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ルートはこんな感じ。

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朝来までは、神戸から北西の方向に向かいます。
いくつかルートがありますが、こちらの方面は、どのルートを通っても、流れも良く快適です。
今回のルートは、加東市まで、ほぼ斜めに進むルートで、県道85号線を使います。
西を通る、県道144号線ほどではないですが、交通量も少なめ＋適度なクネクネの快走路が続きます。

朝来美術館は、ロックフィルダム（多々良木ダム）の直下にある野外彫刻が特徴の美術館です。
この日は、「竹久夢二展−欧米からの帰国−」をやっていました。
特に良かったのが、同時に開催していた「兵庫の３大立体公募展優秀作品展」。
非常にレベルの高い彫刻・オブジェの展示があり、一見の価値有りです。
屋外展示は、メインアーティストの淀井敏夫氏の作品が展示してあります。
背景のロックフィルダムが、作品のひとつのように映えて、このダムの直下に、この美術館を建てた見識の高さに感心します。

「最後の晩餐」て名前の作品。
牛君はなんて言ってるのか？
各動物たちのセリフを書き込むコンテンツを作ると受けそう。

この空間が価値を持ちますね。
ここに決めた時点で、この美術館の設計の９割が決まったも同然でしょう。

この黒い粒は、作品のひとつでもなく、
キリン君のものでもありません。
今や、日本の野生動物の頂点に立つ「鹿」の落とし物です。
夜は、本物の動物で賑わっているってことでしょうか。

カフェもあって、室内からお茶など飲みつつ、鑑賞もできます。
この日は、「友の会」と呼ばれる、清掃ボランティアの方々が、掃除に勤しんでらっっしゃいました。
営業時間内なんだけど、たぶん、「ボランティア」だからでしょうか。
この緩さが地方っぽくていいです。（笑）

朝来インターの辺りからはR429を西進しますが、このルートは宍粟市に抜けるのに便利です。
交通量も少なく、なかなかの快走路ですが、難点は、峠付近の凸凹。
朝来市側の道路にある、速度を規制するための凸凹が非常に不快です。
かつて、こんな凸凹が流行った時期がありましたけど、今は、少し穏やかなものになっています。
ローリング族などを走らせないためでしょうけど、高齢者の搬送などにも、かなり具合が悪そうに思います。

県道６号線から宍粟市への間のR429は、道幅が狭くなり、一部舗装林道レベルになります。
個人的は最も好みの、「舗装のきれいな林道」です。
低い速度でも、楽しくクネクネを楽しめます。
これで、見通しが良いと最高ですね。

美作は、湯郷の共同浴場で休憩。
単純泉で、取り立てて特徴のないお湯ではありますが、
開放的な露天風呂がは、300円の価値があります。
ベテランのバイカーなども来ていました。

この後は、R374を南下して、岡山サーキットの脇を通って帰ります。
この岡山サーキットの前を通る県道49号線がなかなかステキ。
サーキットがあることで、自治体ぐるみで、モータースポーツを地域興しにしようとしているみたい。
沿道には、スペシャルショップなんかもあります。

先行する車は、ちょっと挙動不審。（６）
スピードはそこそこ出ているのに、
右に左にフラフラ。
怖いので、様子見です。
大丈夫かなかな・・・。

このあと、県道368の途中で、妙な「城」発見。
やたらと平板です。
で、その城の下には、「キリン」と「トラ」が・・・。

微妙に足が短いですが、
充分キリンに見えます。

こちらは、さらにデッサンが狂ってはいますが、「トラ」です。
これは・・・かかし?
すごく自由な時間が流れていました。

２号で走るのは、久しぶり。
この日は、少し曇っていて、苦もなくオープン走行を楽しめました。
楽しさはバイクにはかなわなけど、
横Gも新鮮だし、
急な雨でも、バイクみたいに焦らずに済みます。
お気に入りの音楽ききながら、
ボーッと走れるしね。（笑）
田舎道だと燃費もいいです。
一般道オンリーにもかかわらず、
満タンだと、600kmは充分に走りそう。
もっとも、涼しくなるまでは、ガレージで涼んでいる時間が長くはなるでしょうけど。