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2011年08月21日

六甲縦走予行演習〜市ヶ原から宝塚まで〜

今週から気温も下がって、大分過ごしやすくなったってことで、
六甲縦走の残り半分、市ヶ原から、ゴールの宝塚までを歩きました。
全行程25kmを越えそうってことで、目標は8時間。
自宅から、市ヶ原まで、新神戸から布引の滝を経由して行くので、プラス1時間。
朝5時に家を出れば、14時頃ゴールだなと皮算用をしていたら、
起きたのが5時半。ダメじゃん・・・(汗)
シャワー浴びて、マッタリ準備して、しっかり朝食を摂って、家を出たのが7時前。
まぁ、そんなもんっすね。

ルートは、こんな感じ。


より大きな地図で 201110820六甲縦走(市ヶ原〜宝塚) を表示

詳細な走行ログは、KMZファイルをGoogle Earthで開いてもらえば、こんな感じで標高やアベレージ速度などのデータが見られます。

先ず市ヶ原までは、新神戸から布引の滝を経由して行きます。
考えてみたら、全山縦走のちょうど半分くらいの位置に住んでいるのね。
練習に都合が良いです。
ただ、新神戸駅でいきなりげんなりする事が・・・

新神戸駅の裏側は、良い水遊びの場所なんだけど、
その入り口がこの様。
一応「ゴミを捨てるな」って看板はあるんだけど捨てまくってます。
「ライブ映像公開中」って書けばどうでしょう?

摩耶ケーブルまでは、一気に高度を上げます。
といっても、前回の菊水山ほどで急ではないので、それほどハードはありません。
掬星台では、大阪湾を一望出来ます。
ここで、おやつタイム。
6時頃に、しっかり朝食を摂ったのに、お腹ペコペコ。
持参した、携帯食品を食べました。
気温は、さほど高くは無かったものの、1.5L程の水分を消費しています。
疲れはさほどではないけど、靴の中に蒸れを感じて、やや指に痛みを感じます。
靴を脱いで、靴下が乾くと直ります。
化学繊維は、限界付近で、やや皮膚には厳しいみたいです。

掬星台近くから大阪湾を臨んだところ。
まだお天気は大丈夫そう。

宝殿の辺りのドライブウェーから再び山に入るところで、雨が酷くなってポンチョ着用。
実は、人生初ポンチョです。
大昔に買ったモンベルの赤いポンチョは、使われないまま加水分解して捨てました。
今度のモンベルの緑ポンチョは、早々に雨天の使用を体験できました。
少々の雨では充分な防水性を発揮します。
足下は濡れますが、少々の雨なら気になりません。
内側は湿気で結露するので、半袖だと腕にまとわりつきやすいです。
長袖の方が快適です。
便利なのは、ポンチョの内側がフリーなので、ポケットなどからものを取り出したり、タオルを取り出したり出来ることです。
体にちっちゃいテントを付けてるような感じで、カッパよりも安心感があります。
イマイチなところは、下りなどで、道にある突起物に裾などを引っかけてしまうところです。
たぐって短くも出来るけど、この点はカッパの方が有利です。

六甲山記念碑台でランチ。
新神戸で買って置いたサンドイッチだけど、ちょっと物足りなし。
なんか、もっと優雅なランチを考えたいなぁ。

さて、行程は、六甲山を過ぎると、ほとんど下るのみ。
傾斜も緩いのでピクニック気分です。
雨のためにもやに包まれる笹道も良い雰囲気。
ただ、所々舗装路を通るんですが、これが本当にイヤ。
硬い路面は、足の裏が痛くなります。
逆に土の上は、絨毯の上を歩いているような快適さ。
それでも、今回は中敷きに一部クッションを加えたので、前回ほど酷くはないみたい。
途中で、路肩に落ちていた枝を杖にしましたが、これが思った以上に効果的でした。
ちょっとしたバランスを取るときに、上半身を使えるので疲労が抑えられるようです。

ゴール宝塚まで後わずかという辺り。
アスファルトの坂を下る途中で転けました。
原因は、このステンレスのフタ。
雨に濡れて思いっきりすべります。
車は兎も角、バイク、自転車、そして歩いてる人も要注意です。
平地でも危ないけど、傾斜が掛かっているので、これを踏めばかなりの確率で滑ります。
時々、このステンレス製の製品を見かけますが、設置する人には、一度濡れた状態で歩いてみて欲しいです。

結局、宝塚に到着したのは、16時前。
自宅からは、9時間弱かかっています。
市ヶ原まで、1時間強掛かってるので、市ヶ原から宝塚までは、7時間と45分ほどでしょか。

そんなわけで、今回は前回より距離があるにもかかわらず比較的楽でした。
前回は、翌日に階段を下りづらいほどの筋肉痛に見舞われましたが、今回は、今のところ多少の張りがある程度。
ただし、通しでとなると話は別。
ペースは落ちるし、最後は日が落ちてからの走行になるので、余計に疲れるでしょう。
今のペースから想像する限り、14時間は切れないでしょう。
スタートが朝7時だから、ゴールは22時?
やだなぁ、夜歩くの。
理想を言えば、日暮れ前に着きたいけど、イベントが行われる10月末の日の入りは、17時過ぎ。
ざっと計算すれば、まだ六甲山山頂のあたり。
キツいなー

今のところ考えているポイント。

・平地など、歩きやすい所では出来るだけスピードアップ。
・前半の登り降りでは、出来るだけ体力の消耗を抑え、摩耶山までの登りで速度アップ。
・携帯食品を持参して、マメにエネルギー補給する。
・飲料水は、補給地点で満タンにする。
・ポールは実に有効。

【データ】
積算距離:27.3km
移動時間:6時間53分
停止時間:2時間3分
移動平均速度:4.0km/h
全体平均速度:3.1km/h
総上昇量:1568m
最高高度:932m

#縦走コースなんで、当然ながら走る強者もいます。
ま、走るのは別にいいんですが、雨降る薄暗い林の小径で、いきなり脇を追い抜いて行かれると、ちょっとドキッとします。
せめて、声を掛けて相手に気付かせてから追い越すのがマナーってもんじゃないすかね。

投稿者 aw@bitlog : 2011年08月21日 08:09

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コメント

頑張ってますね~
私は本日は休養日でしたが・・・
今、現在の自身の体力を試してみたい気がしますね~
(感化されたのか・・・)

昨日から「もてぎ」で世界選手権です!
ガンバレ~にっぽん!

マナーは本人が決めるものです。自分が逆の立場になって初めて感じるものですから・・・だから、たまには自分の後姿を自分で感じなくちゃダメですねっ!

土曜日、西神戸でバイクの死亡事故に遭遇しました。
私の数十台前の車が事故らしいです。私は出発前にGASの補給を行いましたが・・・

投稿者 ケセラセラ : 2011年08月21日 15:06

そーなんです。
今の自分がどこまで出来るのか、
やや難ありな足と腰がどこまで保つのか、
そこから、体作りを考えていこうって算段です。
ケセラセラさんなら、完走はおろか、タイムを競えるんじゃないですか?

マナーは難しいですね。
人のふり見て我がふり直せ、ってことなんでしょうけど、
我がふりは、なかなか見えない。(汗)

バイクはリスクが高い乗り物ですね。
常に危険を察知しながら走るしかないです。

投稿者 aw : 2011年08月21日 16:06

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