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2006年12月14日

判決文って難解・・・

「ウィニー」裁判、判決要旨(asahi.com)

「実行行為の手段を提供して、ウィニーの機能として匿名性があることで精神的にも容易ならしめた客観的側面は明らかに認められる。」

む、むずかしぃ・・・。
判決内容はともかくとして、もっとわかりやすく言えないものですかね。
もうひとつ、判決内容はともかくとして、
「新しい技術を開発することが、どうして罪になる?」とか
「開発者は、あらかじめ起こる影響をすべて予想してから公開しろというのか。」
っていう被告側のコメントは、「なんだかなぁ」です。
論点をずらしてるし、開発者としての責任が見えてきません。

投稿者 aw@bitlog : 2006年12月14日 08:12

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コメント

どこか無責任な開発者の態度はあまり好きじゃないけれど、有罪にすべきじゃないと思っているのです。
変な例ですけれど包丁は簡単に犯罪の道具や凶器になりえるんだけれど、切れ味の良い包丁を作ったからと言って、その職人を有罪にはできないと思うのです。

投稿者 たまみ : 2006年12月15日 10:50

「包丁」の例は、よく使われていますね。
判決内容を見ると、
「包丁を作ったこと」のみを問題にしているわけではないようです。
「包丁」というよりは、むしろずっと犯罪に使われやすい、「拳銃」のようなものを、ただで誰でも入手できる場所に置いた事が問題であるということなのではないでしょうか。
もちろん、本人が「拳銃」を作った意図はないでしょうけど、「使えるものは、誰のものでも自由に使えたほうが、みんなが幸せになれるよ」みたいな思想の元に、このソフトを作ったように見えるんですが、どうでしょう?
この技術は大変に有意義なものだとは思いますが、
便利なものには必ず「副作用」が付きものです。
車にしても、乗員や歩行者を守るために、莫大な開発費をかけたり、その運用には厳しいルールが適用されているはずです。
そういった責任を飛ばして、自身の理想に突き進むと、問題をはらんでしまうと思います。
法律がついて行っていない感じですね。

投稿者 aw : 2006年12月15日 11:28

>「包丁」の例は、よく使われていますね。
そうなんですか。実は報道を殆ど見ていないのです。
著作データを勝手に公開してしまう個々ユーザーを取り締まる方法はないのですかね。
開発者は想像力が足らなかったって事でしょうか。悪用するアホなユーザーが居るだろうと対応しておかなければならなかったのかな。

投稿者 たまみ : 2006年12月15日 11:51

「匿名性」がキーワードではないかと。
ゆえに、著作権に違反することを行っても、特定できないんでしょう。
外野が「使う側の問題」とは言うでしょうけど、
開発者にはいって欲しくない言葉ですね。

投稿者 aw : 2006年12月15日 11:57

はじめまして、とっちさん。
違反者を特定できるんですね。
ウィニーの場合、被害が甚大なので、損害賠償などはすごそうです。
それにしても、もっと上手い運用の仕方はなかったのかと残念に思います。

「エアロツインマルチ」の掛け合い漫才、笑わせていただきました。(^_^;

投稿者 aw : 2006年12月18日 05:35

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