« トリ、チェーンメンテ完了 | メイン | MATの基地発見! »

2011年05月01日

塗装はSMの世界

ついに、TLRのフレームにクリア塗装を吹く日が来ました。
塗装はすっかり乾いているし、お天気もまずまず。
いわば、決戦の日ですね。

11IMGP0528.jpg

前回の塗装では、溶剤の匂いでクラクラ来ましたが、
今回は、この防毒マスクがあるので、まったく匂い無し。
さずが、防毒マスク!
でも、あきらかに不審者ですね。

ウレタンクリアは、本塗装同じく、2、3回に分けて重ね塗りします。
ポイントは、最初はやや遠目に、徐々に近づいてしっかり重ねていきます。
でもね、バイクのフレームは、基本パイプ形状だし、透明なだけに塗った箇所がわかりにくいので、重ね塗りは難しいです。
はじめは、気を遣って丁寧にやっていたけれど、後半は、もう適当。
塗料は使い切らないとだめなので、余らないようにブーブー吹き付けました。
初期乾燥は、30分なので、10〜20分の間隔で塗り重ねます。
TLR200のフレームとBAJAのサブフレームで、イサム塗料のウレタンスプレーを2本使いました。
翌日、無事乾燥。

自分で言うのもなんですが、
ずいぶんとずさんなやり方をした割りには、なかなかええ感じじゃないでしょうか。
「垂れる直前がいい」って言われるように、最後に濃いめに吹いて、乾燥が遅いくらいの箇所は、ツヤツヤのいい感じに仕上がっていますが、吹き足りなかったところは、地肌のザラザラが残っています。
きれいに仕上げるコツは下地の処理と、吹き付ける量でしょうか。

やっちゃいました。
塗装中に、こかしました。
下の赤い塗装が見えて、まるでホントに怪我したみたい。
痛そうや。
数カ所、「裂傷」を負いました。
ホンマ、痛いです。
仕方がないので、完全乾燥後、筆塗りで誤魔化すことにします。

とまぁ、ビギナーならではなの失敗もありましたが、
ネットで「結局、プロに任せるのが吉」みたいな書き込みを多数見かけましたが、
プロのような仕上げに拘らなければ、素人のスプレー塗装でもそこそこいける気がします。
実際のところ、材料費も結構かかったので、
自前で格段に安く上がったわけではないですが、なかなか達成感があります。
遊びとしてはなかなか楽しいです。
兎も角、これで、TLRのレストアは大いに前進しました。

それにしても倉庫に吊されたフレームの風情は、まるで「段鬼六の世界」ですね。
塗料は臭いに体に悪そうですが、吊されたフレームがきれいになるのをみるとワクワクします。
S体質な人向きですね。

投稿者 aw@bitlog : 2011年05月01日 14:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/2710

コメント

綺麗になりましたね。
レストアも整備も私のいい加減な作業と違いハイレベルですね。

私のやり方が悪かっただけかもしれませんが
ウレタン塗料を塗った所をタッチアップすると塗装が縮んで
しわしわになってしまいますのでお気をつけください。
水性塗料でタッチアップされた方が無難かもしれません。

投稿者 1京都 : 2011年05月01日 15:55

これまた笑ってしまったではないかー
きれいになるもんですね

投稿者 いからし : 2011年05月01日 16:48

>1京都さん

師匠に誉めていただけると、正直うれしいですが、
実際のところ、ホントにずさんなので、面はゆいです。
たまたま上手くいってるというか、
上手くいってるのかどうかの判断は付きかねます。
しわしわの件了解しました。
このために、ウレタンスプレーを開けるのは勿体ないので、水性の方向で検討します。
アドバイス有り難うございます。

>いからしさん

笑っていただいて有り難うございます。
お笑いのポイントがどれかわからないですが、
本人は全て大まじめです。(笑)

投稿者 aw : 2011年05月01日 19:05

わっ、秘密の地下牢で逆さ吊り状態ですか!
その艶は透明スプレー?ロウじゃないでしょうね・・・(▼_▼メ)
妄想が過ぎたかな、それよりそのスペースはなかなか理想的ですね。
くれぐれも防毒マスク姿で外に出ないように、悲鳴を上げられますよ。(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2011年05月02日 10:44

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)