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2010年05月12日

魅惑の自転車用トレーラー

今、巷で密かなブーム・・・が起きようとしている・・・かも知れないのが、
これ、「サイクルトレーラー」(または、バイクトレーラー)!

来ましたね、来ましたよ!
エコ+健康ブームの中、ますます隆盛を極める自転車ですが、
その弱点のひとつが、「積載能力の無さ」でした。
自転車でのツーリング野郎などは、自転車本体が見えないくらいにキャンプ用具を積んだりしていますが、
あれでは、荷物の積み方が難しいし、何より不安定。
それを一気に解決するのが、この自転車用牽引車、サイクルトレーラーです。

実は、「マイ事業仕分け」を行ったところ、ここ数年使っていないもの中に大ネタがありました。
それは、「カヌー」。
あれほど盛り上がって買ったにもかかわらず、使ったのは数えるほど・・・。
別に、「飽きた」わけではないんですけどね。
やれば、非常に愉快なんですけど、
なんつーか、結構「面倒くさい」んです。
組み立ては、慣れれば、5分ほどなんで、それほど問題にはならないんだけど、
畳む前に、、ゴミを落として、乾燥させなければなりません。
で、結局、現地できれいに片付けるのは無理なので、持ち帰ってから再び開いて乾かして、また畳むと。
これの手間は考えていませんでした。
それにに、そもそも、そんな広い場所が無い!
まぁ、そう言うわけで、やや遠ざかっていたわけですけど、
こちらに引っ越してやや、状況が変わってきました。
少なくとも、持ち帰って洗ったり、乾かしたりする場所があります。
そう言うわけで、まさにピッタリなシーズンが近いってことで、気分が盛り上がってきました。

ただ、カヌーを楽しむにはもう一つ問題があります。
湖などで楽しむには関係ないですが、川下りをするとき、
下流の上陸地点クルマを停めるまではいいですが、
そこから、上流のスタート地点まで、カヌーと自分を運ばねばなりません。
以前川下りをしたときは、タクシーを利用しました。
これはこれで便利なんですが、「アウトドアの遊びをするのに、タクシーかよ」ってツッコミを自分入れてしまいました。

なんとか、自分の力でスタート地点まで行けないか?

鉄道が近ければ徒歩で、カヌーを背負っていく人も居ますけど、
そう都合がいいところばかりじゃないし、
そもそも、腰がアレな私には危険すぎ。(^_^;
で、閃いたのが、

自転車でキャリアーに載っけたカヌーを引けばどうよ

です。
で、ネットで調べてみると、見つけたのが自転車用牽引車でした。

bt_burley_nomad_01.jpg

こいつは、2輪タイプ。安定性と積載性が高いです。
ここの海外のメーカーは、なかなかスマートでカッコイイ。

子供を乗せるものもあります。
これなら、子供を乗せたまま旅に出られそう。
二人乗りの禁止で、密かに注目を浴びているそう。
(道交法上は、牽引すると車道しか走れないとかって問題はありますが)

これは国産の1輪タイプ。
ちょっと野暮ったいけど、コンパクトに折りたたむことが出来ます。
1輪タイプは、操縦性が高いです。

他にも、内外のメーカーから色んなタイプが出ています。
これがあれば、スーパーで大量に買い込んでも、全然オッケー。
自転車でキャンプでも、充分な荷物を積み込めます。
これに、折り畳み式カヌーを積み込んで、折り畳み式自転車で引いていき、
今度は、カヌーを展開して、自転車とトレーラーを畳んで、カヌーに乗せて川を下るって寸法。
名付けて「ダブル・フォールディング作戦!」(笑)

また事業仕分け物件が増えるだけという可能性もなくはないので、
冷静によく考えましょう・・・。(^_^;

【トレーラー マネキ製作所の新型BTXのテストツーリング】
製作会社と思しき関係者による新製品のテストツーリングレポートのようです。
この中の質問に対する答えが、今の日本が失いつつあることを感じて、グッと来ます。
なので、その文章を引用させていただきます。

==================================================
「質問、2、道路交法に問題ありませんか?

回答、2 法律上は問題があっても、法律を変えるにはなによりも安全であることが証明されなければなりません、他人に迷惑をかける事は許されませんが、法律に縛られていては、発明は出来ません。

自由の国アメリカのハーレー社のチョッパーも違法でありますが、他人に迷惑をかけていません、だから同じ自由の国日本でも規制をしていません、但し自己責任です、それが自由の掟でありますバイクトレーラーも同じ考えに基ず来ます、自から考え創造豊かな国にするには、皆さんの協力が必要です、便利な物は自然発生していくものです、それが早く発生するか、遅く発生するか、技術立国日本は法に縛られて世界の落後者になって行くかは、創造者の自由えの挑戦が試される時です、法律に縛られて便利な物を考え無い方が、国の為になりません。

投稿者 aw@bitlog : 2010年05月12日 02:10

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コメント

面白いかも!温故知新な発想でもありますね。
昔はリヤカー、大八車。働く自転車が多かった・・・(^_^ゞ
最近、カーゴ自転車便やら宅配便のリヤカー利用もあるようだし。
これもマジありですよ。僕のように体力に自信がなければ
折り畳み式電動アシスト自転車って手もあるしね。

