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2010年08月08日

琵琶湖オフロケハンツーリング

秋に行うHR-Vのオフミのロケハンのために、
琵琶湖近辺へ、サクッとトリを飛ばしました。

ロケハンは、この辺り。


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【R477】

日本全国からHR-Vユーザが集うオフミ(の予定)なので、
じゃぁ、大体真ん中ってことで、琵琶湖のあたりになりました。
で、近くの私は、ツーリングを兼ねて、ロケハンしてきた次第。
まさに、趣味と実益!
あ、どっちも趣味だ・・・(^_^;)

【R423豊能>亀岡】

時間を考えると、サクッと高速で行くのが大人なんですが、
神戸から京都までは、退屈な風景というだけでなく、トリッカーでの高速走行は、「修行」なので、
修行事はあまり好きではない体質なので、例によって下道です。
まぁ、さすがに帰りは高速になるでしょうけど。
で、まだ交通量も少ないR171は池田の辺りで北上して、R423に入りました。
学生の頃、箕面の山は何度となく行ってましたが、さてこの道を通った記憶がないです。
交通量は少ないですが、追い越しポイントも無さそうで、トラックなどの後ろを、マッタリ走ることもありそうです。
それよりも、この豊能辺りの風景は、池田から近いにもかかわらず、山村と段々畑が残っていることに驚きます。
良さそうな小径の臭いもするので、今度パトロールに来ましょう。

【栗東こんぜの里】

栗東インターの南に位置する道の駅「こんぜの里りっとう」は、ここは、やや標高の高いところにあり、気温もやや低めです。
道の駅といっても、いわゆる幹線道路に面していないので、私が到着した9時前では誰もいません。
小振りな道の駅だけど、ちょっとした集まりには、こういう所の方が落ち着いていて良いと思います。

こちらは、宿泊予定地の「こんぜの里森遊館」。
公営の施設らしい、緩さと堅さがありますが、なかなか良い施設のようです。
この施設の周りは、短い林道などもあり、徒歩や、バイクやMTBなどでトレッキングも出来そうです。
クルマでも充分通行できますが、すれ違いを考えると、サンデードライバーは走らない方が賢いかも。

【琵琶湖周辺駐車場事情】

琵琶湖周辺の駐車場は、所々に無料の駐車場はありますが、良いロケーションの所は、大抵有料で、1日500円ほどです。
大抵の場所は入り込めないようになっていて、多くのクルマは有料駐車場に停めています。
それでも、適当に空いているところに停めてそのまま湖ににレッツゴーな家族連れもいます。(汗)
ツーリングやドライブの休憩は、無料のパーキングか、道の駅などのショッピング施設が良いです。

【琵琶湖博物館】

駐車場と言えば、ここの駐車場は巨大です。
当然有料ですが、施設の利用者は無料になります。
琵琶湖の水をイメージした建物もなかなか素晴らしいデザインです。
奥には、洒落たレストランもあり、ここはなかなか使えるなぁと思いました。
ただし、「博物館」というイメージからか、混み合うような事もないようなので、
オフミで利用するにも最適じゃないでしょうか。

【鮎家の郷】

ここは、なかなかに濃いとか、個性ののある施設でしたね。
昔ながらのドライブインなので、年配の人がホッとするような昭和の香りがしますが、
微妙にナニコレ珍百景にも出そうなアイテムもあって、ブログネタのてんこ盛りです。

施設の名称にもあるとおり、トレードマークは「鮎」ですが、
こお噴水を取り巻く、極彩色の鮎の像をみていると、創業者の鮎にかける強い想いは、ひたひたと伝わります。
それにしても、なぜ真珠の首飾り?

気になっていた「八つ橋味」のソフトクリームです。
相場よりやや高めだけど、これはなかなかイケます。

中庭に続く通路には、ゴリラと、そのうしろで反っくり返る白いねずみの像。
脈略のなさや無計画な臭いが、そこはかとなく香ります。
扉の写真は、ナマズ。
中が通り抜けになっていて、琵琶湖由来の淡水魚を展示しています。
ここのオーナーは、「像」にするのが好きなんですね。

行楽地での脱力アイテムとして欠かせないのが、この「顔抜け看板ですが、
ここは、その点でも抜け目がありません。
とにかく、数がすごい。
顔じゃなくて、鮎の腹に顔がありますから、極まってます。

