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2012年02月17日

バッテリー充電器

クルマに乗る機会が減ったせいか、
キーを捻った時の一瞬のクランキングに、若干の不安を感じることがありました。
HR-Vでは、始動に不安を感じることもないですが、NCは、イモビライザーやらシートヒーターやら電力の消費が多いせいか、バッテリーの負担が大きいみたいです。
中華バッテリーであることの不安もあります。
そこで、バッテリーをメンテナンスするためにバッテリー充電器をゲットしました。
選んだのは、メルテック「PC-200」(送料込み6200円)
バッテリー充電器って意外に高価だったりするんですが、この製品は大阪のメーカーが中国で作ったもので、十分にリーズナブルな範囲に収まっています。
高価な製品は、充電中の電圧を細かく設定できたり、セルスタート機能があったりしますが、この製品は、そのどちらの機能もありません。
バッテリーの種類を選ぶと、その容量に応じて、お任せで充電してくれます。
バッテリーの為には、ある程度低い電圧で時間をかけて充電するのが望ましいようですが、そういった細かい対応は出来ません。
機械任せのイージー志向がコンセプトのようです。

ホンダの発電機みたいなデザインは、親しみやすさと使いやすさを体現しています。
良く見ると、ヒケは目立つし、パーティションもガタガタで、製造品質は悪いですが、デザインの狙いが適切なので、仕上げの悪さをカバーしています。
電源と接続用のケーブルは、リヤのパネルに収納させるアイデアも、実際の使い勝手を向上させる良いアイデアです。
生っぽい仕上げのグラフィックのレベルは、質的には高くないけど、シンプルでフレンドリーな商品のコンセプトは良くコントロールされていると思います。
ただし、この筐体品質だと、開腹して中身を見るのは覚悟が要るかも。(笑)
保証期間を過ぎたときには、開けてみたいと思います。

スペックは、こんな具合。
マイコン搭載で、全てのタイプのバッテリーに対応し、
出来るだけ自動化を進めたのがコンセプトみたいです。
特徴ある機能としては、「リフレッシュ機能」があります。
サルフェーション」というバッテリーの劣化をある程度再生させる機能のようです。
おまけ的な扱いなので、高価の程はわからないですが、試してみる価値はありそうです。

そういうわけで、早速充電してみました。
対象のバッテリーは、2年ほど前に交換したトリッカーのものです。
電圧は10V程になってセルを回すには厳しそうです。

ケーブルを繋いで電源を入れたら、適合車セレクトで「オートバイ」を選ぶと充電が開始されます。
充電のアンペアは、最初2.0ですが、状況によって変わるようで、容量が少ないバッテリーほど、あるいは、満充電が近づくほど電圧は低くなります。アンペアは8.0Aまで、バッテリーの状況によって変化するようです。

ついでに、「リフレッシュ」してみます。
表示はこんな具合。
リフレッシュには5時間ほどかかるとか。
気泡が出るそうなので、オープン型バッテリーでは、解放してやる必要があります。
ちなみに、過放電してしまって、7.5V以下に電圧が下がったバッテリーでは、本機の電源は入らないそうです。

【追記】
リフレッシュは完了できなかったものの、トリッカーのバッテリーは、13Vを越えたところで満充電となりました。今後は、リフレッシュを繰り返して、どこまで回復できるか試してみます。
続いて、NCのバッテリー「46B24L」の充電を試しました。
「普通車」を選んで充電開始。直後からヘアブローのような音で送風が始まり、電流は一旦6.0Aを指した後、間もなく3.0A前後に落ち着きました。
数時間後、電圧は13Vを越したものの満充電>充電停止とはなりませんでした。
続いて、リフレッシュを試してみます。

【追記】
再度リフレッシュを試みたNCのバッテリーを充電すると、今度は13.7Vで満充電となりました。

【追記】

充電を完了したNCのバッテリーを交換しました。
明らかにエンジンのクランキングが違います。
外したFULDAのバッテリーの電圧は12.8V程。
実家から長距離を走った後なので、満充電のはずですが、ちょっと低い値です。
4時間半でリフレッシュ完了して満充電させると。13.7Vに回復しました。
予想以上に使える感じです。

投稿者 aw@bitlog : 2012年02月17日 13:34

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コメント

最近、充電ちゅうもんをしたことがないですね
一応20年物を持ってますが、昔はセルのフタを開けてトロトロと充電しながら、
微妙にバッテリー液がはねていて、そばにあった工具が錆びちゃったりで・・・
今はウソかホントか?・・・ホントと信じてるんですが、前も記しました「バッテリーのびー太」で頑張ってます。
最近のは高性能みたいですね、使用報告待ってますね

投稿者 しんさん : 2012年02月17日 20:56

のびー太は良く聞きますね。
再生の仕組みは同じようなものですかね。
私は、充電器デビューです。
フツーに乗っている限り、ほとんど使う場面はなさそうですけど、乗らなくなると保険が必要です。
12Vを越えて、充電アンペアは0.8から0.6Aに下がっています。順調に仕事をしているようです。
リフレッシュは気長に何度も繰り返さないとダメらしいです。

投稿者 aw : 2012年02月17日 22:21

充電器もずいぶん賢くなっているんですね。
うちの充電器はもっぱらDIYメッキの電源と化しています。
そのためクリップ部は錆び錆で腐食してしまいました。

投稿者 1京都 : 2012年02月20日 00:04

過充電防止機能や逆接保護機能なんかもあるので、私のようなトンチンカンにはありがたいです。
自作メッキですか。
シブイ工作をされてるんでしょうね。
ワビサビですな。

投稿者 aw : 2012年02月20日 07:48

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