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2012年07月18日

タイミングベルト交換5日目

週末に時間が取れなかったので、ちまちま進めています。
今日は、カムシャフトオイルシールの打ち込みのために、一度カバー類をはずしてやり直し、その後、外していたシリンダーヘッドカバーを取り付けます。

これが、カムシャフトオイルシールの打ち込み具合。
今度は、面ではなくて、少し奥に入っています。

すこし押し込むために、古いオイルシールをあてがいます。
可能なら、ピッタリなワッシャでも探して、工具を自作したいところ。

こちらが、元のオイルシールの具合。
わかりづらいですが、同じように奥まって見えます。
普通は、突き当てのはずなので、間違いはないとおもいますが、最初に深さを測ってい置かなかったのは、手落ちでした。
オイルが洩れないことを祈りたいです。

タイミングベルトの取り付けは、こんな具合に、位置合わせしたドライブプーリーを少し引き出し、最後にアジャストプーリーを掛けると簡単です。

こんな具合に、タイミングベルトとカバー類の取り付けは完了。
実は、カムプーリーのボルトの締め付けが甘かった事が判明。
不幸中の幸いでした。(汗)

続いて、シリンダーヘッドカバーの取り付けです。
まずは、古いスパークプラグチューブシールの交換。
中にアルミのリングが入っているようで割りとしっかり嵌っています。
プライヤで捻ってパワープレイを仕掛ければ、敢えなく外せます。

板を当てて押し込みましたが、手でも押し込めます。
リップをめくれば、入り具合は確認できるので、突き当てまでしっかり押し込みます。

今度は、シリンダーヘッドカバーの取り付けボルトのワッシャーの交換です。

取り外しは、あっさりカッターでカットです。
ってか、ゴムがやや硬化しているので、こうでもしないと外れないです。

嵌め込むのは、手で押し込めます。
斜めに嵌め込んでいけば、比較的ラクにいけます。
金属部分とゴム部分は簡単に接着されていますが、分けないと入りません。

無事、シリンダーヘッドカバー装着です。
当然ガスケットも交換済みです。
マニュアルに従い、一部折れ曲がりの急な部分のみ液体ガスケットを塗っています。
取り付けボルトは、3回に分け、順番通りに締め込みました。
規定トルクは9.8N・mと低く、それほど精度を要求される所でもないですが、オイルだけは洩れて欲しくないです。
カム回りにはエンジンオイルを塗布しています。ヘッドカバーを外して、3週間ほど外気に晒しているので、ドライスタートを避けるためです。
ところで、ご覧のように耐熱塗装を施しました。
磨きも始めたものの、腐食が深くキレイにするには大変そうだったので、BAJAのエンジン塗装に使った残りを使いました。
マニホールドの遮熱板とともに、実家でブラストまでして塗装したけど、
懸念していた通りちょっとチープ。(汗)
ま、車検の時に、「ちゃんと整備してまっせ!」って思わせるくらいの効果はあるでしょう。

投稿者 aw@bitlog : 2012年07月18日 04:34

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コメント

すばらしい・・・自分には無い探究心とチャレンジ魂に敬服です。
それにしても、この実行力はどこから来るの?
たぶん、むかしの修理屋さんや新興国の修理マンたちは、同じようなガッツで取り掛かっているんだろうなぁ
と想像するのみ・・・
最初の火入れ、感動的だろうなぁ!

※ヘッドカバー、妙にきれいですね
できれば、お花畑とか野山の絵とか描いてみたらどうでしょう。
車検の検査官も思わず微笑むかもよ

投稿者 しんさん : 2012年07月18日 09:59

やっていると、
「何でここはこういう構造をしているか」とかってーのがわかってきて、次に「きっとここはこうなっているに違いない」って具合に予想されるようになってくるんですね。
特に、軽量化に重きを置いていないクルマは、堅実で合理的な設計なので、さほど気を使わずにバラせます。
なので、のんびりやる限りそれほど苦じゃないんですよ。
ってか、実物大のプラモデルだと思えば、楽しいです。
頭の中じゃ、中島みゆきの「地上の星」が鳴り響いていますよ。(笑)

ヘッドカバーのアイデア、有り難うございます。
耐熱塗装のカラーバリエーションがあれば、出来なくはないけれど、残念なことに、この上にエアクリーナーボックスが載ります。
なので、それも含めてやらないと中途半端ですね。
もしやりきったなら、GSでオイル交換の勧めもされなくなるでしょうね。

