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2008年04月30日

日本の屋根を突っ切るの至福の全部入りルート

今回の大ネタは、木曾から高山へ続く361号通称「木曽街道」のルートでしょう。
茅野から伊那までの156号線、361号線のリレーは、見晴らしの良いところでは、絶えず残雪残る高山を望む、まさに日本の屋根を実感で生きるルートです。
しかも、クネクネの山岳から、開放的なカントリーロードまで、信号も車も少なく楽しめる絶好の「全部入り」の黄金ルートといえるでしょう。

杖突街道は、もう何度か通った知った道です。
茅野からは、奥多摩なノリのクネクネで、杖突峠まで一気に登りが続きます。
路面には、地元の走り屋さんのものと思しき、複数のタイヤ痕やら、タイヤの切れ端が見えます。
まぁ、そういう道という事でしょう。

峠を越すと、一転穏やかな道になり、杉林の中を緩やかに走ります。
ここから伊奈まで、徐々に人家が増えながら、緩やかなカーブの連続する走りやすい道が続きます。
元々交通量はかなり少なめですが、ほぼ全線追い越し可で、見通しの良い直線もあるので、
自分のペースを維持して走る事が出来ます。
東南の方向には、南アルプスが望め、伊奈が近づくと、駒ヶ岳山系の残雪が見えます。
道は穏やかだけど、風景は雄大で、良いペースで流すのが愉しい道ですね。

牧歌的だった152号線の風景も、361号には入り、伊那に近づいて標高が下がるにつれ、市街地の風景になってきます。
伊那から、19号へ続く361号は、権兵衛街道と呼ばれます。
以前は、権兵衛峠を越す狭い峠道でしたが、今は、立派な長いトンネルが通って、ラクチンです。

ここは、市街地を離れた高原にあるカレー屋さん「印度屋」
登ってきた伊那側をみると南アルプスが望める絶好のビューを見ながら、丁寧なカレー料理を味わえます。

なんとなく、建物につられてUターンして入りました。
明るく落ち着いた店内、センスのいい食器類、絶好の眺め、
何より美味しいカレーを味わえました。
地元の人も多く来ていたので、人気ありそう。
これからの立ち寄りが楽しみな店です。

19号線に入ってしばらく南下。
この区間は、19号線と361号線の重複区間です。
木曾町から、いよいよ361号線「木曽街道」の本領発揮です。

木曽街道に入るとすぐに広くてきれいな道が続きます。
でも、その割に車が少ないというか、ほとんど走っていない感じ。
ほとんど追い越し可能なんですが、峠まで3台ほど追い越した程度。
高山市まで抜ける最短ルートのはずだから、もう少し多くても良いはずですが、
その理由は、やはり峠。

中ほどの長峰峠に近づくにつれて標高が増し、幅員も狭くなります。
ワンボックスのファミリードライバーにはあり難くない道なんでしょう。
私のような者にとっては、実に美味しい道です。
残雪が残る御岳山の絶景を見ながら、クネクネを走れるなって、なんて贅沢な!

峠を過ぎれば、再び穏やかな下りが続き、熱くなった頭を冷やしてくれます。
で、油断していると、最後の高山市の手前で、ほぼ林道なカート道になります。
たぶん、ここが一番の難関?

もちろん私にとっては、一番のご馳走です。
対向車に注意を払わねばならないけれど、このクネクネが楽しいーーー!(^o^)
最後に、超美味しいデザートが出てきた感じですね。
こんな感じで、152号「杖突街道」と361号「木曽街道」のリレーは、かなり強力です。
高地では新緑はまだですが、残雪残る高山の絶景を愉しむのはGW中が最適でしょうし、
5月末であれば、新緑と深くなった緑の両方を愉しめます。

【361号線マップ】

【152号線杖突街道ムービー】180MB

【361号線木曽街道ムービー】95MB

投稿者 aw@bitlog : 2008年04月30日 15:37

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