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2011年01月09日

テストドライブ〜お菓子の里〜

三連休に、ずーっとガレージに籠もるのは、
さすがに、あんまりな気がしたので、
2号のテストドライブを兼ね、某K氏の紹介で知った、「お菓子の里丹波」に行きました。

ルートはこんな感じ。


より大きな地図で お菓子の里丹波テストドライブ を表示

いつもは、R428ですが、前にトリッカーでの走りが楽しかった再度山ドライブウェーを選択。
六甲は、テクニカルで楽しいクネクネの宝庫ですが、この再度山ドライブウェーは、道幅が狭くてコーナーも急で、さらにガードの壁があったりするので、六甲の中でも最も難しいクネクネでないかと思います。
ただし、ストレートは殆どないので、絶対速度は低め。
それゆえに、ジムカーナ的面白さがあるかも。
道幅は、はみ出さないと走れないほどではないけれど、曲がりにくいためか、車線を跨いで走る下手くそなドライバーが稀にいるので、ブラインドは気をつけた方がいいです。
オイル交換直後なので、さすがにエンジンのフィールが軽いです。
ついつい、アクセルを踏む右足にも力が入り気味になりますが、久しく走っていないし、山頂付近は小雨混じりで、路面が濡れている箇所もあったので、路面の感覚を確認しながら走りました。
それでも、かなりの気持ち良さで、思わず顔がニヤけます。

久しぶりに走るR428は、連休中日にもかかわらず、それほど混んではいません。
ま、連休だから、近場は混まないのかも知れないけど。
なので、前が空くと気持ち良くブィーンです。
R428は、追い越しは出来ないので、ペースカーがいると、ゆっくり景色でも見ながら走るしかないですが、道自体はなかなか気持ち良いコーナーが連続して、攻めて良し流して良しの道です。
なので、ストレス無く目的地の「お菓子の里丹波」に着いてしました。
ここは、西宮の和菓子メーカーが運営する施設のようで、園内に、和洋の建物があってそこで、お菓子やお茶を頂くようになっています。コンセプトは、それぞれのお菓子を最適な環境を作った、ってところじゃないでしょうか。
簡単に言っちゃえば、「凝った喫茶店」ですけどね。
それよりもずっと良かったのは、すぐ脇の古墳の頂上に設けられた、「薬師山山荘」です。

中から玄関を見たところ。
頭を下げないと入れない玄関てーのが面白いですね。

玄関を入ると土間が奥まで続きます。
良い風合いですね。
実家も昔は、土間が家の中を続いていました。
土間のいいところは、靴を履いたまま家の中深くまで入れるところです。
冷蔵庫なども靴を履いたままアクセスできますから、小学校の頃、夏の暑い時期に、家に帰るとそのまま台所の冷蔵庫に直行して麦茶をがぶ飲みして、玄関を入ったところの土間の板張りの上で涼むというのが定番でした。
当時は、当然エアコンなんてーものはなかったですけど、温暖化が進んだ今ほどではないにしろ、暑い夏を乗り切れたのは、あの土間の涼しさのおかげだったと思います。

土間からは、ほぼ全ての室内が見渡せます。
自由に上がれるので、入ってみました。

かつて「ウサギ小屋」なんて、狭い日本の住宅を揶揄した言葉がありましたけど、
元来、日本家屋ってーのは、襖や障子を取っ払うと、柱のみの広大な”ワンフロアー”になりました。
日常の生活では、使いやすいように部屋を小分けし、冠婚葬祭なのどのイベントに応じてだだっ広い広間が出現する、まさに、風呂敷のような空間だったわけです。

窓から眺める林の風景は、どんな絵画よりもすばらしいですね。
野鳥の餌場でも作れば、一日いても飽きないことでしょう。

商家のものなのか、全てに鍵がついていますね。
昔、実家にもありましたけど、密閉がいいせいか、一つを勢いよく閉めると、他の段が飛び出ました。

細かな調度の造作もステキです。

屋敷の中程には、細い階段が二階に続きます。
二階は、使用人である女中の部屋だとか。
寒さと暑さが堪えそうです。

ここは、駐車場も広々で、オフミーティングにも使えそうです。
この山荘で、風景を見ながらウダウダするのは、大人な感じでいいかも。

帰りは、ほぼ同じルートで気分良く2号を飛ばします。
とはいえ、前が詰まってきたら、まったり走行に切替です。
そんな感じで、ほどよい速度で走るトヨタのワンボックスの後を付いて走っていました。
最近のワンボックスは、なかなか速いです。
ボーッと景色を見ながら流していると置いて行かれます。
そんな具合で、吉川インターの南のR428を走行中、道路脇に座り込む人影発見。
っておもったら、レーダー構えたお巡りさん!
速攻ブレーキちょん掛け!
間に合うか?ってメータ見ると、かなりヤバめな感じ。
諦めて、誘導されているワンボックスの後を進んでました。
が、「アンタは行っていい」と。
ハヒィ〜、助かったの?
お巡りさんの気が変わらないうちに、とっとと立ち去りました。
ギリで間に合ったのかなぁ〜。
まだまだ運がいいぞぉ。でも気を引き締めて行かねば。

2号は、調子いいですね。
とは言え、自分の整備なんで信用ならんし、語感を働かせて走ってます。
が、トリッカーが、地味にオイル漏れしてます。
パッキン類を替えなかったのが、素直に出ている感じ。
締め付けトルクの範囲で増締めして、それでも洩れるならパッキン換えます。

投稿者 aw@bitlog : 2011年01月09日 17:52

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コメント

この屋敷は良いですな。
こういうところで、ツーリングの途中にゆっくりと昼寝をしてみたいもんです(^^ゞ

ところで、トップのNCの写真。
なぜか精悍に見えるんですけど、何にもしてないですよね?

投稿者 Nylaicanai : 2011年01月10日 08:08

季節毎に訪ねたいですね。

ペットが飼い主に似るっていいますけど、
たぶん、あれじゃないですかね。:-p

投稿者 aw : 2011年01月10日 08:28

不思議なとこでしたでしょ、和洋折衷で・・・
僕は山荘の方は観てなかったので、これまたいい感じですな。
昔の住家は上手くできてますよね、150年以上もつのならコスト的にも良いかも。
あの山、古墳だったとは知りませんでした。ここの建物はみんな移設だけど上手く利用してますね。
確かあの山荘でぼたん鍋が食べられたはず・・・

年明け早々、なんちゅう悪運の強さ!
でも折角自己申告、自首してるのにキップくらい切ってくれりゃイイのにね。
K官も気が利かんことで・・・(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2011年01月10日 13:15

不思議な感じですね。
でも、趣味が悪いってこともないし、
ああいうお金の使い方は悪くないなと思います。
放っておけば無くなってしまうものを、残してますからね。
京都などは、古いものを上手く利用した家屋など多いと思いますけど、
やはり、日本家屋というのは、日本の風土習慣にあった、すばらしい知恵と美的感覚が備わっています。
今の住宅建築にも活かせるアイデアが多いと思いますね。
ボタン鍋できるみたいですよ。
一人5千円だったかな。

すっかり観念してたんですけどね。
ワンボックス故、必要以上に速度を出して見えたのか、
逆に、スポーツカー故、意外に出していないように見えたのか、
実際、前を走るワンボックスとの速度差はほんの僅かだったはずです。
ねずみ取りマップに無かったので、安心していました。
バージョンアップせねば・・・。
とにかく、神様は見てるんですね。:-P

投稿者 aw : 2011年01月10日 14:30

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