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2010年12月03日

下回り防錆処理

さて、とりあえず車検だけは通した2号ですが、
やらなければイカンをことは、山積です。

・エンジンオイル交換
・エアーエレメントの掃除
・ブレーキフルード交換
・(必要あれば)パッドの交換
・(必要あれば)オイルシール交換
・各部グリスアップ
・下回りの掃除&防錆処理

はふぅ〜、なんか作業が増えるばかり・・・。
兎も角、クルマだけは、年内には片付けなければ・・・。
で、この中で気になるのが、最後の「下回りの防錆処理」です。
普通にディーラー車検なら、お店任せでお終いなんですが、
自分で、手を付け始めた以上、何かと考えてしまうわけです。

「シャシーブラックって必要?」

下回りの防錆と言えば、「シャシーブラック」か、もう少し上等な「アンダーコート」が一般的ですが、
正直なところ、あれが・・・キライです。
最近のクルマは、亜鉛メッキなど、防錆加工が進んで錆びにくくなっているにもかかわらず、
塩化カルシウムのせいで、特に雪道を走るクルマでは、別途防錆加工が必須と言われています。
しかし・・・、あのタールみたいに真っ黒に塗装された下回りが、どうにも無粋に思えてしまって。
折角の金属の風合いが台無しじゃないかと。
そもそも、塩カルさえなければ必要ない物ですしね。
ホイール付近は、小石の跳ね上げがあるので、アンダーコートの必要性も感じますが、
最近のクルマは、樹脂のカバーで覆われているので、直接金属がヒットするところは限られているでしょう。
整流のためにフルカバーされている高性能スポーツカーなどは、まず必要なさそうです。

2号にそう言った処理をするのがイヤなのは、下回りの構造が複雑なことも理由の一つです。
補強板やカバーがあちこち付いているし、実際のところ、塗装しない部分をはずしたり、マスキングしたりして塗装するのは大変な作業だし、たぶん、そこまでやらないでしょうね。
だったら、逆に錆びそうな所に防錆スプレーを吹き付ける程度でいいんじゃないかって思い始めました。
さて、どうなることか・・・。

【思いつき】
整いました。
今のところ、3つの方法でやろうと思います。

A)油の被膜で保護
B)酸で錆の進行を止める
C)樹脂で傷から保護する

A)は、基本的に、金属の風合いを変えたくないところです。5-56やワックス、シリコンでの保護になると思います。
B)は、3-36など脂肪酸、リン酸系の防錆剤を使用します。酸化皮膜が形成されるので、風合いが少し変わってもオッケーな所ですね。すでに錆が始まっているところにも有効化と思います。
C)は、シャシークリアやコート樹脂での塗装ですね。ダメージを受けやすいところは、やはり有効でしょう。
ん?、このシャシークリアーって、ウレタンクリアー代わりに使えないのかな。
水溶性アクリル素材ってことなので、耐ガソリン性はどうなんだろ?
てか、普通にアクリル塗装なら、それほど被膜は強くないはずなんだけど・・・。
要調査ですね。

具体的な流れは、こうです。

1.下回りの掃除とサビ落とし。水は使わず。
2.脂肪酸系の防錆剤仕様。酸化皮膜形成。
3.高圧水洗浄>スチーム洗浄。乾燥。
4.シャシークリア塗装
5.グリス、潤滑油、シリコン系

投稿者 aw@bitlog : 2010年12月03日 07:52

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コメント

HRVには車検ごとに、防錆コート処理しています。
毎年豪雪地帯走破に凝りはじめて、塩カルまいてる除雪車の直後を走っていた時なんぞ
気分は辟易ですよ~、延々ノロノロと後をカルガモしながら、自動的に路面に噴霧される顆粒を見ながらの運転。
とは言え、私みたいな使い方でも首都圏、都市圏、非降雪圏に在住なら時々下周りの水洗いで十分と思います。
表面錆は見た目品質は悪いですが、浸潤しないタイプの合金やコート処理も多いみたいですね
ちなみにワタシのHRVはショックやら何やらがコートされ、いわゆる泥が乾いたみたいな感じですよ
まぁタイヤを外して見ればわかる程度ですけどね
クワトロのほうはディーラメニューにそれは無く、クリアのアンダー塗装はしているようです(明細には載ってました)
カッチョいい色つきのショックやサスだったり、アンダーブレースや後付けリンク類を使ってたら、
アンダーコート類の処置は、ワタシも躊躇しますねぇ

投稿者 しんさん : 2010年12月03日 09:05

あられみたいな塩カル撒いいますね。
私は、その後、雪が解けて、塩分をたっぷり含んだ水分を跳ね上げて走る道路がコワイですね。
クルマ全体が塩水を被って、ベトベトしてます。
あれだと、下回りの防錆していても関係ないですもんね。

SUVは、アウトドアをハードに走るので、逆に防水、防錆は完璧であって欲しいですね。

クリアーのアンダーコートは、まだいいですね。
シャシーブラックやアンダーコートの折に、行程をしっかり確認してくれる所だといいですけど、作業の質は、場所によって異なるようなので、トラブルになることもあるようです。
拘る人は確認した方がいいですね。

投稿者 aw : 2010年12月03日 09:29

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