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2005年08月26日

待ってました!ロードスター、激辛見た目レポ

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というわけで、ロードスターです。
25日は、首都圏に台風直撃の折、発売されました。
はたして、「台風の目」になるか?
仕事で打ち合わせに行く途中、ついで近くのディーラーに立ち寄りました。
自分的には「待望の」ですが、展示車は地味なシルバーメタリック。
さらに、展示の仕方もあっさり、というか、なーんにも仕掛けがないというか、
いきなり「スカされた」感。・・・汗。
しかも、いきなり「写真取らせてください」といったせいか、説明員は距離を置いたまま、近づいてくれません。
カタギじゃないと思われたか・・・(^_^;

いきなり、テンションが下がってしまいましたが、
やっぱり、待ちに待ったロードスターを目の前にワクワク感は否めません。

【第一印象】
「ロードスター」というブランドにこだわったスタイリングのインパクトは、正直弱いです。
一見、少々弄った初代ロードスターに見えると言っても言い過ぎでないくらい。ホントに。
少し、落ち着いてみると、マツダが言う「オーバルデザイン」の形が見えてきます。
サイズ的には大きくなったらしいですが、前後を絞った樽型のデザインは、車体が締まって見えるため、サイズアップを感じません。
展示車の色の印象も大きいですね。展示車や試乗車は、もっと注目を引く派手な色にすべきですね。くどいけど。

【外観】
フロントノーズが高い」という意見を聞きますが、
たしかに「厚み」を感じます。
好き嫌いが分かれるところでしょうけど、この厚みは好きですね。
初代が、そのお手本となるロータス・エランのイメージを彷彿させていたのに対し、3代目は、うまく独自のスタイリングに昇華させていると思います。
このフロントノーズの厚みが寄与していることは間違いないでしょう。
最初に、「インパクトが少ない」と書きましたが、その理由のひとつに「まとまりの良さ」があると思います。
まず、造形がとても素直なこと。
マツダの造形は、伝統的にとても素直でバランスの良さが特徴でした。
細かな遊びを好まない、骨太な造形力は、内外にも評価が高いものです。
この伝統は、新型ロードスターにも生きています。
ディテールに凝らず、大きな面の動きで個性を与えている考え方には賛同出来ます。
ただ、イタリア車に見られるような、はっとする「意外性」や「ユーモア」が少ないように思います。
どこかに、予想を裏切るというか、想像を超えるというか、
そんな造形やアイデアがあるとずいぶんと印象が変わると思います。

【内装】
一見、ずいぶんと質感が上がった印象ですが、どうも外観ほど線の太さを感じません。
造形が細かくて、収束した感じがないですね。
ちょっとごちゃごちゃしてまとまりがないように思います。
樹脂の質感もイマイチ。
シボなどの扱いは悪くないですが、「中身が詰まった」感じがしないです。
コンソール上部やドアの内張は、見た目アルファ147のような「象肌」っぽいシボですが、いわゆるソフトパッドではないようです。
とくに、ドアの内張は、肘の部分など外側に押すと結構簡単に変形します。
これはちょっと印象悪くないでしょうか・・・。
ハンドルのアルミ風のパネルも×です。
アテンザの時も感じたことですが、いい加減、安っぽいラジカセのような樹脂を使うのをやめてもらいたいものです。
つか、おねがいだから、やめて・・・。
一見金属風でもさわればわかることくらいわかってるはず。
「カーボン風」とか「アルミ風」とか、そんな子供だましの処理は、貧乏くさいのでやめてください。
金属風」じゃなくて、「金属」にしませんか。
「軽量化のため」なんて詭弁はなしです。
だったら普通の樹脂加工の方がいさぎ良いってもんです。
同様にセンターコンソールや左右に続くつやのあるパネルなども、安易に豪華さ狙っただけでひらめきが感じられません。
埃にまみれることもあるから、「つや消し」になっちまいますよ。
せめて本物のアルミパネルを使ってくれれば、素材の魅力に助けられることもあるんですが・・・。
なんというか、「本物感」に乏しいです。
シートに座った感じは、視線が低くて、ショルダーが高い感じ。
狭いと言うよりは、タイトな感じで、「守られ感」はあります。
高速で走るときは、安心感につながりますね。
クルマを買った後、オーナーはほとんど内装を見て過ごしますが、
それが楽しい時間となるか微妙なところです。
質素でもいいから、本物がほしかったですね。
マツダさん、デザイナーさんにもう少し「豊かな生活」をさせてあげてください。
良い調度に囲まれて、良い音楽を聴いて、ゆとりある時間を過ごさせてあげてください。
お節介ながら、そんな風に思わずにはいられません。

