« Google appsで独自ドメインメールアドレス | メイン | トリトリオ、クリスタルラインツアー »

2009年07月10日

トリッカー、焦げたカプラーの詳細

トリッカーが直ってきました。
で、交換した部品をもらって帰って、問題の焦げたカプラーを観察しました。
問題は、赤色のケーブルで、バッテリーからメインキーにつながる電流が流れるケーブルです。
見たところ、大きなダメージは見えません。

連結側をみると、黒く焦げているのがわかります。

焦げた部分の外側は、明らかに溶けた痕跡が。
これを見ると、この部分が特に高温になったことがわかります。

さらに、詳しく調べるために、開いてみました。
明らかに、連結部の先端部に熱を持った模様です。
きちんと勘合していなかったか、もしくは、勘合していたものが外れかかって接触面が小さくなり、抵抗が増えて加熱したんでしょう。

コードの劣化を調べました。
カプラー付近はコードの樹脂部分が、熱で変質して固くなっていますが、
中のワイヤー自体は問題ないようです。
やはり、焦げた部分だけをバイパスして、ギボシで連結してもほぼ問題ないでしょう。
もし、自分で点検して気が付いていれば、100円ほどで済んだはず・・・。

自分の知識のなさで、これだけの部品が無用になってしまいました。
これは、本当に心が痛みます。
バイクショップの立場としては、不完全な修理が出来ないのでしかたがないでしょう。
やはり、自分で勉強するしかないですね。
そんな訳で、同じようなトラブルを抱えるかも知れない人のために、この記事を書きました。
最新のトリッカーは、この部分はどうなっているかも気になります。
ちなみに、場所は、タンク下の「イカ袋」の中です。

投稿者 aw@bitlog : 2009年07月10日 21:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/1829

コメント

その悔しさよくわかります。

私も以前、スクーターで似たような事がありました。
私の場合はヘッドライトバルブのコネクターのところのカプラーが、以前、自分でフロントカウルを取り外した時に、
自らの取り付けミス(カチっと音がするまでしっかりとはめこまなかった)が原因で、
ずっとスパークしていたみたいでコゲていました、高温になっていたようで端子も使えません。
カプラーだけ交換したく、店に行き、部品だけおろしてもらおうと思ったのですが、
さすがにそこまでの細かさでは部品は出ません、ハーネス一式交換って事で5千円と言われました。
私の場合、こげた原因が自分でわかっている以上、その他に支障はありません、
仕方ないので端子をムリヤリ自作する事にしました。
線をぶったぎってハンダコテで、ハーネスとバルブを直接付けちゃってもよかったのですが、
ヘッドライトバルブなので交換する時やっかいですよね、だからなんとか着脱できるように作りました・・・トホホな作業でした。

話は変わってメインのバイクはセロー250を乗っています、ここでも似たような話おば。

またもや自分のミスが発端の話、なのですが、以前、自宅駐輪場にてバイクを停めていた時、
メインキーを付けっぱなしにしてしまって、鍵を盗まれてしまいました。(おそらく近所のワルガキです)

もちろん、予備のキーはありますが、防犯の事を考えれば鍵を一式交換するしかなく、
部品だけおろしてもらってキーシリンダーが絡む物すべて交換しました。

自分は基本、「すべて自分でやらないと気がすまない」タチでw、この時も全部自分でやったのですがまぁ~大変でした。
当方も当時、ネットで調べに調べてから部品注文、作業開始です。おっしゃる通り、メインキーのユニットとアッパーブラケットは非分解です。
頭が折れてるボルトの、頭をドリルでもんで落として分解しましたがまぁ~大変でした。
ここで使われていた特殊なボルトも注文しましたがそんな物は当然使わず、
それを持ってホームセンターに行き、同じサイズと長さのステンボルトをみつけて買ってきてそれでとめました。
また何かあってはコトですからね。ハーネスがイカれる事も考えると、ここは普通のボルトでとめておくほうが無難です。
ドリルと根性と勇気があれば誰でもできます、何事も経験、知ってしまえば次回は楽です。
次にイジる事になった場合は自分でやってみる事をおすすめします。

投稿者 セロリー250本 : 2011年07月06日 13:26

この頃は、まだ「うぶ」でした。
その反省に立って、今は、エンジンバラし以外の事はやっています。
おかげで、ケチ癖が付きました。(笑)

メインキーの取り外しは、たぶん昔のバイクの方が楽そうですね。
今のバイクは盗難の問題があるので、ハードルが高そうです。

知ってしまうと、大抵のことは大したことでないことに気が付きます。
同時に、プロの仕事というのは、大したものだと唸らされることがあります。
工業製品の設計の凄さもわかります。
結局、自分でやってみないと、何もわからないってことですね。
自分やった部分は、たとえ壊れたとしても、原因を想像できるし、対応できるから良いですね。

投稿者 aw : 2011年07月06日 14:06

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)