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2012年05月17日

ピストンリングとシリンダーの使用限度

指摘があったあので、キチンとピストンリングをシリンダーに収めて、合い口隙間を計測し直しました。
こういうのは、適当じゃ世間が許しません。
キチンと計測しないと意味がないです。
結果は・・・0.54mm。

(゜◇゜)ガーン

キチンと測れば許容範囲内だろう言う楽観は、脆くも崩れ去りました。
平行を出すためにピストンを宛がったのでたぶん間違いはないです。
まずはピストンリングの摩耗を疑い、新品のリングと重ねてみました。
見た目差は無いようだけど、念のために同じようにシリンダーに収めてみました。
0.5mm。
ありゃ、って事は、考えたくはないけど・・・シリンダの摩耗?
テンション下げ下げで、シリンダのスカート部に使用中リングを収めて計測。
0.44mm。
内周で0.1mm摩耗が進んでるってことかな。
内径73mmなので、73×3.14=229.22mm
内周の拡大分が0.1mmとして、229.32mm
229.32/3.14=73.031847133758
新車寺の内径が73mmとして、現在は73.032mmということになりまます。
ってことは、シリンダーの使用限度は+0.1mmなので、シリンダーの摩耗は限度内と考えて良いでしょう。
この計算で行けば、シリンダーの使用限度よりもずっと早くリングの使用限度が来てしまうってこと?
現在の走行距離が1.2万キロ程なので、シリンダー自体の使用限度まで、3.6万kmは走れますね。
でも圧縮を保つには、2度ピストンリングを交換するのが望ましいって事にもなります。

さて、ピストンリングを外すに、雑誌記事にあったように手でやろうとしたものの、やりづらかったので、手近なものを使ってあっさり上手くいきました。

洗濯ばさみの摘む方を合い口に挟んで手を離すと、勝手に開きます。
これで、リングの脱着は簡単に出来ました。
しっかりとリングをホールド出来るように加工すれば、ずっと使いやすくなるでしょう。

投稿者 aw@bitlog : 2012年05月17日 15:24

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コメント

それはそれは残念でしたね。
そのまま組んでも行けそうな気はしますが
万全を期するawのことですのでボーリング&オーバーサイズピストン導入ですね。

ホンダからはオーバーサイズは出ないと思いますが
73φですとTKRJのXR250あたりのピストンが合うかもしれません。

投稿者 1京都 : 2012年05月17日 19:55

OSピストンへの誘いでしょうか?(^_^;

え〜っと、内径の摩耗は規定値内ですので、
そちらを優先する所存です。
シリンダが使用限度内でも、新品ピストンリングが限度を超えてしまうのはなんだかなぁ〜ですが。
オーバーサイズにすると、キャブのセッティングも弄らないと行けないし、重量バランスも変わるので、個人的にはやりたくないですね。

投稿者 aw : 2012年05月17日 21:01

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