武者の顔はわかるんですが、「お城に顔」という発想はキレています。
これで写真を撮ると、間違いなく笑いを取れますね。
この「どこにでも顔」という発想は、在りし日の岡本太郎を彷彿させます。
ここは、なかなか興味深い施設ではありますが、
クルマのオフミで利用するには、やや趣が異なるかも知れません。
でも、B級マニアは、必見の施設かと思います。

【シャーレ水ヶ浜】

某K氏のブログで紹介されていたカフェです。
これはと思って行ってみたら、まさに期待通り。
琵琶湖に面する崖の上という絶好のロケーションにあり、
また、そのロケーションにぴったりなナチュラル感覚のカフェです。
正直言えば、飲み物や食べ物は、今時珍しいくらいに特徴がないですが、
このロケーションが何よりのご馳走と言えるでしょう。
あまり洗練されすぎずに、いい感じにラフなので、気負わない良さがあります。
でも、フツーに美味しレベルのイタリアンなら、親しい人を連れてきたい気持はグッと高まるでしょう。
駐車場は広くはないですが、ゆるく停められるスペースはあるので、ツーリングやドライブの休憩場所としてお奨めです。

【希望ヶ丘文化公園】

公営らしく、名前がかなりヤバめですが、公営らしく、無闇に広大な敷地でたっぷり税金を投入した「県民のための健康と文化」の施設らしいです。
途中の道路なども広くて立派ですが、故に管理も大変なのか、雑草が伸びていたりするのはご愛敬。
広大で立派な施設であることは間違いなですが、イマイチ人出は少ないみたい。
やはり、公営らしく最初の見積が甘いんでしょうか。
駐車場有料で、警備員付きで管理されるので、ちょっとお堅い雰囲気ありです。
クルマのオフミは、もう少し東に位置する植物園の駐車場ほうがいいですね。
でも、ここの道路は、抜群の高低差とクネクネときれいな自然の風景が組み合わさって、撮影場所としては最高です。
是非活用したいけど、警備員が来たらどうしよう。(^_^;)

琵琶湖大橋>道の駅びわこ大橋米プラザ

「橋」ってーのは、利便性を考えて作るものなのに、それを有料にするというユーモアは大したものですが、
橋の向こうのこの道の駅は、休憩場所として悪くないです。
特に、午後は、湖面に面した裏のベンチが日陰になるので、なかなか涼やかです。
因みに、びわこ大橋の通行量は年々増えて、今は、1日で35000台とか。
建設年の昭和47年から平均すると1日2万台以上は確実なようで、サクッと計算すると、
20000台×365日×37年×200円=54,020,000,000円
建設費が、348億8千万円とか。
あらら?とっくに償還されてますやん?

【R477】
帰りは、高速でサクッと変えるつもりでしたが、
トリがもう少し楽しい道を走りたいというので、このままR477をグビグビ走りました。
このR477は実に面白い国道で、素晴らしく走りやすい快適な所があるかと思えば、
まだ整備が終わっていない箇所は、すれ違いも憂鬱な山深い酷道まがいの顔も見せます。
でも、ゆえに、交通量が少なくて走りやすいといのも事実。
なので、そんな酷処を厭わない人やバイカーには、最良の道でもあります。
滋賀から川西までは、相当の距離がありますけど、硬軟の変化があるが故に、飽きも少ないです。
それでも、「まだぁ?」とは思いますけどね。(笑)
ロケハンと言いながら、すっかり楽しんでしまいました。(^_^;)

【暑さ対策】
といっても、特別な事はなにもしていません。
速乾性のジョギングシャツは有効ですね。
暑くて汗を掻くと、走行中にその汗の水分が気化して、けっこう涼しくなります。
最近のライダーウェアーは、通気がしっかり考えてあるので、走っているかぎり暑さで参ることはありません。
歩いていても、風がある限り、ひょうっとするとTシャツなどよりもマシかも知れないほどです。
ズボンはジーンズですが、ちゃんとしたウェアーなら、もっと快適かも知れません。
アンダーウェーを速乾性のものにして、通気性の高いジャケットズボンに揃えれば、かなり快適そうだし、
普段の生活でも、そのほうが良いかも。

