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2012年05月21日

兵庫大阪京都田舎道の旅

とっととBAJAのエンジンを組み上げないと、
リビングにあるエンジン部品が片付かないのは重々承知していますが、
この時期の好天のお休日にツーリングに行かないのはバチが当たるというもの。
予定通り、京都北部の山村、花脊村まで行ってきました。
花脊村は、とりわけ名所があるわけではないですが、小さくてかわいい山村の風景が、人の心を惹きつけるようで、何もない割りには訪れる人は少なくない所です。
神戸からのアクセスは、いつもなら六甲山から宝塚経由で行くところですが、TLRで六甲のクネクネを走るのはあまり愉快ではないので、大人しくR171で池田>川西>亀岡と北上します。


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兵庫大阪京都田舎道の旅Part1

池田から亀岡方面へは、R477かR423の選択になります。
R423は、谷間を走る道で沿道のセメント工場などに出入りするダンプが多く、能勢までの雰囲気はイマイチです。
最初の寄り道は、R477の妙見口の近くから北東に向かって伸びる道です。
沢伝いにある道で、地図では通り抜けられるように見えるものの、確証はなし。とりあえず行ってみることにしました。
国道から入って間もなく、舗装の林道、ダートの林道と変わっていきました。
このままの感じで通り抜けられるとラッキーだなと思って走っていると、キャンパーの子供達発見。
歓迎ムードはなし!(汗)
さらに進むと、すぐに道は細くなって、殆ど登山道のようになってきました。
落ちると上がって来れない崖もあります。
幅は狭いし、路面も荒れているので、コシが引けます。
土砂崩れがある箇所では、土砂を越えていかねばありません。
ちょっとアドベンチャーの様相。
沢渡もありました。
まぁ、昨年行った虎の穴より数段容易だし、何たってバイクは往年のトラ車なので、朝飯前!のはずですが、乗り手の都合により二足歩行で安全走行です。(^_^;
カメ走行なのでバイクを壊すことはないだろうけど、川に落ちて濡れたまま、この後の旅を続けたくないので。
さて、土砂崩れ、沢渡りの次の障害物は倒木。
てんこ盛りですね。
バイクを倒しながらなんとかクリア。
その後も進行を続けましたが、ついに私の下手テクではどうにもならない段差に遭遇して撤退です。
でも、ここの道、ひょっとしたらバイク通行禁止だったのかも知れないです。
野鳥の写真を撮っているオジサンの視線が厳しかったので、可能性はあります。
もしそうだったら、ごめんなさいです。

兵庫大阪京都田舎道の旅Part2

再びR477に出たものの、野間で再び寄り道。
r732の堀越峠に繋がる山道を走ります。
この道は、舗装路クルマでも通れそうだけど、幅が狭いし、特に近道にもなりそうにないので、クルマも皆無です。
ストレートがお多いので面白みはないものの、その分余裕を持って変化がある景色を愉しめます。

r732に出てからは、R423>r733>r46>r6>r733とつないで京都に向かいました。
この辺りの道路は、新しいバイパスではなくて、地形に沿った昔からある道が下になっていると見えて、平地であってもくねっています。地形に沿った道は穏やかに微妙に変かがあって飽きないです。
京都が近くなると道幅は狭くなり、「盆地の縁」を下る道のコーナーは急です。地図で見ると、この「盆地の縁」の道はどれも曲がりくねって急傾斜を走っています。この辺りが、交通量が少ない理由でしょう。
ドライブやツーリングを楽しむにはこういう道を選ぶのがいいですね。

兵庫大阪京都田舎道の旅Part3

亀岡の保津町から、桂川に掛かる保津橋を渡って、r50の嵯峨に向かいます。
この道は「愛宕林道」のようです。
Garminではルートを引いてくれなかったですが、実際ゲートが閉じています。
かつては、自動車も通れていたみたいですけど、道幅は狭いし対向車が来ると大変だったでしょうね。
まぁ、クルマが通れないおかげで、バイクは安心して走れます。
この林道は、すぐ脇を渓流が流れ、清涼感満点です。
ハードなコーナーもダートも無いけれど、風景は実に穏やかで涼しげでのんびりトレッキングを楽しめます。

