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2012年01月10日

同年代

旧いモデルで出かけているとき、
停める場所に、同じような年式のが停まっていると、
つい、その近くに停めてしまう事が多いです。
連休最後の日、三宮のロフトに行った折、TLRを停めようとしたら、
なかなか程度の良さそうなXL250Rが停まっていたので、
つい、その横に停めてしまいました。
ざっと見た限り、ホーンが変わってますかね。
旧いバイクのホーンって、大概音量がしょぼいのに、時間の経過とともに、さらに拍車がかかるので、私のTLRも地味に変えたくなります。
リヤウィンカーも小振りのものに変更されていますね。
この時期のまでのオフ車のウィンカーは、やたらでかくて、リヤは徐々に下に下がってきました。
もう一つ気が付いた所は、控えめながらもフューエルフィルターが装着されていたこと。
しみじみ連帯感を感じるところですね。(笑)
ホンダXL250R、形式名「MD03」は、エンジンこそ前モデルのXL250Sと同型に見えますが、オフ車初のプロリンクサスペンションをはじめとして、シャシーは一新されました。
次期モデルのXLX250Rでは、エンジンがRFVCの新型エンジンに変わったので、エンジンと車体を段階的に置き換えていく、モデルチェンジのセオリーですね。
XL250Rは、大学の頃、オーナーだった知り合いに借りて乗ったことがあります。
当時の私の愛車は、DT125LCとXT250。
XL250Rの跨った最初の印象は「機関車みたいや」。
DT125LCは乾燥99kgでしたが、XL250Rは122kg。
ずっしりって印象だったことを覚えています。
前モデルのXL250Sが119kg、次期モデルのXLX250Rが118kgってことなので、従来のエンジンと新しいシャシーの組み合わせが、重量に影響したのでしょう。
でも、おかげで高速走行は快適でした。豊かな低速トルクと柔らかいサスペンションで、これなら日本縦断も楽勝に思えたほど。
発売年次は、1981年11月。
TLR200は、1983年4月。
ほぼ同年代ですが、モノサスやら12V化は、1985年のTLM200Rになるので、トライアルモデルはやや展開が遅かったか?
XL250Rの年間販売予定台数は、20000台。
TLR200のそれが、12000台。
80〜90年くらいは、もっとも二輪が売れた時期ですが、現在は、126〜250ccクラスの全販売量が、これらを合わせたものよりずっと少ない事を考えると、当時、いかにバイクが売れていたか、今いかに売れていないかですね。

投稿者 aw@bitlog : 2012年01月10日 04:55

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コメント

あの馬鹿みたいに重いレッドバロンのチェーンロックをちゃんとつけているところにもオーナーさんの愛を感じますねぇ。
それにしてもawさんのTLRきれいだなぁ

投稿者 すねお : 2012年01月10日 08:19

ああ、すねおさん、良い補足ありがとうございます。
その通りですね。
きれいに乗られている愛車への愛を感じますね。
私なんざ、一切あの手のロックを使ったことないですし、
グラブもメットもこの状態で放置です。
しかも、時々、キーすらはずし忘れる始末・・・。

投稿者 aw : 2012年01月10日 08:43

80年代はバイクもクルマもよく売れていたように思いますね。だから現役名車も多い。
私はXL250Sで林道を退役、この250Rには乗らずYZになりましたが
この年代のオフ車は今でも充分現役で楽しめそうですね♪

投稿者 路渡カッパ : 2012年01月10日 22:35

売れるから気合いが入るのか、
気合いを入れて作るから売れるのか?
兎に角、作り手も楽しんでいたことは間違いないでしょうね。
カッパさんが、林道から去った頃に、私がデビューした感じですかね。
私は、ヘタレなので、モトクロスには進めませんでした。
ツーリングでは、カッパさんに往年の華麗な走りを見せてもらいましょう。

投稿者 aw : 2012年01月11日 07:35

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