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2011年10月17日

畦道トレッキングvol.2〜兵庫県道38号淡河周辺〜

キャブ調整のチェックがてら、神戸近郊をトレッキングしました。
今回は、県道38号線周辺、「淡河(おうご)」と言われる辺りです。
丹波篠山や、南の丹生などと共に、穏やかな気候の農村地帯です。
この辺りは、ゴルフ場が多いことでもわかるように、山が低めの穏やかな地形で、村々や耕作地をつなぐ道が複雑に繋がっています。
ギリギリ軽トラが通れるくらいの道幅で、行き止まりもあります。
まさに、TLRにはピッタリな小径です。


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【走行ログkmzファイル】

アプローチは、前回に行った藍那から北上して志染川に出ます。
鈴蘭台など、戦後開発されたエリアの道は新しいですが、
そんなエリアから外れた山村の道は、狭くてくねって風情があります。
国道や県道から、良さ気な脇道を見付けて入ってみました。
山田町福地から無動寺を経由してR428に抜ける道は、以前から狙っていた道です。
ギリギリ軽トラが入れるかどうかってくらいに狭いので、クルマでの通行は不可能と考えた方がいいでしょう。

R428は、先行車さえ居なければいいペースで走れる道ですが、TLRじゃ60km/hほど。
取り締まりポイントもあるけれど、まず速度違反の心配は無さそうです。
道の駅淡河で一服。
暖かいので、ゴマアイス。
なかなかイケます。

この後、淡河町萩原、木津の中道を散策。
なんとなく気になる「入り口」を見付けたので、迷わず突入。
ダメなら引き返せるのが小さなバイクの良いところ。
とりあえず、行けるところまで行きます。
いい感じのセメントの道が続いたと思った頃、ダートに突入。
ちょいと躊躇したものの、
バイクの調子もまずまずだし、
タイヤの性能を確かめたかったし、
道には軽トラのタイヤの跡があったのでレッツゴーです。
路面は、前日までの雨でやや泥濘があったり、やや荒れてる箇所はありましたが、オフロードバイクでは問題のないレベル。
途中、MTBのサイクリストやハイカーとすれ違い、出たのは、淡河環境センターの入り口脇。
距離は短いけど、良いトレッキングコースを見付けました。

この後は、R428を再び淡河に戻り、r38の脇道散策。
起伏があって、複雑にうねった道が繋がっているので迷宮的な面白さがあります。
こういう面白さは、新しい住宅街では望めません。
大きなバイクでは憚られるような小径でも、小柄なTLRなら大丈夫。
TWKの排気音は大きめだけど、音質は軽めで、まぁ農機具的?(笑)
なので、多少はマシ・・・と思いたい。(汗)

ひとしきり小径トレッキングを楽しんだ後は、いつもの有馬温泉へ。
この近くに来るとつい立ち寄ってしまいます。
でも、いつも人出を見て怖じ気づいてお風呂にも入らずに帰ります。
一番気になるのが、気軽に駐車できる場所がないこと。
市営の「金の湯」には駐車場がないので、近くの有料の駐車場に入れるしかありません。
近くの駐車場では、バイクが500円/日。
入湯料は650円だけど、結局1150円の出費になります。
温泉だけに入るには高いです。
来訪者の数が減少して、11月からループバスを休止するとか。
駐車場を完備してくれれば、非常に有り難いんですがムリでしょうか>金の湯の偉い人。

そんなわけで、温泉に入らなかったので、いつもの六甲山を走って汗を流しました。
六甲山も、ハイカーで溢れてましたね。
これからのシーズン、週末はさらにヒートアップしそうです。

面白いサイトを見付けました。
「 播磨屋.com」
戦国時代の家紋を切り口に、戦国時代の大名や武将を掘り下げています。
その中で、中世播磨の豪族「淡河氏」の記述があります。
この地域の名所旧跡、作物などを絡めて散策すると、さらに面白くなりそうです。

【TLRの具合】
調子はまずまず。
アイドリングは今までで一番安定しています。
回転落ちもマシになりました、
相変わらずチョークを引かなくて掛かったり、
エンスト後、なかなか掛かりにくかったりすることがあるので、
少なくとも、スローは濃いめな気がします。
燃費は、32km/lほど。
このバイクの性格から言えばもう少し伸びて欲しいところ。
長く走っていると、ニュートラルを出しづらくなるのは、前回と同じ。
オイルとシフトペダルを変えればオッケーか?
クラッチは、ホンダらしく軽くて疲れません。

