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2012年10月14日

念願の秋の味覚

秋の味覚と言えば、栗とか松茸とか色々あるけど、
子供の頃に食べたアケビの記憶が薄れることはありません。
毎年、秋になる度に「今年こそはアケビを食べよう」って思いながら数十年。(笑)
頭の片隅で、「まぁその気になればいつでも手に入るし」って考えがあったので、その気にならなかったってことですね。
実家周辺の山にも当然アケビはなっているものの、そこに至る山道が怪しいので、山道が充実した摩耶山に登りがてら、アケビを探しました。

子供の頃の記憶ですが、アケビはツル科の植物で、日当たりの良い南の斜面の木にぶら下がっているはずです。
背の高い木だと、最も日当たりが良い上の方にぶら下がっているので穫るのは難しいですが、背の低い木にツルがある場合は、簡単に手が届きます。
そんなわけで、自宅のすぐ近くから摩耶山に入り、「学校林道」と呼ばれる登山道を歩いていると、未知に赤く熟したアケビの皮を見つけました。

目印はこの木。
ここから徐々に低い雑木林となった辺りで、低い木にぶら下がったアケビがありました。
他で見つけたものもあったけど、すでに皮が割れていて、ムクドリのおやつになっていました。
アケビの甘い実は、トリや昆虫も狙っています。
なので、ギリギリ皮が割れていないのが狙い目。
赤く色づいて、手で触ると皮の割れ目がわかります。

大きさはやや小振りながら、こんなに穫れました。
イマイチ皮が荒れているのは、日当たりのせいかなぁ。
立派なものだと、かなり大きくて皮も赤くてきれいなんだけど、これはイマイチ。

遙か眼下に神戸の街。
気持ちいいね。

食べてみると、確かに甘いことは甘いんだけど、子供の頃に強烈に感じた甘さではないです。
タネを舐めていると、渋みも出てきてけっして美味しいものでもないです。
とはいえ、数十年振りに懐かしい秋の味覚を味わえました。

投稿者 aw@bitlog : 2012年10月14日 13:13

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コメント

私は未だアケビさんとは縁が無く、いただいたことが無いんです・・・
デジもん分解していると思えば、野生児のごとく山に分け入ってアケビを分解・・・奥の深い人物ですな、awさんって。
ところで私はやっとXLを6V→12V化。これでナビが付けられる?♪
そんなことしていたから天気が良いのに、一向に走りには行かず・・・(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2012年10月14日 18:03

なんと、アケビ未体験ですか。
京都は美味しい甘味処がたくさんあるので、
上品なカッパさんは、野山に生える山菜はお口に合わないかな?(笑)
そんなに美味しいものではないですけど、日本の原風景には欠かせない果物なので、是非とも山に入って見つけてみてください。
ナビがあれば、どんどん山にも分け入ることができますね。

投稿者 aw : 2012年10月14日 20:55

ああ、アケビですね。八景に住んだ頃に寺の裏山で遊ぶ時よくとりました。たしかに甘いのもあったような気がしますがはっきりした味をおもいだせないな。ただ、雑木の中に熟してぶら下がってるのをみると引っ張ってた。

投稿者 Anonymous : 2012年10月14日 23:16

あのブラブラ感が、男の子にとってはどうにも魅力的でだったような・・・。
改めて思い出すと、ずっと甘い奴と、そうでもないのがあったような・・・。

投稿者 aw : 2012年10月15日 01:13

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