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2011年01月30日

TLR200 エンジン降ろし作業

BAJAが終わったら、TLRに取りかかる。
そんな風に考えていましたが、
ダラダラな性格ゆえ、
予想通り、予定通りにいかず、
晴れて、桜の季節に完成させるプランなど、
夢のまた夢になりかねないので、
フロントフォークの塗装待ちのBAJAはそのままに、
TLRの作業を進めることにしました。
いよいよフレームとエンジンの分離です。

ステムナットの緩めは、すでにBAJA blueで経験済みなので、余裕です。
って思ったら、なかなか緩まない!
あ、逆!
締めてました!アホですね。
で、トップのベアリングはこんな塩梅。
ボールが転げましたけど、無事18個確保!
焼きそば屋の鉄板の隅っこみたいだけど、一応グリスが残ってます。

下側もグリスあり。
大丈夫かな?

ひとまず、ハーネスを剥いで、エンジンとフレームを分利する事にします。
ハーネスのとりまわしは、マニュアルにも記載してあるけど、念のために写真を撮り貯めておきます。

昔のバイクなので、ハーネスも最小限。
速攻矧いでしまいました。

エンジン降ろしも超簡単。
降ろすと言うより、フレームを外すですね。
このほうが、重いエンジンは台に乗ったままなので、ラクです。

で、トップのベアリングレース。
きれいなもんですね。

続いて、ボトム側。
・・・まぁ、いいかな。

フレームもエンジンも、125がベースなので、ぐっとコンパクトです。
エンジンは、単体で30kg程。フレームは6kg。
フレームは、片手で軽々持てます。
エンジンは、小学3年生くらいですかね。
誰かが、「我が子を抱える愛おしさがある」って言ってましたけど、
なんとなくわかる気がする。(笑)
で、単体になったところで、改めてエンジンの状態チェック。

ビーズ吹いて、さて、黒にするか、銀にするか・・・。

排気バルブが見えます。
嗚呼、中開けたいなぁ・・・。
ヘッドくらいなら・・・。

スプロケは、9Tが付いていました。
純正は13Tらしいので、かなりトライアル志向?
リヤスプロケと摩耗は同じくらい。
まだ、充分保ちそうです。

そう言えば、まだエンジンオイルも交換してないな・・・。

気になるハンドルを調べてみると、「WASSELL HANDLEBARS」とあります。
英国のビンテージ系のバイク部品のメーカーみたいです。
錆を落として磨けば、使えそうです。

フレームを灯油で拭いていたら、塗装が取れました。
再塗装?
昔のバイクは剥げる?
最近のバイクの塗装は、随分丈夫になってますね。

・ギヤ比を考えると、トライアル走行重視で、ツーリング用途ではない。
・灯火類は、使用感が少なく外して乗られたか、取り換えられたか。
・アクスル、ステム、スロットルグリップなどの扇動部にはグリスが残る。
・タンクの防錆コーティングあり。
・ホイールに傷は無く、スポークも錆無し。
・アウターチューブプロテクターで、外観の維持には気を遣った感じ。
・アンダープロテクターに傷は少ない。

以上、外観再チェックから見ると、
トライアルというよりは、トレッキング用途で買い、
ちょいと洒落て英国製のハンドルバーを付け、ギア比も変えた。
グリップのカラー化は、欧米の流行に乗った。
油脂関係の具合から見ると、さほどハードに乗り込まなかいまま買い取り業者を呼んだ。
って具合にプロファイリングしました。(笑)
販売証明書の履歴を見ると、「バイク王」がオークションに出したようで、
こびり付いたシリコンオイルのそれには、中古車屋で長く売れ残っていたことを想像できます。
年代のわりに、樹脂やワイヤー類が新しめなのは、中古車屋で交換されたか、そこで屋内保管されたからじゃないでしょうか。

TLR200のヘッドライトカウルに繋がるハーネスのカプラーが届きました。
「9P110型オス端子側カプラキット/9P110K-M」と「9P110型メス端子側カプラキット/9P110K-F」です。
お店は、配線コム
9Pは、リアル店舗では見かけないので助かります。

投稿者 aw@bitlog : 2011年01月30日 19:16

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