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2010年12月02日

隙間を埋めるコアサイト

packinglandlogo01.jpg

レストア、メンテナンスの情報を得るのに、ネットを物色していると、
稀に、「ほぉ〜」なサイトを発見します。
このサイトは、タイトルの通り、「パッキン」に関する情報サイト。
バイクに限らず、工業製品にとって、実は、部品と部品が接する部分に使われるパッキンというのは実に要な部品です。
日本製品の優秀さは、部品の材質や精度にあることは間違いないですが、その中でも、特にパッキン類の性能の良さが際立っていると思うのは、私だけではないと思います。
海外のクルマやバイクを所有したことがある人は経験があると思いますが、海外製品の樹脂やゴム類の劣化が元になる故障は多いです。たぶん、高温多湿、冬と夏など、過酷な日本の風土の影響だと思いますが、海外の製品は、日本の製品に較べてかなり劣化が早い気がします。タイヤなども、1号2号ともミシュランですが、1号のタイヤは、かなり早い段階でサイドウォールに細かなヒビ割れが見られました。
な具合なので、日本のパッキン技術は、日本製品の品質を支えているのでは、と思っています。
で、このサイト「Packing Land」は、そのパッキンに拘ってます。
内容は、パッキン、Oリング、オイルシール、ゴム、テフロンに分かれていて、それぞれに、多分完璧な解説がされています。
先日のフロントフォークOHで感心したオイルシールの構造も、ここでしっかり解説してありました。
全ての情報を得る必要はないとは思いますが、メンテナンスやDIYをするのに、かなり有用な情報が多いです。
驚くべき事に、このサイトは、一人の管理人さんによって運営されているとのこと。
「三度の飯よりもパッキンが好き」
そんな人なのではないかと。(笑)
その方曰く、

「パッキン類はやっぱり日本のものを使わないと恐いですよね」

氏のブログの一文です。
因みに、氏のブログ記事は、相当に気密性が高いです。(笑)

投稿者 aw@bitlog : 2010年12月02日 07:34

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コメント

そうそう、私もクワトロ買った時にセールスさんから言われました。
「ヨーロッパ車はどうしてもパッキン等ゴム類の質は劣ります・・・」と。
たぶん軽微なオイル漏れやゴム部品の硬化などに対する、顧客への啓蒙なんだろうと思いましたが、
確かにゴムは弱いです、モロイというか粗雑というか・・・
ワイパーはボッシュの輸入の車種専用モノを使ってるんですが、たいして使わないのにラバー部がちぎれる、千切れる
但し、走行距離も少ないしラバーメンテ剤も併用しているせいか、ファンベルトなんぞ替えた記憶がない
ゴムは日本製に限るよねぇ
薄くても安心・・・と言ってたしね、オソマツさまでした。

投稿者 しんさん : 2010年12月02日 16:46

今も昔も、made in Germanyは、品質の良さが特徴なのに、
「耐久性」や「柔軟性」の点で、日本製が勝る気がしますね。
でも、そういうのを支えていたのが、中小企業だったと思うんですが、
後術のある会社や人が、どんどん流出していってるので、
「アジアの工場」の品質も上がるでしょうね。

ゴム類は、ある程度使っているほうが長持ちするそうですね。
しんさんのは長持ちしてますね。:-p

投稿者 aw : 2010年12月02日 18:55

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