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2009年11月29日

大は小を兼ねず

実家に帰っても、タダではイカンってことで、
例によって、温泉&紅葉ツーリングを堪能することにしました。
目的地は、「湯郷温泉」。
昔からぱっとしない温泉だけど、紅葉ドライブのついでに寄って見ました。
ルートは、この辺り

狙いは、美作(みまさか)市営露天風呂
吉野川のすぐ脇にある、名前の通り本当に露天だけの温泉です。
入湯料は、今時300円の奉仕価格。
施設は簡素ながら、専用の源泉から引かれた、紛うこと無き「源泉かけ流し」。
泉質は未チェックですが、無色透明に近くて個性は無いですが、素朴な雰囲気が良いです。
地元の人に人気ということでしたが、実際に、地元の「センパイ」とご一緒することになりました。
後からはいってこられた「センパイ」の一人は、東山の金さん風。
肩から見える立派なアートがステキです。
センパイは、とってもフレンドリーで話し好き。
そして非常に世の中のことを憂いてらっしゃるようです。
「別荘」での苦労話も効かされましたが、自称大工だそうです。
そのまま仁侠映画に出演してもいいくらいのカッコいいセンパイでした。
小さな温泉は、こんな地元の人とのコミュニケーションが楽しいです。

こんな感じで、川っぺりに張り付いています。
集中豪雨で流されることはないのでしょうか。
件のセンパイの話によると、この温泉の土地は、地権者からの借り物で、
毎年、ずいぶんな額の賃貸料を支払っているのだとか。
市の赤字体制を憂いてらっしゃいましたが、
まぁ、そのおかげで、こうしてのんびりとお湯に浸かっていられます。
あ、こういうのを「ぬるま湯体質」って言うんでしょうか。(^_^;)

翌日、神戸に戻る途中に、前から目を付けていた篠山の「こんだ薬師温泉」に行きました。
R372の途中にあって、帰省の折りにかすめていたので、気になっていました。
ネットでの露出も多く、人気もありそうだったので期待していきました。

小高い丘の中腹にある施設は、ごらんのように観光バスが乗り入れるほどの大きさ。
浴室の天井も高く、源泉かけ流し、源泉循環などの浴槽がいくつもあります。
でも、ちょっと大き過ぎないか。
小さめの温泉好きの私としては、ここまで大きいと落ち着きません。
人の間隔も広いので、コミュニケーションもとりづらいです。
泉質もとりわけ個性のない無色透明だし、人気の理由がイマイチ不明。
バカな親が、浴槽の脇で子供におしっこさせたりするハプニングも、大きな温泉ならでは?
「美作のセンパイ」がいたら、お湯が紅葉色に染まっていたかも。(; ̄ー ̄川
温泉の風情を味わうなら、地元の人が通う小さめの温泉に限ります。

ちなみに、アイスは、牧場牛乳アイスと丹波の黒豆のダブル。
通なら、黒豆ダブルで決めたいところです。

投稿者 aw@bitlog : 2009年11月29日 17:11

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コメント

一応地元なのに行った事ないなぁ、って地場の観光地って、
蒜山高原ぐらいにしか泊まったことないや。

岡山ってそこそこ観光資源があるのに(それもかなり古い歴史がある)、
倉敷の美観地区以外まるでダメなのは、県民性の賜物だろう、そうだろう。
また、機会があったら行ってみます。

投稿者 おむ : 2009年11月30日 01:19

地元って、行かないですよね。
でも、意外と良いところがあるんですよね。
「田舎そのもの」が十分に観光資源だと思うんですが、
その点で、地方には良い観光資源がたくさんあると思います。
でも、そういうのに気がつくのは、都会の人だったり、
外国人だったりします。

投稿者 aw : 2009年11月30日 06:23

身近に温泉があるとは、羨ましい。
今週辺りから、関東郊外は雪が降り出しそうです。
毎年のことだけど、春までしばらく我慢。

投稿者 Nylaicanai : 2009年11月30日 07:20

身近といっても40kmほどですけど、
地方は、信号も渋滞も少ないので、ちょいと出掛けるかんじですね。
今年は、フォレスターにスタッドレス履かせて、
冬の温泉を楽しみたいなぁなどと思っています。

投稿者 aw : 2009年11月30日 08:09

「実家に帰っても、タダではイカンってことで」

って文字通りの手土産持参の孝行息子かと思ったら・・・
温泉ですって、それも元?侠客とご一緒に!?!?!
「すばらしいです」拍手パチパチ

でも地方の温泉場ってアートな人がよくいますよね、最近でも。
昔は銭湯に行くと必ず普通にいましたねぇ、超子供の頃ですが。

投稿者 しんさん : 2009年11月30日 09:08

そうそう、昔の銭湯はアート会場でした。
二の腕からふくらはぎまでの見事なアートもありましたが
制作中のもあったような。

投稿者 tamami : 2009年11月30日 10:11

温泉は人間ウォッチング、出会いも楽し(?)ですね。
兵庫も温泉が多い土地柄、これからも楽しみです。
有馬は別として、泉質はあまり個性が無いのかな・・・
僕は昨日、三田から新神戸布引あたりをウロウロしてましたよ。
温泉はナシでしたが・・・(^_^ゞ

投稿者 路渡カッパ : 2009年11月30日 10:24

>しんさん

「刺客」てより、ちょい「やんちゃ」ってくらいじゃないっすかね。
「うるさ方」とでもいいうか、昔の田舎には、かならずかならず、こんなオッサンがいました。
自分の失敗を引き合いに出して、やんちゃな若者を諭します。
しんさんも「うるさ方」になってください。

>tamamiさん

テキ屋さんなんかが多かったんじゃないですか。
東京に来て最初に住んだ新小岩の銭湯では、
アートな常連さんもいらっしゃいました。
その方が入られるとすぐに空気がかわります。

>路渡カッパさん

私の場合は、「旅=出会い」ですかね。
とりわけ、人との交わりを求める訳でも無いですが、
一人でいると、交わる機会が多いです。
こっちが興味津々な面をしていると、
相手からガシガシアプローチがありまあすね。
一番面白いのは、【人」ですよ。(笑)

投稿者 aw : 2009年11月30日 12:45

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