【総じて】
試乗をする時間がなかったので、見た目とさわった感じだけですが、
初代を買えなかった私にはスタイリングはとっても魅力的です。
内装は、イマイチかな。
軽量化もわかりますが、「持つ喜び」の部分は大事にして欲しいです。
とっても良くできた量産型スポーツカーだと思いますが、
どこかにイタリア車のような「ひらめき」がほしいですね。
「良妻賢母」と「小悪魔」の違いとでも言うか・・・。
この手のスポーツカーって、「小悪魔性」って大事かなーと思います。

【で、買い?】
けっこう厳しくチェックしましたが、正直欲しいか?と聞かれれば、
見た目だけでは、まだわからないですね。
でも、どうのこうのいっても、これだけ開発するのが楽しかったたクルマは少ないだろうと思います。
開発者の想いアリアリみたいな。
そういう心意気を感じ取れる数少ない国産車だと思います。
今の御時世、こういった用途の限られた車に乗るのは贅沢な事です。
それを一度は味わいたいですね。
その前に、試乗しなきゃ・・・。(^_^;

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足元がしっかり見えます。
やっぱ、17インチか?

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スペシャルのメッキ仕様のほうが好み。

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けっこうタイトな感じですが、シートが低くなったことも関係していると思われます。

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やっぱり、リングが目立ちすぎ?
真面目すぎで無機質。
遊びというか、ウィットが欲しい部分。
点在する金属風のプラスティックは、痛い。
可能であれば、すべて本物の金属パネルに差し替えたいところ。

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この「アーチ」も気になる造形。
ぶっちゃけ、インテリアは期待以下。
外観同様の「骨太な」造形は出来なかったか・・・。

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このレバーを引くと、「カチッ」という音とともに、ロックが外れて幌が浮き上がります。
それを手で引き上げるのは容易です。
しまうときは、畳んだ幌を押し下げると、やはり「カチッ」という音と共にロックされます。
かつてMGミジェットで苦労していたのがウソのよう。幌の開閉に関する質感はとても高く感じました。

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幌をかけた時のロックは、ここの1カ所のみ。
操作感も良いです。

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このスキマ、気になります。
停車中に、きっとゴミを入れられます。
雑誌なんかを差し込んで、幌を上げるときに慌てることあると思います。
カバー付けませんか?マツダさん。

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もう少し「思わず見とれてしまう」ってーのは無理だったでしょうか。
親しみやすくはありますが、我を忘れてついて行ってしまうことは、ありそうにないです。
仮に自分の前に割り込まれても、つい、ワクワクドキドキ見とれてしまう「ヒップ」に仕上げてほしいです。

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ダブルヒンジは当然ですが、ヒンジの処理をもう少しうまくできないでしょうか。
出来立て」みたいな感じです。
モールドで隠すとか難しくないと思いますが。

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このさえないカタログは・・・。
全然zoom-zoomじゃないんですが。
こんなんでいいんですか、マツダさん!
【追記】
カタログは、後日の試乗の折、別の厚手のものがあることが判明。
最初にもらったものは、「簡易版」だったようです。
しかし、それにしても、「ぱっとしない」体裁。
もう少し、「プレミア感」あるもの期待します。
ロードスターは、もうすっかり「ブランド」なので、
日産がやっている「マーチグッズ」のような、プレミアグッズ作れば売れるのに・・・。

投稿者 aw@bitlog : 2005年08月26日 17:45

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