投稿者 aw : 2012年07月18日 11:17

>実物大のプラモデルだと思えば・・・とは言ってもなかなか出来ることじゃないです。
スゴイことだと思いますよ、本箱が作れたら家も造れるみたいな・・・(^_^ゞ
ヘッドカバーの塗装はちょっとやってみたいな、そちらへ伺おうかな。もちろん塗料は持参しますよ♪

投稿者 路渡カッパ : 2012年07月18日 12:24

車や家を作ったり出来るとすごいですね。
バスカフェは、単なる分解組み立てってわけには行かないので、あれを完成できれば、自分でもそこそこやったなと思えるかも。(笑)

塗装は実家でやってますよ。
それでもよろしければどうぞ。
ロドなら、ブレーキのキャリパーの塗装はどうですか?
筆塗りでもいけるみたいですよ。

投稿者 aw : 2012年07月18日 13:54

整備の邪魔をしますが・・・

awさんのHRVにはホーンのヒューズってありますか?

実は・・・今日、普通に出勤している途中、ホーンが鳴らないことに気づき、
職場で仕事もせずにアレヤコレヤと調べていたのですが、同時にATのシフトロックも不具合になり、
いよいよコイツともお別れの時が迫っているのか、と思ったのでした。
ホーンは新車の頃からダブルのクラクション形に交換してありますが、直結すれば鳴るので生きています。
とりあえずディーラに電話すると馴染みの担当さんは全員不在で、対応してくれたサービスの方に聞くも
スイッチ類が原因だと見てからのほうが良いとのことで、本日入庫予定でしたが、
担当さんいわく、「シフトロックのスイッチはブレーキスイッチ・・・」とのこと
うわっ、もしかしたら・・・でブレーキランプを確認すると点かない、ヤバイ!!
ブレーキ不点灯で運転していたぁ・・・(いつから?)で、きっと後続車はイヤだったでしょうねぇ。おぉ怖っ!
まぁ、そういう時はヒューズから疑うのが第一歩で・・・案の定、
エンジンルームのヒューズボックスのブレーキの10Aが切れいてました。
交換すると、当然ブレーキは点灯し、シフトロックも正常に作動して、おまけにホーンもキチンと鳴る!!
でも、運転席足元にもエンジンルーム内にもホーンのヒューズ表示は無い無い無い(ホーンリレーはあるけど)
・・・・といったことで、少なくともわが車はブレーキとホーンがヒューズ共用みたいでした(純正状態なのに)
こんなところがHRVらしさなのかなぁ・・・イマイチ!!

投稿者 しんさん : 2012年07月19日 11:13

http://www.bit-motors.com/~artworks/bitlog/archives/2012/07/19/12IMGP1602.jpg
http://www.bit-motors.com/~artworks/bitlog/archives/2012/07/19/12IMGP1603.jpg

こんな感じですが、特別にホーのヒューズって見えないですね。
ブレーキとホーンの共用は、考えようによっては便利かも。
ホーンが鳴るかどうかで、確認出来ますから。
そう言うことなのかも知れないですよ。
うちも、何かのヒューズが切れたことあります。
プロジェクターを映そうとして。切らしたこともありますし。(^_^;
緊急時は、スペアヒューズで何とかなりますね。
最近は、ヒューズが切れるなんて事はあまりないので、意外に忘れがちですね。

投稿者 aw : 2012年07月19日 14:35

やっぱりですね・・・ありがとうございやした

しかし、そうそうホーンなんて鳴らさないし、夜ならいざしらず日中だとブレーキの点灯状態は??
まぁ、そんなにヒューズが切れることもないし、頻繁だったらそれこそ問題でしょうけども。
とにもかくにも・・・ご面倒おかけいたしました
とりあえず、スッキリしました。

※昔は、少し古くなるとホーンが鳴りっぱなしになることも良くあったようで、
そういったときは速行でヒューズを抜いたものです、とりあえず今回は知恵がついたと思うことにします。

投稿者 しんさん : 2012年07月19日 17:44

最新のクルマだと、球切れの警告灯などが付いているんですかね。
その割りには、球切れのクルマを見かけます。
ヒューズ切れも警告灯があればわかりやすいですけどね。
予備のヒューズがあることも、切れるまで知らなかったけど、納車の時に説明を受けた記憶もないです。
あらためて説明書を見てみると、はやりニューズに関する記載はほとんど無いです。
何でですかね。
ちなみに、ベルト類の張りは、説明書にあるのを確認しました。
説明書、侮りが足しです。

投稿者 aw : 2012年07月20日 09:37

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