« SUVニュータイプ | メイン | 料理教室最終回 »

2013年02月08日

初めて試乗したセダン

今日、アテンザに試乗して、
記憶する限り、セダンタイプの車に今まで試乗した事がないことに気がつきました。
それくらいに、私のライフスタイルには、セダンは縁遠いものです。
にも関わらず、今回のアテンザは、一瞬「乗ってみても良いかも」って思いました。
スタイリングが良いのも効いています。
大きいんだけど、大きいが故の伸びやかなデザインの魅力はデメリットにも目をつぶりたくなります。
不満は少ないけど、注文を付けるとすれば、前後をもう少し締めて欲しかったって事でしょうか。
マツダ車らしく、造形的には十分絞り気味なんだけど、ヘッドライトとテールランプ回りが、少しワイド感を強めるデザインなので、もう少し中央に寄せてもらえると、完璧だったかなと思います。
ショーモデルでは、完璧だったけど、市販化でジオメトリーが変わったから?
そうすれば、フロントとリアのフェンダー回りの肉厚が増して、ずっと骨太になったんじゃないかなぁ。

「乗りたい」って思った1番のポイントは、ドライビングシートに座った時の感覚ですね。
RX8、ロードスター、アクセラなどを試乗して思ったのは、マツダはドライビングポジションをとても大事にするってことです。
これって、ポジションってだけでなくて、そこから眺める視界の良さや操作系の扱いやすさも入っています。
もちろん、これらが良い車は他にもあるんですが、それこそZOOM ZOOMの思想というか、車を楽しく走らせようってフィールが伝わって来る良さなんですね。
個人的には、このドライビングポジションのフィールは、動力性能や運動性能よりも大事かなと思える程です。
これが、今回のアテンザで極まった印象を持ちました。
シートは、最上級パッケージの革ではなくて、人工のバックスキンのような生地でしたが、お尻を包み込むようなホールド性で、座面は長過ぎずに、ペダル操作がやりやすい感じです。
是非マニュアル車を運転したいシートですね。
ステアリングを含める各部の操作系は、まさに的確な場所にあって、きわめて自然に操作できます。
何よりよいのは、低めのスカットルとAピラーの位置関係が生んだルーミーな視界です。
ロータリーのRX−8では、そもそもエンジンがコンパクトなので、見えすぎるくらいに良い視界でしたが、アテンザの見晴らしの良さもかなりのものです。
十分なサイズのボディーながら、このポジションと視界の良さのおかげで、手に余る感じがないです。
というか、積極的に走らせたくなります。
内装の質感もずいぶんと上がりました。
ドアパネルなどの一部を除いて、私にはもう十分過ぎるくらいです。
CX-5と同様、ナビ回りさえ、マイチェンでなんとかなれば、もういいですね。
後席にも座ってみました。
平均以下の身長の私が座った後ろは、余裕で足を組んで座れます。
頭上の余裕はそれほど無いけど、リアガラスはずっと後ろなので圧迫感は無いです。
アテンザは、前も後ろも、適度に埋まった感じの広さのようで、ゆるい感じがしないのも好印象です。
それしても、CX−5と同じ2.2Lのディーゼルエンジンは、音も振動も静かでつい存在を忘れるほどです。動力性能の良さを堪能できる程に乗り込めなかったものの、ステアリングのフィールは乗った瞬間に何の違和感もなくて、まったく思い通りの切れ味、戻り加減で、本当にFFである事や電動パワステであることなど、痕跡を見つける事は難しそう。

こういうわけで、まぁ魅力的な車です。
忘れてましたが、この日のお相手も前回の美形営業スタッフです。
殊更運転が楽しかったのは、車だけのせいでは無かったのは言うまでもありません♪

投稿者 aw@bitlog : 2013年02月08日 01:23

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3528

コメント

セダンとはまたお珍しいモノに試乗を・・・ミエミエですやん。
次はアテンザワゴンに試乗して下さいな、もちろんご指名で。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2013年02月08日 14:40

ホントはセダンにこそ、思わず試乗したくなるような魅力を持ったクルマが必要なんですけどね。
そういう意味では、アテンザは貴重なセダンかも?

投稿者 Nylaicanai : 2013年02月08日 18:27

>路渡カッパさん

ミエミエ…やっぱり(笑)。
男の嗜みです。(きっぱり)
なので、車以外の事も話ました。

>Nylaicanaiさん

そーっすね。
ドライバーズシートに収まった時の満足度が問われるのがセダンですね。

投稿者 aw : 2013年02月09日 18:03

お久しぶりでございます。

当時、家庭の事情で、乗り降りしやすい4枚ドアが絶対条件でしたので
私的に運動性能と乗り心地の良いセダンが車購入の第1候補でした。
ですのでインプやランエボやレガシーB4が良くて試乗もしたのですが妻から却下。
その頃、妻がアウトドア指向でフォレスターを購入した記憶があります。。。
ほとんどアウトドアなことってしてないんですけど(汗)
そして今も妻の好みでVWのクロスポロ(なんちゃってRV)なんですけどね。
しかし、セダンって重たいですね!!
乗り心地が良くて速いライトウェイトセダンってないかしら〜

あ、営業スタッフのオネエサンとの今後の恋ばなよろしくっす!!

投稿者 KOMEI : 2013年02月10日 06:10

>インプやランエボやレガシーB4

「戦うセダン」ですね。
理数系の理論派飛ばし屋さん御用達ですね。
あるいは、海外でのカルト的人気の日本車でしょうか。
一度で良いから、あの羽がついたやつで、全輪の駆動をグイグイ感じながら走ってみたいものですけど、ついぞその機会は訪れていません。
奥様の趣向も十分に共感しますが・・・。
セダンって重いんですか?
最もボディ剛性を得やすい形なので、軽量化には向いているはずなんですけど、快適性が優先されるんでしょうかね。

恋話ですね。
とほほ話と対になったのならあるんですが・・・。

投稿者 aw : 2013年02月10日 08:10

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)