投稿者 路渡カッパ : 2010年05月12日 22:25

お久しぶりです。
私、この系統のモノを持っております。
バイクのYAMAHAの子会社になるんだと思いますが、
Y'S GEARというところの「RICKEY」という製品で、
(http://www.ysgear.co.jp/rvgear/index.html)
折りたたみできる小型のマルチキャリア(リアカー)です。

現在発売のものは人が引っ張るハンドルだけの仕様ですが、
以前は自転車牽引バー・ブラケットがあって、
それの市中在庫を探して手に入れました。

販売中止になったのには、事故などいろいろと問題があったようで、
初期型では堂々と連結状態の画像が掲載されていたのですが、
今では「なかったこと」にされてしまっています。

カヌーの物量がどれほどかよく解りませんが、
余程小型軽量でないと、我が身+自転車+トレーラがカヌーに載るのか、
またそれに合わせて小さなトレーラにすると、今度はカヌーが
積めるかどうかという、せま~いスイートスポットで悩むことに
なりそうですね。

投稿者 おむ : 2010年05月13日 02:06

>路渡カッパさん

そうなんです。
昔も今も、働く自転車ではありますね。
弱点の一つが、「坂道」です。
これは、体力があってもかなりの負担なので、
アシスト付きの自転車は有り難いですね。

>おむさん

ワイズギアーが出しているとは知りませんでした。
牽引ってーのは、道交法上も、使い方でも、ちょっとシビアなところがあるので、バイクメーカーが作るのはリスクがあるんでしょうね。

カヌーの最大積載量は、人を含めて350kgです。
重さは、考えている製品が、6〜7kgで、自転車は11kgなので、まったく問題ではないですが、問題は「嵩」ですね。
一応二人乗りですが、ばらしたトレーラーの収納はともかく、自転車の収まりが悪そうなので、とりあえず、自転車の搭載実験をしてみようと思っています。

投稿者 aw : 2010年05月13日 05:57

そういえば、
カヌーを先にスタート地点に運んでおけば、
わざわざトレーラーを使う必要はないんですね。(^_^;
スタート地点に、カヌー関連の荷物を置いて、
ゴール地点に、クルマを置き、
そこから自転車で再びスタート地点を目指せばいいわけですね。
このほうがずっとラクっすね。(笑)
とはいえ、このトレーラーの可能性は好きなだなぁ。
自転車+カヌーの旅が現実になりますしね。
しかも、折り畳み式自転車であれば、
「運ぶものと運ばれるものが逆転する」面白さがありますからね。
非常に興味をそそられます。

投稿者 aw : 2010年05月13日 13:31

サイクルキャンピングトレーラー試作車をつくり,日々テスト走行しています。
 キャンプと自転車ツーリングを快適にするため構想に2年かかりました。全く新しいジャンルなので興味のない人に説明するのは大変ですが,皆さんだったら分かって頂けるでしょう。私は"Old but young at Heart"なので,電動アシスト自転車で牽引することにしました。航続距離の短さはトレーラーにソーラーパネルを付けて走行充電する予定です。プロダクションモデルが出来たら,東京から走って箱根でキャンプをしようと思っています。
皆さんのご意見を頂けますか?

投稿者 kenny : 2010年05月18日 00:44

kennyさん、はじめまして。

電動アシスト自転車で引っ張るのは、いいアイデアですね。
経験者の方の声では、坂道が大変ってことなので、体力的に自信がある人でも、アシストは必須かなと思います。
箱根キャンプは、ネットで公開されるんでしょうか?
その折には、URLなど教えてください。

キャンプやベビーカー、ショッピング、など、これからの時代にとても可能性のあるジャンルだと思います。
色んな製品が出てくることを期待したいですね。

投稿者 aw : 2010年05月18日 07:25

awさん、
ありがとうございます。
箱根キャンプが決まったらお知らせします。ビーパル編集長も記事にしたいそうです。
先日、人力のみで荷物40キロ以上を積んで10%の坂200m、平均7%の坂を1キロ走ったら,死ぬ程疲れました。おまけに設計ミスで車軸が曲がり、補強を入れ修正し,現在は大丈夫です。TVの中の元競輪選手が電動アシスト自転車に乗った女性に軽く抜かれるCMを見て,意を強くしています。

投稿者 kenny : 2010年05月20日 16:32

>Kennyさん

メディアを巻き込むのはいいアイデアですね。
注目を浴びれば気合いも入りますね。
携帯でブログに書き込んだり、
その時に自分の位置情報を添付したりする手段もあるので、
可能であれば、ネット中継を期待したいです。
あのTVCFのように行けば、意外にラクに行けるでしょうか。
なんだかワクワクしてきますね。(^_^)

投稿者 aw : 2010年05月20日 16:55

awさん、

 お久しぶりです。 コクーンキャンピングトレーラーもテント,フライシートを製作中で最終段階です。

 ブログも作っていますので、是非ご覧になって頂けますか?

コクーンブログ
http://ebikecamping.blog28.fc2.com/blog-category-0.html

投稿者 Kenny : 2011年09月01日 17:27

Kennyさん

ブログ拝見させていただきました。
すごい!
着々と計画を実行されて居るんですね。
私などは、紙の上で夢想するのは得意ですけど、
自分自身で実現したものはほとんどありません。

投稿者 aw : 2011年09月01日 19:49

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