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2006年02月21日

主役はAT。主人公はMT。

mt_mt.jpg

結果的に、2台ともマニュアル車になってしまいました。
かつては、
「へぇ〜、“オートマ”なんだぁ」
って言われていたとおもったら、
今は、
「えっ!マニュアルなの?」
って言われます。

今や、搭載率は95%?
主役は完全にATです。
確かに、ATはお手軽だし、楽なのはわかってるんですが、
なんというか、「肌が合わない」感じとでもいうか・・・。

基本的には、「運転が嫌いじゃない」からでしょう。
通勤で使っていても、別に苦ではないです。
唯一困るのが、友達同士で遊びに行った時。
殆どの人が、ATだったり、普段クルマに乗らなかったりするケースが多く、
運転を代わって貰うことができません。
そもそもクルマの運転そのものを好まなかったりするので、
ハンドルを握って貰うのも気が引けます。

「不便なものはどんどん便利に、簡単になる。」

当然と言えば当然なんですが、
全てが機械任せになってしまうと、運転好きには退屈です。
突き詰めれば、映画『マイノリティーレポート』のように、クルマが勝手に動いてくれるようになるんでしょうけど、そうなるとクルマじゃなくて、“個人用電車”?

mt_mt2.jpg

殺人犯の嫌疑をかけられた主人公のトムクルーズは、このクルマに乗って逃れようとしますが、システム管理されたこのクルマは、自分では制御できずに、遠隔操作で引き戻されそうになります。
結局、マニュアル運転のスポーツカーで逃げ切ります。

“自動化100%”の時代にあっても、破天荒な主人公が活躍するのは、“マニュアル”です。
映画、『i.ROBOT』でも、クルマは“完全自動運転”。
しかしながら、主人公のウィル・スミスは、敢えてマニュアル運転を選択。
未来の高性能アウディーから、“緊急用の”ハンドルはニョッキリ出てきます。

mt_mt3.jpg

遠くない将来、こういわれるんでしょうか。

「えっ、自分で運転するの?」

"主人公”になりたいあなた、マニュアルはどうですか。(笑)

投稿者 aw@bitlog : 2006年02月21日 09:21

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コメント

バイクの世界までオートマ化が進んでるみたいです。
最近売れる二輪と言えば大型スクーター。そうATなんですね。
そして、メーカーではスポーツバイクまでAT化を計ろうという動きですね。なんだかそれでいいのかなって気がします。
元来、発達、発展というのは得るものがあっても失うものは無い、であって欲しいのですが。
簡単、便利とひきかえに楽しさを失う方向には進んでもらいたくないですね。

投稿者 路渡カッパ : 2006年02月22日 00:01

どーもです、路渡カッパさん。

AT化の流れは止められそうにないですが、
運転操作自体を楽しむ部分は残して欲しいですね。
全てが電子制御のクルマに乗ってると、
まるで、自分の運転がうまいかのような錯覚に陥ります。
高性能な大型スクーターで、かっ飛んでいく人を見かけることが多くなりましたが、“物理法則”は変わらない事に留意してほしいですね。

投稿者 aw@bitlog : 2006年02月22日 09:14

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