積算距離:116.46km
最高速度:66.8km/h
移動時間:3時間40分
停止時間:1時間32分
移動平均速度:31.7km/h
燃費:約32km/l

【IRC TR-011 TOURIST 】
ビードを出すためにかなり空気圧を高めにしていたときは、低速コーナーでグニャリとした感覚がありました。
空気圧を1kg強で多少マシですが、角張ったプロフィールから想像されるようなフィールで、舗装路で寝かし込むには注意が要りそうです。
今回、泥濘を走ることになりましたが、減圧していないのでたぶん最適なグリップは得られていないでしょう。
それでも、BAJAのダンロップD605よりも安定していた感じです。
次は、もう少し低圧にしてダートを走ってみたいです。

【追記】
プラグの具合は、相変わらず、電極部以外はすすけ気味。
でも、最後に診たときより若干マシかな。
そう言えば、初めてチョークを引いて掛かりました。
僅かではあるけど、改善方向と見たいです。
もうひとがんばりかな。

投稿者 aw@bitlog : 2011年10月17日 18:39

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コメント

だいぶ良い感触になってきたようですね。

チョークは引かなくてもかかる場合もあり問題ないと思います。

燃費は標準のスプロケットでしたらツーリングで40以上行きますが
ツーリストを履いてローギヤードですのでそんな物だと思います。


TLRのニュートラルは熱を持つと出にくいです。
オイルは個人的感想ですが、ワコーズのトリプルRが一番ミッションのタッチが良いと感じました。

いまのところ23日はお天気もなんとか持ちそうなので
完調ではありませんが私のバイクに乗って比べてみてください。

投稿者 1京都 : 2011年10月17日 21:58

修理帰宅待ちのTLを待つ身としては、非常に毒のある動画でした。
羨ましいことこの上ない…同時にだいぶ慰められましたが。
さて、畦道ツーリングシリーズが大好きなボクとしては今回も楽しめました。
走行している様子を拝見する限り、どこが調子悪いねん?って感じですが、こればかりは乗ってる方でないと分からないのかもしれませんね。
走行後のプラグの焼けがどうだったのか気になりますね~。

そうそう動画にawさんの影が映っているのですが、思わず「タケコプター」って言ってしまったのは内緒です。

投稿者 サカテツ : 2011年10月17日 23:23

この辺りは上(山陽自動車道)を走ってすり抜けるばかりで下道は走ったこと無いかも。
淡河PAの標識を見る度に、何て読むのだったか思い出してる気が。(^_^ゞ
お楽しみルートがまた出来たようですね。ワン公には歓迎されなかったみたいですけど・・・
TLR乗ってると、ちょっと遊べる広場も見つけたくなりません?

投稿者 路渡カッパ : 2011年10月17日 23:28

>1京都さん

ああそういえば、スプロケを交換しているのを忘れてました。
一度ノーマルの13丁にしてみたいですけど、チェーンも交換する必要がありますね。
もっとも、ノンシールは安いので助かりますが。

オイルは、Motorex Cross Power 4Tの10W-60を使ってましたが、ちょっと硬過ぎかもしれないです。
寒い時期用に検討してみたいと思います。

>サカテツさん

少しは、慰めになったでしょうか。(笑)
調子は、徐々に良くなってきています。
つか、そう思いたい。(汗)
今日、プラグの焼け具合を診てみます。
少しでも良い色であればいいですが。
早く直ってくるといいですね。
ちなみに、私は、「チョンマゲー!」ってつぶやいています。
つけ始め当初は、回りを気にしてましたけど、
今じゃ、つけていることを忘れています。
慣れですね。

>路渡カッパさん

「あわごう」>「おうご」って感じじゃないですかね。
私は、最初、「たんか」って呼んでました。(笑)
この播州から京都にかけてのエリアは、歴史的にも文化的にもなかなか興味深いですよ。
淡河城なんてのもあったみたいだし、戦国武将が辿ったルートのツーリングなんていいんじゃないでしょうか。

遊べる広場見付けたいですね。
もっとも、自転車を振り回す事が出来てからですけどね。

投稿者 aw : 2011年10月18日 08:15

>「淡河(おうご)」

そう読むんですか。初めて知りました。
地名って難しいですね。

投稿者 ネエサン : 2011年10月18日 09:41

地名は難しいですね。
そもそも理由がないと確認しないです。
旧い土地柄ほどすぐには読めない名前だったりします。
でも、そんな名前ほど、歴史上の意味があって面白いですね。

投稿者 aw : 2011年10月18日 12:27

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