« アルミサイレンサー修理完了 | メイン | 春キャベツと鶏胸肉のスープ煮 »

2014年05月15日

厨房で入り口の改良

天板以外をまとめて製作した厨房の出入り口ですが、
実際の使用で、少々使いづらい事がわかり、別案で進めることにしました。
天板を外すところはまでは同じだけど、腰板は横ヒンジにより開閉し、作業台はヒンジにより上に跳ね上げることにします。
ゴミ箱には強度は要らないので、既存の樹脂製品を利用するか、もしくは肉厚の薄い合板で別途製作します。
この方式だと、立体的なスペースを取るのはゴミ箱のみになり、腰板や作業台は外し必要がなくなるので、出入りのし易さはまずまずです。

先ずは、試作です。
使えそうな蝶番を、同じ条件で取り付けてみて、問題の有無を検証します。
調べた結果、扉の肉厚か薄いので、頑強なヒンジの取付には向かない事がわかりました。
で、少々華奢ではあるけど、出っ張りも少なく見た目も良い「フラット蝶番」なるものを見つけました。
扉の素材は「ランバーコア」という、反りが少ないけど、心材が柔らかい合板なので、カンナなどで溝などが掘れません。仮に無理をして掘ったとしても、強度が落ちます。なので、蝶番は、彫り込みを入れずにそのままビス留めしたいので、1枚の板厚のみで済むフラット蝶番を選びました。

ドア側は柔らかいファルカタ材刺さるので、ビスはあっさりねじ込めますが、回しすぎると空回りしそうです。

ヒンジ部分の彫り込みも入れたので、見た目は目立たなくてスッキリしてます。
隙間も蝶番の肉厚のみで期待通り。
ただ、如何せん、蝶板の強度が不足気味で、早晩ガタが来るのは間違い無さそう。
なので、もう少し強度のある蝶番にすることにしました。

今度のは、肉厚もヒンジの径もあって強度がありそうです。
ビスも、3mmから4mmになって、3カ所で固定します。

ただし、フラット蝶番ではないので、隙間が大きくなります。
これはいただけません。

精度のある落とし込みをするのは困難なので、逆に隙間を埋める事にしました。
扉の厚みと同じ15mm幅で厚み3mmの檜の板材があったので、それをあてがうと、隙間が1mm程になりました。
これで行く事にします。

余った蝶番で、作業台のヒンジの試作も行いました。
こちらも、もう少し強度のある蝶番でいけそうな手応えでしたが、跳ね上げた時に、上の天板の受け部分が邪魔になって、若干出入りがし難くなることがわかりました。
ここで、作業台をヒンジで跳ね上げる案は断念しました。
上の天板と同じく、取り外し式に決定です。

なので、こんな具合。
ズレ防止の溝は、リブにオイルフィニッシュをする為に取り外す際に入れ込みます。

速攻、扉も取り付けてみました。
先に、扉に蝶番を取り付け、現物合わせで位置決めをして、ドリルで下穴を開けた後、ビスで固定したら、ほぼ狂い無く固定出来たのは予想外でした。
付属のビスは、約20mm程の掛りの少ないタッピングビスのようだったので、30mmのスリムスレッドに変更して、締結力を増しています。

そんなわけで、厨房出入り口扉の完成です。
おっと、まだ完成じゃないですね。
一旦外して、隙間埋め用の板材を貼り、ニス塗装後、キャチャーを付ければ完成です。

投稿者 aw@bitlog : 2014年05月15日 10:44

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bit-motors.com/~artworks/mt/mt-tb.cgi/3924

コメント

試行錯誤の連続ですが、結果「OK」のようですねっ!

私は例の風邪とゴールデン・ウイーク初日より奮闘していましたが・・・昨日までは市販の常備薬で過ごしていたのですが、とうとう高熱でダウンと相成りました・・・
支払額は¥5.000円程度です。とんでもなく高額な医療費にビックリですわっ!今後、病院に行くのは躊躇してしまいます。
1割負担の時代が懐かしい・・・(まっ、その結果なんですけど・・・)

投稿者 ケセラセラ : 2014年05月15日 13:43

たぶん同じ風邪だと思うんですが、なかなか質が悪くて、市販薬で治るレベルじゃないですね。
私の場合は、熱はそれほど出たように思わなかったんですが、喉、鼻の炎症が耳にまでいったみたいで、三半規管の狂いからか、めまいの症状が出て気持ち悪かったです。
治療費はやはり高くて、薬の処方だけで千円ですからびっくりです。

カフェバスは、本当に試行錯誤の連続ですよ。
それを『面白い』と言えないと、やってられないです(笑)。

投稿者 aw : 2014年05月15日 16:06

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)