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2008年07月07日

苦手な電気配線モノを克服!か?

梅雨の晴れ間の週末。っていったら、バイクで伊豆しかないっしょ!
の予定でしたが、やんなきゃいけない事を避けては行けません。
そのうちの一つが、nuvi250のACCからの給電。
でも、一つ大きな問題があります。
何んでも完璧にこなせる私ですが、唯一苦手なのが、「電気もの」。(大嘘)
バイクや車の配線は、いままですべてディーラー任せでした。
だいたい、アースが「ー」であることすら知らないくらい。(笑)
そんな私が、ナビの電源を取る作業したんですから、自分を褒めたいですよ。(笑)
ちなみに、移動ガレージはHR−Vです。

予備知識はあったものの、とりあえず、始めたのがネットでの情報収集。
基本ですね。
まぁ、すぐに見つかると思ったんですが、簡単過ぎる作業だったせいか、ホントに簡単な解説くらいしかありません。
もっと親切な解説やら、写真やらを期待していたのに。
やっぱ他力本願はダメってことで、自分でやるしかありません。
仕方ないので揃えたのが、これ。

サーキットテスターとサービスマニュアルは、基本ですね。
その他に揃えたものは、ギボシ端子、電装圧着工具二股のギボシ端子、ケーブルを束ねる配線バンド、通常工具などです。
で、サービスマニュアルを読み解くと、「はじめに、サイドカバー、ガソリンタンク・・・を外します。」
とあるので、指示に従ってはずします。
素人は、「言われるとおりにやる」のが大事です。
下手にスケベ心を起こして、思いつきの行動をとると、とほほの神が待っています。
ネットの情報一般的なのは、「常時電源では、バッテリ上がりの危険があるので、ACC(アクセサリー電源)から取ります」でしたが、さらに、「ヘッドライトの電源は、点火の負荷を減らすために、エンジンがかかった後にオンになるので、こっちからの給電の方が良い」っていう情報を拾いました。
なので、探すのはヘッドライトのケーブル。
一番簡単なのは、ヘッドライトのソケット近くから取って、フレームでマイナス線をアースさせる方法。
確かに簡単なんだけど、素人故のこだわりがそれを邪魔します。
一つは、出来るだけケーブルを共有しないてこと。
実際のところ、抵抗も少ないし、さほど問題ではないようなんだけど、リスクを分散する意味で、出来るだけ大元の分岐に近い部分から、電源を取る事を心がけました。
もう一つは、出来るだけオリジナルを壊さないこと。
線を切って加工したりすることなく、コネクターを追加する事で接続するようにしました。
で、まずは、タンクやサイドカバーなど、作業の邪魔になるものを外しました。

カバー類、タンクなどの外し方は、ヤマハのサイトで、トリッカーの取説PDFを見ればわかります。
このフレームは、セロー、XT-Xとも共通。
サイドのメーンフレームの間にエンジンを挟むのは、ロードバイクでもおなじみ。中央のバッテリー、キャブレター付近は、ケーブルも通らないくらい集積度が高いです。
マスの集中化は、近年のバイクの特徴の一つです。
目指すポイントは、ヘッドライトリレー。
マニュアルに依ると、前から2つ目のユニットであることがわかりました。


リレー関係は右側にあります。
この図は、透視してる?

テスターで調べると、エンジンが掛かってからオンになるのは、中程の青色の線であることがわかりました。
(写真で、ピンを刺しているところ。)でも、専用のプラグ。
さてどうしよう。
本来なら、挟み込むのみの簡易の分岐ジャックを使ってもいいんだけど、あの簡易さはイマイチ好きになれません。
バイクの場合、特に振動があるので、耐久性も問題じゃないかと思います。
かといって、しっかりバイパスしては、オリジナルが壊れます。
仕方ないので、善後策として、細い平板のコネクターをつけて、件のジャックの青色のコードの根元に押し込みました。
まぁ、おそらく振動で外れる可能性は大きいけど、断線箇所の見極めは早いでしょう。(笑)

はじめは、このタンク下の箇所探していました。
コネクター類を束ねる袋状のパーツ。
名前が「イカ袋」。
サービスマニュアルにそう書いてあります。
形がまさにそう。
大と小、灯火系とスイッチ系に別れてます。

1.は、汎用のジャックなので、2.の電源ケーブルのアース線を分岐ケーブルでつなぐことができました。
3.のヘッドライト用リレーからヘッドライトにのびる青い線の根元に、 nuvi250のオプション電源直結ケーブルのリード側(+)から、引っ張った自作のケーブルでをつなぎました。
実は、シガーソケットにするかどうか迷いました。
汎用性が高いのは、シガーソケットです。
ビデオなども搭載予定なので、一口は備えておきたいですが、
他の電子機器を使うシーンでは、ナビも必ず稼働させるを思われたので、後日の設置を目指します。

headlight.jpg
リレー付近の配線イメージです。

ユニットを収めたのはこの場所。
「イカ袋」の上です。
このスペースは、「具が詰まった」トリッカーでは珍しく空いているように見えますが、
実は、この部分のスペースを利用して、タンクが出っ張ってます。
なので、このレイアウトでギリギリ。
雨風にはさらされにくい場所であるけれど、
直下にエンジンがあるので、高温には注意です。

後は、ケーブルを適当に固定して終わり。
エンジンを掛けるとともに給電、止めると給電も停止します。
仮組で通電チェックはしていたので問題なしでした。

【ポイント】
・タンクやシート、サイドカバーなど、はずせる部分ははずしておきましょう。
・サーキットテスターは、必須です。安いものですから揃えましょう。
・慎重を期すなら、分解の折りに写真を撮っておきましょう。ケーブルの取り回しには順序があって、間違うと上手く収まらない事があります。
・配線バンドは、200ミリ以上の長いもの。
・ソケットレンチも延長ソケットがあるとラクです。

ま、こんな感じで、なんとか上手くいきました。
エレキ関係習得?(笑)
でも、途中で、部品の買い足しの為に、3,4度DIYショップへ往復したのは内緒です。

投稿者 aw@bitlog : 2008年07月07日 07:28

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