しばらく走るとこれまた穏やかで美しい池に出ました。
下草が綺麗に刈り取られて、絵のような風景です。

水底に目をやると、異様にでかいオタマジャクシがうじゃうじゃいます。
最近これほど沢山のオタマジャクシをみたことがありません。
で、そのオタマジャクシの向いている先には、これまたでかいトノサマガエルのメスが、朝礼の校長先生みたいにオタマジャクシの方を見ています。
これから大人になるにあたっての心得を説いているんでしょうか

r50に出てからは、北上して再びR477に出ます。
しばらくは穏やかなカントリーロードが続き、お決まりの狭路を抜けて、道の駅ウッディー京北でアイス休憩です。

京北大納言小豆、丹波黒大豆、京唐菜の3種類のアイスがありました。
ブログ的には当然京唐菜ですね。(笑)
「辛くないですよ」と言われましたが、微妙な風合いです。

この後は、一気に花脊まで走りました。
花脊村は、特に名所があるわけではないですが、小さな小川と道と家が近くて、昔の物語で出てくる風景のような穏やかで可愛い雰囲気があります。
そんなわけで、ここにくるとホッとします。

復路は、往路の少し北、r78>r19>r453>r731>r12>r319>r33とつないで帰りました。

【走行記録】
積算距離:295km
移動時間:8時間2分
停止時間:2時間20分
移動平均速度:36.7km/h
燃費37〜42km/l

【TLR200】
リヤブレーキの鳴きが顕著になりました。
ブレーキシューの交換を予定します。
どうもリヤの落ち着きが無いようで、コーナー中のバンプで振られます。
原因は、ダンパーの減衰不足、タイヤの剛性不足、ハブベアリングのガタ、ステアリングステムの調整不足などを考えています。

投稿者 aw@bitlog : 2012年05月21日 09:30

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コメント

また、たっぷりと走られましたね♪
私もまずは保津川沿いを探索と考えておりました。
往年の我がフィールドへようこそって言いたいところですが、私、林道を楽しんだ期間は短いです。それでも花背、百井、佐々里、八丁などは何度か・・・最後に行ったのはSL230でしたから10年以上前になるかな。
このあたりのフィールドなら充分合流も可能ですね、ぜひ1京都さんも引っ張り込んで、マルチアングルの走行動画を撮りたいものです。(^_^ゞ
ところでこの映像でGoProの画角は何度になるのでしょう?
HERO2は170°だけなのかな?まだ試し撮りも出来てない状況です・・・(-_-;)

投稿者 路渡カッパ : 2012年05月22日 16:07

この能勢から京北に到るエリアは、優しくて麗しい林道山道が多くて、我々のバイクにピッタリなエリアですね。
渓流や小川に沿った林道などは、これからの暑い季節にもってこいです。
私のGopro960は、170度固定のはずです。
2は、120度も選べるんじゃなかったかな?
暗いところにも強くなっているので林道でも綺麗に撮れると思いますよ。

投稿者 aw : 2012年05月22日 16:40

ブレーキは鳴きが出る位の方が効きは良いですね。
あまりひどい場合はシューの表面のペーパー掛けとドラムの洗浄をしていました。

えーとっ、TLは2台とも売却しました。
awさんのお供をするべくただいまXL125sを鋭意制作中です。
オンロード仕様ですけどね。

舗装路でしたらTDRでお供しますよ。

投稿者 1京都 : 2012年05月22日 23:40

>1京都さん

はい、たしかに効きは悪くないです。
でも、鳴きが酷くなる前も効きは悪くなかったので、メンテナンスは必要ですね。

なんと、TL売却ですかー?
仕上がってしまうと興味が薄れますか?(笑)

お供なんてとんでもないです。
主役は1京都さんですよ。
我々カメラ班のちょんまげ隊が、1京都さんを追います。
派手なアクションを頼みます。
路渡カッパさんなどは、ハプニングを期待していると思いますが。(笑)

投稿者 aw : 2012年05月23日 05:15

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