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2010年07月14日

ayur chair 試用終了

報告を忘れてました。
10日でアーユルチェアーの試用期間を終了しました。
まず、結果を言うと、購入には至りませんでした。
以下、アンケートに書いたこと。

・コンセプトには賛同するが、常にこの姿勢は疲れるので、この椅子だけではやっていけない。
・デザインや仕上げの点で、所有欲が湧きにくい。
・作業に集中できるのは間違いないし、コンパクトなので、作業用に欲しいとは思える。
・長時間の使用では、お尻が痛くなりやすい。徐々に慣れるのは実感するが、形状と、クッションの質で、ずっと改善できるはず。
・座面は低級なギシギシ音がして、脚は荷重で撓む。この点で購入を断念した。基本的な品質が期待したレベルにない。

特に、最後のポイントでは、何度か途中で試用を断念するほどでした。
腰が痛いので、どうしても動かすことが多いんですが、そのたびにギシギシと音がします。
いつもするわけではないので、個体差かも知れないですが、この点のマイナスは大きいです。
こういう基本的剛性の不足は、コンテッサにもあります。クルマのシートでも感じます。
これをキチンと仕上げるのは、多分コストがかかるんでしょうね。
形状は、エッジが固くやや角があるので、太ももが痛くなります。
「座骨で座る」という形状も、座骨が点で圧迫するので、それが痛みに繋がります。
尾てい骨と座骨の2点の3点で骨盤を支えると、圧点が分散されるとともに楽に姿勢を維持出来るんですけどね。
レカロなどは、まさに複数の圧点でしっかりと保持しているようです。
実際に、前後逆に座ると、尾てい骨が保持されて、非常に楽に、しかも痛みも少なく座ることが出来ました。
椅子というのは、なかなか深いです。
じっくり観察すると、座り方や姿勢によって、支点が微妙に移動しているんですね。
「座り方を考える」コンセプトは大変に良いと思うので、もう少し改良が進むと良いなと思います。

投稿者 aw@bitlog : 2010年07月14日 13:17

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