り。
それも、木の密度が高く、硬く重い木で、グラスの角を当てれば「カンカン」って硬質な音がします。
パイン系は柔らかいので「コンコン」かな。
杉や檜の集成材なんてのもあるけど、和食レストランでもないのでちょっとイメージが合わないです。
重さを考えると、杉や檜はいいんですけどね。
厚みは、30mm…といきたいところだけど、やはり重さの関係で25mmを考えています。
奥行きは、今のところ450mmですが、500mm案も残っています。
ま、木の種類は、実物を見て検討するとして、もう一つの懸案事項は、「木の反り」対策です。
集成材は反りが少ないものなんですが、それでも反ります。
独立した時に作った集成材のテーブルは、片面のニスを怠ったために見事に反ったし、両面ニスをぬったものも僅かに反りました。さらに、ファンヒーターの温風で木が剥がれたりもしました。
テーブルに較べれば奥行きは浅いものの、温度変化の大きな車内なので条件はずっと悪いです。
なので反りへの対策は必須でしょう。
奥行き方向、つまり集成材の板が並んだ方向に対して直角にリブを立てる(吸付き桟)のが一般的なようで。
下駄の足みたいな感じですね。
これは、先に作った模型の長て方向の強度を得るためのリブも合わせる必要があるので、かなり面倒な工作です。
さらに、冷蔵庫と天板のとクリアランスはあまり無いので、これまたギリギリの攻防になりそうです。
ってか、駆け出し日曜大工に無理じゃね?

投稿者 aw@bitlog : 2013年06月21日 23:37

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コメント

できるだけ厚い集成材に両面ウレタン塗装を施せは行けそうな気がしますけどね。
何年かして問題になるほど反り返ったら天板だけ取り替えれば済むでしょう。

投稿者 tamami : 2013年06月22日 03:42

分厚いのは重くなるし、デザイン的にもバランスが取れないので避けたいです。
やっぱり塗装が無難ですかね?
ワトコオイルが好みなんですが。

投稿者 aw : 2013年06月22日 07:04

テーパーに加工しては?強度とデザイが両立できそう。ウレタン塗装も木肌に染みこむくらい極薄く溶いて施す、なんて作戦もありそうですよ。

投稿者 tamami : 2013年06月24日 10:01

色んなやり方があるんですね。
私のスキルと量りに掛けながら検討させていただきます。

投稿者 aw : 2013年06月24日 13:41

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