投稿者 aw@bitlog : 2010年08月08日 10:29

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コメント

鮎家の郷がかなりおもしろそうですね!
「お城」に顔!
八つ橋味のソフトクリーム食べてみたいです。
要チェックですね。

投稿者 nibochi : 2010年08月09日 00:00

すごく内容の濃いロケハンですね。
お疲れ様でした&ありがとうございました。
やはりオフ会会場は琵琶湖博物館が一押しですね。
詳細はあっちのほうでメッセージを送りましたのでご意見宜しくお願いします。

投稿者 越後のおやぢ : 2010年08月09日 00:21

>nibochiさん

お城は是非やってください。
家族やお友達と撮られると、旅の良い想い出になると思います。
八ッ橋ソフトは、ご自宅でも試せますかね。
ストレートですが、八ッ橋とバニラを一緒に食べても美味しそうです。

>越後のオジキさん

琵琶湖周辺は、見所一杯で迷いますね。
丸1日でも足りません。

投稿者 aw : 2010年08月09日 06:42

鮎と真珠、そしてゴリラを結びつけることはなかなかできるものではありません。
参りました。

投稿者 Nylaicanai : 2010年08月09日 12:07

R477走っちゃったんですね~!
前に一度川西方向から道の駅米プラザまでYZF-R1で通ったことあります。
美山~百井別れまでの微妙な舗装路と百井別れ~鯖街道までの砂利道&急斜面ヘアピンでエライ目に会った記憶が・・・

トリッカーならすごい楽しい道ですよねぇ。

投稿者 めんるい : 2010年08月09日 12:14

>Nylaicanaiさん

ここはなかなかB級度のレベル高いっすよ。
完全B級の一歩手前の、まだ「割り切れない」感じが、
スタッフの表情にもかいま見えます。
今は、年配団体客にターゲットをおいて、なんとか食い下がっている感じを受けますね。
でも、ネタ的には美味しいです。

>めんるいさん

R477は、ロドでも走った事があります。
狭くて暗い杉林の中を、かっ飛ぶ地元のバイクに驚きました。
R1やクルマ向きでは無いですね。
トリッカーなら楽しいですけど、まれに砂が浮いていて、焦りますね。(笑)

投稿者 aw : 2010年08月09日 13:47

琵琶湖、大規模レジャーランドみたいっしょ。自然派にはたまらないスポットです。
それだけに土日は道路状況が悪くなったりします。渋滞箇所は決まってるのですが・・・
僕も昨日は米原に居ましたよ。高速道の渋滞でウンザリしましたけど。
こんぜ周辺、やはり荒れてるけどダートが残ってるんですね。行ってみたかったけど
しばらくおあずけの事態に。当てにしていたバイクが手に入らなくなりました。
思いきり楽しみにしてただけに、ショック鬱状態です。(^_^ゞ
鮎家にはしばらく寄ってませんが、ブレませんね!昔から・・・
真珠の首飾りのアユ、口紅がよく似合う?ゴリに白ネズミ・・・う〜ん、考えんとこッ!
シャーレは期待通りでしたか、琵琶湖周辺のスポットは何処もイマイチ垢抜けしないところが魅力?だったりします。
R477は・・・た、楽しい道でしょ。ロドでもよく走りますが、杉の伐採時期は走った後の洗車が大変です。
杉の香りが1週間は取れなかったり・・・(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2010年08月09日 22:50

琵琶湖周辺は、色んな楽しみ方が出来ますね。
最近は、巨大アウトレットも話題ですね。
奥が深いです。
米原あたりの渋滞は、事故でしたっけ。
私は、普通の人が走らないところばかりしか行かないので、渋滞に遭うことは稀です。
この時期に高速は大変ですね。ご苦労様です。
こんぜのダートは、ガレ場はないので、トレッキングに最適です。
舗装林道もコンパクトで、爽やかに走れます。
バイク、残念ですね。
サクッと、トリッカー買っちゃいましょ。(笑)
いいですよ、50ccの車格の250は。

鮎屋は、まさに「ぶれない」って表現がぴったりですね。
B級の資質たっぷりです。
こういうところは、外せませんよ。(^_^;)

R477は、あの杉林の中がよかったですね。
バイクなら、まさに、スピーダーバイクで疾走している感じです。
スターウォーズのあのシーン再現みたいな。(笑)

投稿者 aw : 2010年08月10日 06:01

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