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2014年12月04日

扉ラッチ、完成&試作

ガスボンベの収納庫のラッチが完成しました。
使った部品は、スガツネ フラッシュパネルラッチ_LJ-61
この製品は、適応板厚が12.5~22mmである事と、加工が丸穴を開ける事だったことが決め手でした。
ちなみに丸穴の径は50mm。
そんなホールソーは持っていないし、あってもホールソーではキレイに切れないので、ジグソーで開けたと、木工用のヤスリビットで整えました。

内側。

受け座。

内側から付属の固定座をビス止めして固定しますが、固定座を裏返す事で幅広い板厚に対応するようで、なかなか合理的な設計です。
ただし、樹脂製であるので、強度を必要とするケースには不向きかも知れません。
リターンスプリングの強度は、パッキンを押し込むような今回の使用にはやや足りなかったようで、しっかりと板を押し込まないと、ツメの戻りが浅かったりします。
まぁ、圧力をかけるタイプではないので仕方が無いですね。

隔壁ドアのラッチは、自転車用のクイックリリースの流用で試作を進めていましたが、土壇場で、「どうせ自作するなら理想を追求しよう」って温めていたアイデアの試作をしてみました。
これは、現状の把手を利用するアイデアです。
1っ箇所になって密閉性の確保にはやや不適ですが、見た目的には完璧なアイデアです。
構造もシンプルなので、作りやすいのも良いところです。
風邪で外に出られない折りにイラストレーターで図面を引いたら、なんとかいけそうだったので試すことにしました。

アルミのチャンネルの代わりに、角材で保持します。

リリース時。

ロック時。

実際の場所にあてがってみます。

ロック時。
予想よりも締結力があるようで、レバーを抑えていなくても、しっかりと板を押さえ込んでいます。
なんというか、案ずるより産むが易し?
柱をくわえこむので、受け座の加工は要らないし、締結力の調整もツメの部分の加工のみなので、なかなか良さそう。
加工も難しくはないので、このアイデアを採用することにしました。
さーて、もう一息だ!

投稿者 aw@bitlog : 2014年12月04日 12:52

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