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2011年12月25日

PowerBook G3 (Lambard)、復活!

決死の思いで始めた大掃除ですが、
古いMacなどをさてどうしたものかなどと考えたのが運の尽き。
通称“Lambard”のBronze keyboardモデルを試しに、起動させてみると、途中まで起動している雰囲気。
これは、友達から、「どうやらマザーボードが壊れているみたいだから」ってもらったもの。
ひょっとしたらと思って、もう1台の、通称“Wall Street”のHDを外して、Lambardにセットすると、さらに進んだところまで起動したものの、かなり重大そうな警告文が出ます。
うーん、やっぱダメ?
諦めきれずに、組み立て途中の状態を見ながらしばらく考え巡らしました。

ひょっとして、ヒートシンカー外しているから?

ってわけで、CPUに被さるカバーを付けて電源を入れると、見事に起動しました。
ってことは、HDの故障だったのね。
やったぁ、ラッキー!
これって、クリスマスの奇跡か?
で、欲が出て、WiFiでネット接続出来ないかと調べたました。
PowerBook G3は、OS9もしくは、OSX10.2までしか対応していません。
なので、その範囲で使えるデバイスは、少ないか、あっても中古で探すしかありません。
おそらく、最も確実なのは、機種に依存しない「WiFiコンバーター」を使う方法ですね。
スマートではないけれど、USB給電出来る小型のモデルで、とりあえずは無線化は出来そうです。
ネットで検索すると、やっぱり同じような事を考える人がいるもんですね。
同じ、古い PowerBook G3のWifi化に取り組んでいる人の記事がありました。

PowerBookG3は父が前に仕事で使っていたもので、・・・

 父・・・ですか(汗)

ああ、こんなことやっていると、全然大掃除が進まへん・・・。
年賀状もかかにゃぁいかんのに・・・。

【追記】
このWall Street、Lambard、Pismoって筐体デザインのキーボードって、個人的にとってもフィーリングが合います。
確か、IBMと親密だった頃じゃなかったっけ。
CPUにIBM製のPowerPCを使っているってこともあるけど、あの頃、抜群の信頼性と評価を持っていたThinkPadと、似た“良い道具感”を感じていました。
当時、Thinkpadも使っていましたが、定評あるThinkpadと同等かそれ以上に、フィールの良いキーボードのタッチでした。
CPU以外にも、何か交流があったのかもって邪推しています。
デザインでも、このシリーズは完成度が高いです。
デザイナーは、現Appleのデザインを仕切るジョナサン・アイブですが、今の直線的なデザインとは異なり、有機的な曲線が使われた頃の製品です。
ノートパソコンで、曲線をこれだけ巧みに使った製品は、他に記憶がないです。
内部へのアクセスや、バッテリー、CDドライブユニットの脱着方法も抜群に洗練されていました。
記憶されるべき工業デザイン一つかと思います。
因みに、起動不能は、PRAM保存用の内蔵電池が消耗する事でも起きます。
G4PowerBook以降は、「キャパシタコンデンサ」と呼ばれる充電機能のあるコンデンサに置き換わっているとかで、交換は不要&不可能になっているとか。
古いMacで、起動が出来なくなったときは、一度内蔵電池を疑ってみるといいでしょう。

投稿者 aw@bitlog : 2011年12月25日 18:02

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コメント

オールドマック用の乾電池ってまだ手に入りますかね?
交換で直るのなら助けたい古いマックが何台かある(;^ω^)

投稿者 サカテツ : 2011年12月26日 20:43

どうでしょうか。
IIcxのは、ずいぶん前に買い置きしています。
Wall Streetのは、数年前には販売していたようだけど、今あるかどうかは、これから調査です。
高いものではないので、ある時に買っておいていいかもしれないですね、

投稿者 aw : 2011年12月26日 21:30

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