« 庫内温度計 | メイン | 冷蔵庫の修理 »

2015年06月08日

鹿肉カレーの試作

ポトフ改造スープカレーは何度も作ってますが、家庭のカレーの域を脱する案を思いつかないので、とりあえずネットで見つけたレシピを試すことにしました。
肉は鹿肉一筋。
ポトフの奴は、手羽先とかベーコンやら加えてましたが、個性を出す為に「ジビエカレー」の方向を探ってみたい為です。
鹿肉100%!たっぷりキノコのカレー」ここのレシピはジビエ感たっぷり。
手間はそれなりにかかりそうだけど、兎に角作ってみました。

前日に猟師の軍曹から「獲れたからこい」って電話をもらったので、いつもの解体場所に行って解体を手伝いました。
でもらったのが、背身2本、肋、前脚と後脚。
さっくり言えば、鹿半頭分です。
一応血抜きはされてますが、まだ残っているので、こうして一晩吊るします。
今回は若い雌鹿でしたが、コップに半分くらいの血が抜けました。
場所が無かったので、仕込み所玄関の土間で吊るしたけど、来客でもあればびっくりするでしょうね(笑)。

フォン・ド・シュヴルイユっていうフォンドボーを作ってます。
鹿の背骨を使ってます。
最初にオーブンで少し焼いて、臭み消しをして香ばしさを加えます。
香味野菜とトマトも入ってます。

鹿肉は、スネ肉ともも肉を使いました。
いつものように下茹でで灰汁をとりますが、そのあと、少し肉の存在感を出す為に、バターで焼き入れを付け、赤ワインとホールトマトで優しく煮込みます。
肉の臭み消しと柔らかくするなど、お肉を美味しくする行程ですね。
今回は若い雌鹿だったので、下茹でじゃなくて、一晩マリネするほうがよりお肉の存在感が出るかも。
次回チャレンジですね。
よろしく、軍曹殿。

今回のカレーの具材は、野菜のみじん切りとキノコ。
メインはキノコですかね。
鹿とキノコ。山のカレーですね。
スパイスも色々組み合わさっています。
味は、なかなかスパイシーですが、甘味、辛み、酸味、香りが複雑です。
これならジビエカレーで売れそう。
今、仕込み所に来ると試食出来ます。

投稿者 aw@bitlog : 2015年06月08日 13:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/4161

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)